このエースである2機種しか打っていないにも関わらず、-57Kとよもやの惨敗を喰らってしまった。
正直、あまりにも痛すぎる敗戦に、心が折れかかっていた。
だが、時間は残されている。
まだ諦めるには早い。
自分で選んだ道である。
最後の最後まで、ベストを尽くして戦おう。
では、第478話をご覧ください。
望みが繋がった
6月26日
今月の収支は、現時点で-84K。
何度も書くが、月間収支がマイナスに終われば、即引退がマイルール。
一日だって無駄に出来ないハズだが、前日は所用の為、稼働は無し。
貴重な一日を失ってしまった。
元々決まっていた予定だから仕方ないが、焦りに拍車が掛かった事は間違いない。
休み明けの今日は、こんな時に何だが新店に参戦。
向かったのは、N・E店という小さめのお店。
この店に来たのは、以前にこのブログに出てきている、高校の先輩であるY氏の情報によるもの。
何やら、毎週木曜日はイベントを開催しており、猛獣王やネオプラに設定6を使ってきているとか。
ネオプラはともかく、猛獣王の設定6は丸分かりである。
ここはその情報信じて、勝負に出てみる。
どうせ、普段通りにやってきて結果が出なかった身である。
やけくそになった訳ではないが、いつもと違う点に活路を求めてみるのも良いだろう。
初めて行く店にしては、少し早めとなる30分前に到着したが、先客が5名。
先輩の話しだと、イベントを「告知していない」との事だったが、常連さんには周知の事実と言う事だろう。
狙いの猛獣王は5台。
一人でも他の機種や、パチンコに流れてくれればOKだ。
そう思いながら開店と同時に猛獣王のシマに向かったのだが、ものの見事に全員が猛獣王に着席。
あらら。
皆さんよくご存知なのね。
ここで、すぐさま他店に向かう事も考えたのだが、このお店は、普段通っているお店とは、丸で逆方向に位置している。
それに、ここまで来て、何も打たずに帰るのもどうかと思うので、一応は二番手で考えていたネオプラを打つ事にした。
情報では、ネオプラにも設定6が入っていたとの事。
だが、その情報が「メッチャ出てたから多分6」という、と~っても信憑性が薄い事が気がかり(苦笑)
先輩は悪い人ではないが、スロットが上手い人ではなく、スロットが好きな人。
悪気がない事は確かだし、猛獣王の設定6の話しは本当のようだし、猛獣王の動向も確認したいので、ここは騙されてみよう。
お店の癖は分からないが、履歴から凹んでいる台を選択し、いざ勝負開始。
猛獣王を気にしながら打ち始める事4K。
チェリー解除からBIG降臨。
投資が少なくて済んで、まずはホッと一息。
そして、ここから良い感じでボーナスが出てくる。
あまりハマる事なく、大きな連チャンはないものの、確実に出玉を増やしていく。
だが、僕の心は踊らない。
何故なら、そのボーナスの殆どが、リプレイ解除とチェリー解除によるものだから。
特にチェリー解除は強く、明らかに確率以上に解除している。
それでも、出玉があるうちは追っていたが、14時過ぎに「流石に高設定はない」と、自分で判断出来た事と、この時点で「猛獣王に6がある事が確認出来た」ので、スパッとヤメる事に。
猛獣王に設定6が確かに入っていた。
この事実を確認出来ただけでも、収穫はあった。
N・E店を後にして、向かった先は王様店。
厳密に言うと、ラッキー&ボギー店に向かったのだが、その途中で、王様店に立ち寄った。
この日、王様店でもイベントをやっていた事は知っていた。
だが、最近状況から、N・E店を優先した経緯がある。
通り道なので、状況を確認するぐらいは良いだろう。
と、この何となくの行動が、思わぬ幸運を呼び込む事になる。
入店すると、光景はいつもと変わらず。
花火も「何となく」回されている。
まだ当たっていない台もあったので、少しぐらい打診してみようかな?とも思ったが、普段と違う光景を発見したので、考えが変わった。
今までに見た事がない札が、何台かに刺さっている。
コレが、朝からなのか、途中からなのかは分からないが、刺さっている。
内容はやや抽象的だが、高設定を示唆しているモノのようだ。
う~ん。
最近の王様店の状況を考えると、飛びつく代物でもないだろう。
だが、今までにない事をしてきている点は気になる。
今朝だって、新しい事に挑戦して新店を発掘する事が出来たし、ネオプラだって勝っている。
そんな思考を駆け巡らし、結局は、一勝負する事にした。
座った台は「氷牙王(スノーキング)」
初お目見えの台である。
選んだ理由は、導入されてそれ程経っていないから、である。
発売日はもっと以前だが、王様店に入ってきたのは最近。
ならば、お客さんをつける為にも、見せ台が必要ではないか?
それに、ロデオ製だし、一度ぐらい触ってみても良いだろう。
こんな機会でもなければ、二度と打たないかもしれないのだから。
と、まぁ、自分の行動を無理矢理正当化する理由をつけて、打ち始めた訳だが。
コレが前述通り幸運の始まり。
サクッと当たったかと思うと、あれよあれよとコインが増えていく。
正直に申し上げると、どんな展開だったのかは、全く記憶にない。
ただ、この当時、何の予備知識もなく打つ事はあまりなく、自分なりにある程度解釈は出来ていたハズ。
なので、ゲーム性を楽しみながら、そして設定推測をしながら、あーでもない、こーでもないと言いながら打っていた事だろう。
結局、この氷牙王(スノーキング)を最後まで打ち切って、この日の稼働は終了。
初打ちとなった氷牙王(スノーキング)の収支は+44K。
札台と言う根拠があるにはあったが、コレは完全な運勝ち。
もっと言えば、朝のネオプラだって、良くて中間設定の台で運勝ち。
何の自慢にもならないし、褒められた内容ではない。
だが今は、勝つ事だけが至上命題。
「勝ち方」なんてクソ喰らえだっ!
一昨日は絶望的に思えた状況だったが、望みが繋がった。
店舗 | 機種 | 収支 |
---|---|---|
N・E店 | ネオプラネット | +20K |
王様 | 氷牙王(スノーキング) | +44K |
小計 | 月間計 |
---|---|
+64K | -20K |
第479話に続く