こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第101弾「海一番」の登場です。
言わずと知れたパチンコの名機「CR海物語」のパチスロ版。
個人的には、
「正直どうよ」
と、思っていましたが、市場的にはまずまず受け入れられてた印象があります。
僕自身はそれなりの回数打ちましたし、結果を残す事も出来ました。
中には、毛嫌いして打たなかった方もいらっしゃるのでは?
どんなスロットだったのか、早速振り返っていきましょう。
基本情報
■メーカー
山佐
■発売時期
2003年3月
BIG | REG | 機械割 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/242.5 | 1/2424.6 | 97.5% |
設定2 | 1/228.3 | 1/2282.5 | 100.5% |
設定3 | 1/225.4 | 1/2253.7 | 103.0% |
設定4 | 1/220.6 | 1/2206.1 | 106.3% |
設定5 | 1/208.3 | 1/2083.3 | 109.4% |
設定6 | 1/205.7 | 1/2056.6 | 112.3% |
タイプ
本機はストック機。
内部的に成立したボーナスは全て一旦内部に貯められ、所定の条件を満たせば放出される。
ボーナスはBIGとREGの2種類で、BIG時の出玉は約400枚程。
ボーナスの特徴としては、REGが搭載されているものの、その確率は上記の通りかなり低い。
超が付く程の、BIG偏重型となっている。
パチンコからの移植
本機は、パチンコの名機「CR海物語シリーズ」をパチスロに移植した機械。
その為「パチンコCR海物語」を忠実に再現しようとしている。
盤面右に設置された液晶画面内では、横スクロールに絵柄動き、泡演出や魚群演出などが繰り広げられる。
そして、パチンコと言えば、
「確変」
昔のパチスロでは到底再現不可能だったこの「確変」も、ストック機能を使う事で、上手く再現されている。
パチスロとしての面白さは別にして「パチンコをスロットに移植」と言う観点から見れば、非常に考えて作られており、流石は山佐と言ったところ。
モードタイプ
ストック機と一口に言っても、様々なタイプがある。
本機は「モードタイプ」
海一番のモードは全部で7つ。
他のモードタイプ同様、ハマリモードや、連チャンモードがあり、各モードのボーナス放出率と移行率で、いわゆる「波」を形成する。
詳細
各モードの名称やその特徴。
また、移行率やRT解除率などを書き連ねる・・・普通の機種紹介だし、僕自身もそうして書いてきたのだが、それって需要があるのだろうか?
2020年現在打てる機種でもないのに、そんなに詳しい数字を誰が求めているのか?
そう思ったのは、前回の旋風の用心棒の回が、自分で読み返して超絶面白くなかったから。
ですので、詳細な数値が知りたい方は、他のブログをご参照下さい。
ここでは、個人的なイメージと立ち回り方法などを書いていく事にします。
特徴
RTの解除は、ゲーム数&リプレイ解除がメイン。
モード移行は、大半は通常と確変を行き来し、たまに、確変準備モード(ハマリがきつく、BIGが当たればほぼ確変へ移行するモード)や、連チャンor爆連モードに移行する。
BIG中のハズレ確率に設定差はあるが、基本的に設定推測は難しい部類に入る機種。
「確変」モードに入ると、天井が37ゲームになる。
コレが確変の正体。
通常の天井は1,316ゲームで、ほぼ確変が確定。
また、次回放出ボーナスがREGの場合、天井が227ゲームとなる為、228ゲーム以降は必ずBIGが放出される。
REG放出の場合、ほぼモード移行はしない。
確変中にREGが放出されても確変は終わらないので、一応は引き得の恰好となる。
ちなみに演出は、基本的にはパチンコの海。
パチスロにするにあたり、それなりに工夫はされていたが、三洋への配慮?なのか、独創性はほぼなし。
お世辞にも「面白い」と言える代物ではなかった。(100%銀猿主観)
立ち回り
個人的にはハイエナ一本だった。
ハマッいる台をハイエナして、確変が終わるまで打つだけ。
基本的に36ゲームで「スパッ」とヤメる事が出来るので、分かり易いし、勝負も早い。
設定変更後は、約1/3の確率で引き戻しモードに移行。
引き戻しモードは、天井が164ゲームになるので、早い当たりが期待出来る。
しかし、設定変更が確定していても1/3。
しかも、164ゲーム回すのに約5K程度必要なので、それ程有効な狙い目だとは、個人的には思えなかった。
海物語を再現した機種だけに、割と「ヌルい」お客さんの層が打つ事もあり、ハイエナは比較的し易い環境だった。
僕自身は、この機種だけを追う事はしなかったが、ハイエナだけを徹底する立ち回りならば、主軸の一つして据える事が出来た機種だろう。