稼働出来る日数は、残すところ5日。
負債額は53K。
一日で取り返せない額ではない。
二日あれば十分巻き返し可能である。
だが。
フラフラと、軸が定まらないままここまできたのである。
自信を持って攻められるお店も、気合い満点で並びたいイベントもない。
そんな状況の中で後五日・・・
どうなる事やら。
では、第430話をご覧ください。
迷いが透けて見える
4月26日
この鉄則がある中、残り5日で-53K。
痺れる状況である。
冷静に努めようとしても、思考が「正解」に辿り着けないかもしれない。
本人は至って真剣そのもの。
その時、その時で、どうすれば勝てる確率が高いか?
どのお店が、高設定を掴みやすいのか?
どの台が高設定なのか?
グルグルと脳内を駆け巡りながら、一生懸命に考えていた事だろう。
だが、しかし。
この日の収支表を見ると、迷いに迷っている姿が浮かび上がってくる。
今、17年の時を経て見返してみると、明らかに「不正解」としか言えない。
お店選びも、機種選びも、納得出来ないモノばかりだ。
今日の稼働内容は、機種数も多く(延べ)、細かい移動を繰り返している為、詳細は割愛。
最後の一覧をご確認頂き、強いプレッシャーの中、迷走し、右往左往しながらスロットを打っている青年の姿を、感じ取って欲しい。
まず、朝イチからしておかしい。
以前から、お客さんが少なく、閑古鳥が鳴いていると言っているJ・I店の花火からスタートしている。
ここはラッキー&ボギー店近くのお店。
両店に打つべき台が無い時に、ハイエナ出来る台を探しに来るお店。
そんなお店で朝イチから花火・・・。
当然、何かしらのイベントをやっていたのだろうが、そんな所に期待を寄せてしまう時点で、判断が鈍っていると言えよう。
勿論、減算値判別に合格する事はない。
その上、花火が低設定に終わったにも関わらず、その後、ネオプラと大花火を打っている。
年に一度の大イベントだったろうか?
それにしてはお客さんが少ない。
共に少額の負債で済んでいる事は幸いだが、運良くすぐ当たって、すぐさまペロリと食べられたのが関の山だったのだろう。
今もって、朝イチからJ・I店に行っていた事が信じられない。
この後はラッキー&ボギー店に戻り、ここからは大迷走。
両店を行ったり来たりしながら、設定狙い、ハイエナ狙いと、打ち散らかす。
しかも、この後に及んで、まだネオプラを打っているところが痛々しい。
一月に出した万枚が忘れられないのだろうか?
都合、3店舗で7機種(延べ)を打ち散らかし、この日の稼働は終了。
負債が小さかった事だけが救いだが、この状況でこんな稼働内容しか残せないのならば、引退した方が良いのかもしれない・・・。
店舗 | 機種 | 収支 |
---|---|---|
J・I店 | 花火 | -4K |
ネオプラネット | -2K | |
大花火 | -1K | |
ボギー | ネオプラネット | +5K |
キングパルサー | -4K | |
ラッキー | 海一番 | +6K |
キングパルサー | -4K |
小計 | 月間計 |
---|---|
-4K | -57K |