スロッターの悲哀【泣ける一句】　パチスロ専業者編　第117話

 

 

こんにちは！銀猿です。

十一ヶ月目に突入したパチスロ専業生活。

過去最高の成績を叩き出した10月から一転、11月に入ってから、一向に調子が上向いて来ない。

「調子」と言うよりも、立ち回りが定まっていない事が原因。

前月は「一撃」狙い的な動きがことごとくハマリ、不当に大きく勝ってきただけであった。

それは自分でも感じていたし、

「このまま上手くいく訳がない」とも思っていた。

だが、その状況を打開する為の「現実的な動き」が出せずにおり、そのツケが回ってきているのが、今の現状である。

「月間収支がマイナスを刻んだら即引退」

辞めたくなければ、勝ち続けるしかない。

では、第117話をご覧ください。

 

惨敗・・・そして新店を求めて

 

 

11月9日

朝からファースト店へ。

今日の狙いは花火。

毎度の事ながら、凹み台の上げ狙いで二台を判別してみたものの、ここ最近の定番？通り、二台ともに判別は不合格で、設定4以下が確定。

そそくさと撤退して、次の狙いへ。

お次は何故か「ディスクアップ」。

昨日と言い、今日と言い、何故にこやつを打つのだろうか？

もう打たないんじゃなかったの？

ほら見てみろ、今日も20Kを異星人に献上しただけ終わったではないか。

「さて」

この時点でファースト店で打ちたい台はない。

だが日はまだ高く、帰るには早過ぎる。

それに、こんな立ち回りに窮している状況で、家に帰ってお馬さんを育てている場合ではない。

と、なればやる事はただ一つ。

使えるお店を開拓するしかない。

まず向かった先はK・K店。

一ヵ月半ほど前に、T兄にアラベスクを譲って貰った、あの店である。

実際に設定6を打たせて貰ったお店であり、どんな内容かは忘れたが、この日はイベントが行われている事を聞きつけたので、様子を見にきた次第。

イベント内容を覚えていないので、台選択の基準は定かではないが「一応判別が効く」と言う判断で、サンダーを打ってみた。

結果は、低設定と思われる台を打って、+0.5K。

アラベスクの設定6を打たせて貰ってはいるが、感触はあまり良くなかった。

それ程魅力を感じる事が出来なかったので、次のお店に移動。

お次は、K・K店と自宅の中間程に位置するN・S店へ。

7.6枚交換のパチンコ、パチスロ併設店。

客層はややヌルく、攻めやすい感じだが「パッと見」は、設定状況が良さそうには見えない。

それでも、こちらも「イベント開催」と言う事で、様子見がてらに参戦。

こちらのイベント内容も記憶にないのだが、この店では何故か「アステカ」を打っている。

多少打ったぐらいでは、設定の「せの字」も分からなさそうだが・・・。

結局この店でもヒキが強く、+7.6Kと不当に勝ちを収めたが、お店の状況自体はそれ程でもなかった。

ただ、この店の隣には系列店のパチスロ専門店があり、こちらは少々面白そうなお店だったので、機会があれば使ってみたいと思った。

朝から色々な台を打ち、原付でウロウロしてみたが、あまり収穫の多くない一日だった。

 

 

店舗	機種	収支
ファースト	花火	-5K
	ディスクアップ	-20K
K・K店	サンダー	+0.5K
N・S店	アステカ	+7.6K

 

 

※一言コメントなし

 

 

小計	月間計
-16.9K	-67.1K

 

 

泣ける一句

 

11月10日

昨日は新店探しに出掛けたものの、あまり収穫は得られなかった。

なので、今日もいつも通りファースト店へ。

まずは獣王。

「取り敢えずのリセット狙い」だったのだが、僅か1Kで何も引けないまま低確に転落。

傷が浅く済んで良かった事にしておく。

お次は花火。

なかなか設定状況が回復しないが、この機種が使えるようになれば「グッ」と立ち回りが楽になるので、まだまだ見限る事は出来ない。

今日も上げ狙いで一台を選択し打ち始めると、程なくしてBIGを引き、いつものように減算値判別を行う。

ここ最近「落ちない事が当たり前」のような状況が続いていたので、完全に油断していたのだが、何と、一台目であっさり判別が落ちた！

判別に合格した事に驚いているようでは、まるでエル店で花火を打っているのと変わらないが、ともかく少々ビックリの結果。

なにはともあれ、朝イチに設定5をツモる事が出来たのだ。

収支が厳しい現状、このチャンスはしっかりモノにしなくてはならない。

いつも以上に気合いを込めて、黙々とレバーを叩き続ける。

しかし・・・で、出ない（汗）

はやる気持ちとは裏腹に、全く高設定のポテンシャルを発揮してくれないドンちゃん。

勿論、誰が悪い訳ではなく、全ては確率の範疇の出来事なのだが、ソレにしても出ない。

最早「チャンスをいかす」と言う気持ちより「何とか負けない」に気持ちが変化。

結局、最終的にはギリギリ「負け」は回避する事が出来たのだが、全くもって勝負弱いたらありゃしない。

今日の一言には、スロッターとしての悲哀が込められた、泣ける句が詠まれていた。

 

 

店舗	機種	収支
ファースト	獣王	-1K
	花火	+2K

 

 

 

 

第118話に続く