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こんばんは!銀猿です。

二年目に突入したパチスロ専業生活も、十ヶ月目となる2002年10月に突入。

僕が稼働していた地域では、この当時等価のお店はなく、6枚~7.6枚交換店が殆ど。(主流は7枚)

そんな中、イベントや札台狙いと言った立ち回りをメインにパチスロを打つ毎日。

収支作りに苦心が続く2002年10月。

花火で10万両近くの勝利を収め、やっとホッと一息つけるかと思いきや、地味に連敗が続き、またもや暗雲漂う雰囲気が流れる。

残り一週間で、収支は+80K。

なんとも心許ない数字。

どちらに転んでもおかしくない状況だが・・・。

では、第300話をご覧下さい。

 

 

納得の勝利

 

 

10月24日

今日は朝からクレイン店へ。

この日、クレイン店は新台入替初日。

狙いは新台ではなく、朝イチから刺さっているだろう「456」札。

メールの感じからそれなりの数が入りそうなので、まずはソコから。

10時開店。

新台のシマへ流れる先客たちを後方から確認し、裏ルートから回っていくと、全くもって予想していなかった、サラ金に「456」札が刺さっている!

当然即座に抑える。

台を確保した後、店内を一周してみるが、札台は全部で6台。

予想より少なかった。

コレが「5or6」札ならいざ知らず、設定4込みを考えると、ソレ程でもない?

まぁ、その分「値打ちが高い」可能性もあるので、期待しながら打ってみようか。

サラリーマン金太郎

言わずと知れた爆裂AT機である。

なかなか根拠を持って攻める機会が無い台だけに、少々気合いを入れて立ち向かう。

無論、期待するのは設定6。

5でも全く文句はない。

4だと・・・打てるのは勿論打てる機械割だが、7枚交換のお店だと、初期投資がかさむと厳しくなる。

「まずは早めの喰い付きを」と、願っていたら、初BIGを6Kで引く快調な出だし。

しかも、そこから数回BIGが繋がった後、待望の金太郎チャンス降臨!

が、コレは単発。

それでも、少ない投資で出玉を確保する展開。

いきなりの巨額投資から始まり「取り戻す為だけのスロット」と、ならずに済んだ事は良かった。

そんな快調なスタートを切った金太郎だが、ここからは、何故かAタイプのような展開。

あまりにBIGが引けるので「設定6か?」と、思いたいところだが、高確と思わしきタイミングで引いた純ハズレからの、金太郎チャンス突入率が悪い。

設定6なら1/1.28やろ?

目の前の台は、現在おそらく1/4と、設定3以下の数値。

流石に6はなさそうだ。

それでも、持ちコインがある以上「全ツッパ」なのだが、そんなにBIGが続く訳もなく、夕方には全ての出玉がノマれてしまう。

2度入った金太郎チャンスが、共に単発10ゲームだったのが痛かった。

この時点での推定設定は、戦前から予想していた通りの4。

それも、お店の札を信じてのもの。

札がなれれば・・・全く分からん!

ここで続行かどうかを考えるべく、店内を一周。

すると、大花火の札台が空き台になっている。

朝イチに「456」札が刺さっていた台ではない。

後から札が入った台だ。

札の内容からすると、設定3以上確定を謳っている。

ポチッとボーナス確率を確認すると、悪くない・・・いや、良いっ!

1/300を少し超えた数値。

設定4と5の中間、やや設定4寄りと言ったところ。

自分が打っている金太郎は、お店を信じれば設定4以上確定。

こちらの大花火は、お店を信じれば設定3以上確定。

普通に考えれば、金太郎を打つのが正解?

だが、打っている感触から、金太郎は「あっても4」

対して大花火は「設定3かもしれないけど、4の可能性は高いし、5の可能性もある」

皆さんならどうしますか?

僕のこの時の判断は「迷わず移動」

「限界」が見えている金太郎より「期待」が持てる大花火を選択。

当然、捨てた金太郎が、夕方から「猛爆」する可能性は多分にあるものの、この身は一つ。

自分の、確率や設定に対する考え方からイケば「移動」一択。

結局、この時はこの移動が「吉」と出た。

夕方からにしてはまずまずの収支を叩き出し、金太郎の負債を余裕で回収。

収支的にはそれ程でもなかったけれど、自分の中では「納得」の勝利となった。

 

 

店舗 機種 収支
クレイン サラリーマン金太郎 -6K
大花火 +29K

 

 

※一言コメントなし

 

 

小計 月間計
+23K +103K

 

 

第301話に続く

 

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