2003年9月の稼働も、今回が最終日。
今年に入ってから苦戦が続く月が多かったが、今月も苦しかった。
ただ、上半期の苦戦については、立ち回りのお粗末さよりも、ヒキやタイミングの要素がそれなりにあった気がするのだが、今月は違う。
特に後半は、立ち回りの酷さが目立った一ヵ月だった。
マイルールでは、
なのだが、正直なところ、月間収支うんぬん抜きで、引退した方が良いレベルであると思わせる内容だった。
まぁ、先の事はさておき、まずは目の前の一戦だ。
今回、-49K以上を刻めば、問答無用で引退となるのだから・・・。
では、第564話をご覧ください。
本望だ
9月30日
2003年9月ラストの稼働は、昔のマイホであるファースト店から。
前回訪れた際は、花火の設定5をツモり、収支的にはそこまでではなかったものの、キチンと勝利をおさめている。
その前回にも書いたが、このお店が、僕の専業者としての基礎を築いてくれた。
基本を取り戻し、今一度原点に立ち戻る為には、うってつけのお店。
情けない内容が続いた今月最後の稼働は、結果はどうあれ、ここで締めくくりたい。
まずは花火。
とにもかくにも、ファースト店ではこの機種が基本。
もし設定5をツモり、大逆噴射で-49Kを刻むのであれば、それは最早本望だ。
下見に来られていないので、慌ただしい朝イチの中、パッパッとデータを見て台を選択。
台を抑えた後、データ機器本体に向かい、全台の詳細を確認。
全台を確認すると、本日食指が動く台は三台。
その中に、自身が抑えた台が含まれている。
一番手評価の台ではないが、まぁ良かろう。
箸にも棒にも掛からぬ台ではない。
花火のシマに戻ると、残りの二台は既に他人の手に落ちている。
仕方あるまい。
花火での勝負は、迷う事なくこの台一択だ。
ペシペシと打ち始めると、投資6K目。
多分遅れていなかったハズだが、突然ゲチェナがズドン!
何度見ても美しいリーチ目だ。
コレがめでたくBIGで、ここから減算値判別タイムに突入。
ある程度打てば、すぐさま、設定4以下か否か判断がつく最強攻略法なのだが、この時は、なかなか結果が出ない。
そう。
減算値判別が遅々として進まないのは、判別ゲームの前にボーナスが連発した時である。
たまに起こる「嬉しい誤算」なのだが、この時はその誤算が結構続き、判別結果を得るまでに、BIG×4・REG×1と、都合5発もボーナスを引く事が出来た。
但し、コレは花火あるあるなのだが、この嬉しい誤算が発生した時は、案外、判別が落ちない事が多かったりする。
今日もその「あるある」に準じる結果。
残念ながら、判別は不合格。
設定4以下が確定してしまった。
花火から撤退し、再度データ機器本体とにらめっこに向かう。
朝イチは花火しか見ていなかったが、今は全機種を確認する。
何台か食指が動く台を確認し、それを携帯にメモ。
そして、携帯画面をチラチラ見ながらパチスロにシマに戻る。
すると、花火百景の候補台が空き台になっている事を確認。
すぐさまタバコを台に投げ入れる。
そのまま店内を一周するも、食指が動く台で空いているのは百景だけだった。
コレは分かり易い。
こうなれば、本日の第二ラウンドは、赤い方のドンちゃんで決まりだ。
花火で得た不当なアドバンテージがある。
いくら百景とは言え、引退を気にしながら打つ状況ではない。
馬鹿みたいに突っ込む気はないが、自分の読みを信じ、納得いくところまで打ってみよう。
そんな落ち着いた気持ちで打ち始めた百景だったが、コレも嬉しい誤算だろうか?投資8Kで、連続演出からサクッとBIGが降臨。
珍しく?ビタ押しも決まり、600枚超えの出玉を確保する事が出来た。
そしてここからは、大量獲得機とは思えない、ジリジリする展開に突入。
良くある話しではあるのだが、箱に手が届いたり、戻したりを繰り返していく。
それでも、何処かで「ドカンッ!」と爆発する展開もあるにはあるので期待していたが、そのドカンっ!が決まったのは二台隣のお兄さんの台。
BIG、REG織り交ぜて、快調に出玉を伸ばしていく。
「アレが当たりかなぁ?」と、思いながらも、未練たらしく打っていると、
「ね。アレが当たり。銀猿さんの台はハズレだよ」
と、赤ドンちゃんが言ったか言わずか、ここまでギリギリ踏ん張ってきたのが嘘のように、全ての出玉をペロリと飲まれたしまった。
うむ。
コレは仕方あるまい。
今日は、自身の読みがズレていたと言う事。
それでも、収支的には勝てているのだから、良しとしなければならない。
収支以上に、内容が酷かった一ヵ月。
来月は収支は勿論、キチンとした立ち回りを徹底出来る一ヵ月にしなければならない。
店舗 | 機種 | 収支 |
---|---|---|
ファースト | 花火 | +16K |
花火百景 | -8K |
小計 | 月間計 |
---|---|
+8K | +56K |
第564話に続く