君がここまでやるとは！　パチスロ専業者編　第282話

 

 

こんばんは！銀猿です。

二年目に突入したパチスロ専業生活も、九ヶ月目となる2002年9月に突入。

僕が稼働していた地域では、この当時等価のお店はなく、6枚～7.6枚交換店が殆ど。（主流は7枚）

そんな中、イベントや札台狙いと言った立ち回りをメインにパチスロを打つ毎日。

勝率は好調。

収支はまぁまぁ。

の、9月。

ここまで一回しか負けていないのだから、悪い訳はない。

ただ、その負けが、自身の寝坊によるものなのが、とってもいただけない。

それと、贅沢は言えないが、勝率に比べると収支の伸びがもう一つなのもシックリこない。

ここらで「ガツンっ！」と、大きな勝ちを掴めば、乗ってイケそうなのだが。

では、第282話をご覧下さい。

 

 

振り回された一日

 

 

9月13日

今日も朝からクレイン店へ。

狙いは、イベント台のサンダー。

金曜の朝。

この店のサンダーに、平日の朝からお客さんが押し寄せる訳もなく、労せずして狙い台を確保。

長らくサンダーの高設定を掴めていない気がする。

久しぶりに、終日ジックリ雷小僧と戯れさせてくれないだろうか？

お目当ての台の挙動は、どうにも微妙。

喰い付くまでにそれ程投資が掛かった訳でない。

BIG中のハズレ確率も「悪い」とは言えない数値。

最近よく遭遇する展開なのだが、この流れと数値だと、基本的に飲まれるまで打つ事になる。

何処かで「分かり易く」なってくれれば良いのだが、この日も、ずっとどっちつかずのやじろべえ状態。

コインも増えない。

低設定と断言出来ない。

で、ダラダラと打たされてしまう。

夕方を過ぎても状況は変わらず、持ちコインはチャラ線付近をいったりきたり。

BIG中のハズレ確率も、相変わらずどっちつかず。

18時過ぎ。

どちらにせよ、設定5・6ではない事はほぼ確信出来たので、他に打てそうな台がないか店内を徘徊。

バベルの天井が狙えそうな台でもあれば、喜んで移動しようと思っていたら、目に飛び込んできたのは、結構ハマッている、キンパルの札台。

普段ならそれ程食指が動く台でもないのに、この時はサンダーをヤメる理由を欲していた状態。

何となく勢いでタバコを投げ入れ、そそくさと、雷小僧から蛙に鞍替えとなった。

が、結果だけで言えば失敗。

微妙に浮いていたサンダーの勝ちを、キンパルで浪費して終了。

サンダーのハズレ確率に振り回された一日だった。

 

 

店舗	機種	収支
クレイン	サンダー	-10K
	キングパルサー	+2K

 

 

 

 

 

君でガツン！とは

 

9月14日

今日は、行くお店を随分と悩んだ。

クレイン店のイベントがAT機対象だったので、久しぶりにファースト店へ行こうかと考えたのだが・・・。

そのファースト店とて、別にアテがある訳ではい。

ただ、状況確認がてら、顔を出してみようかと考えただけである。

朝起きてから決めようと思い、起きてから決めたのはクレイン店。

あまり深追いせず、AT機を軽く触ってから、ダメならファースト店へ行く事にした。

まぁ、至って普通の思考である。

乗り気じゃないのに来たクレイン店。

AT機がイベントだが、さて、何を打つか？

獣王にはめっきり6が入らなくなった。

サラ金、アラジンの爆発力は当然魅力だが、コレと言って狙いが立つ訳ではない。

と、言う事で、座った台はデストロイヤー。

選んだ理由は、この店でバベルを打つのと同じ。

あまり人気がない機種なので、お店としては設定を入れて「お客さんをつけたい」と、考えているのでは？

と、これまた至って普通の思考で選択。

あまり深追いする気はないので「一度当ててダメなら即逃げる」ぐらいのスタンスで打ち始めたのだが、コレがまさかの大当たり。

初BIG後にあっさりATに入ると、その持ちコインで次のボーナスへ繋がり、そしてそのまま快調に出続ける、極上の展開。

途中「ヤメようかな？」なんて考える暇もなく、終始順調に出玉を伸ばし、閉店近くまで何のストレスもなく打ちきる事に成功。

ジェットカウンターにコインを流し、出てきた数字は8,000枚オーバー。

まさか君で「ガツンっ！」と勝つとは、思いもしなかったよ。

 

 

店舗	機種	収支
クレイン	デストロイヤー	+121K

 

 

 

 

 

第283話に続く