捨てちゃったね　パチスロ専業者編　第285話

こんばんは！銀猿です。

二年目に突入したパチスロ専業生活も、九ヶ月目となる2002年9月に突入。

僕が稼働していた地域では、この当時等価のお店はなく、6枚～7.6枚交換店が殆ど。（主流は7枚）

そんな中、イベントや札台狙いと言った立ち回りをメインにパチスロを打つ毎日。

なかなか良い感じできている9月。

前回は、キンパルの推定設定5の台で、巨額投資にもひるまず、粘って、粘っての逆転勝利。

読みを絞って選んだ台で、設定を信じたキチンとした立ち回り。

収支以上に、内容のある勝ち方だった。

こんなパチスロを続けていけば、自ずと結果はついてくる。

では、第285話をご覧下さい。

良い波乗ってんね～

9月20日

所用の為、18・19日は連休。

休み明けの今日は、いつも通りクレイン店。

今日の狙いも、休み前同様キンパル。

言わずもがな、イベント対象機種である。

三日前は、一点読みで設定5を捕まえる事が出来たが、今日はどうだろうか？

前日に下見は済ませてある。

この日も、狙い台を持って、開店前のお店に並ぶ。

10時開店。

狙いのカエルに向かい、無事台を確保。

台取りまでの一連の流れで、殆ど苦労しないのがこのお店の良いところ。

「今日はリセットから、サクッと、楽な展開をお願いします」

と、心の中で手を合わせてみたら、願いが通じた？のか、本当に「サクッ」とリセットボーナスをGET！

しかも、それがBIGで、しかも、BIG中にハズレが出ないときた。

このリセットは、プラスREG2発で連チャンゾーンを抜けたが、その後も展開は理想的。

それ程ハマらずにボーナスを引ける上、それなりに連チャンもしてくれる。

そして、最も気になるBIG中のハズレ確率は、1/30前後をキープと、完全に設定6を示唆。

朝から言う事なしの展開にえびす顔だったが、その表情は最後まで崩れず。

ストレスとは無縁の一日。

10万両には届かなかったが、文句なしの収支でフィニッシュ。

良い波に乗れたかな？

捨てちゃった

9月21日

今日も朝からクレイン店へ。

この日の狙いはデストロイヤー。

AT機がイベントの時は、今はこの台が旬。

先日の大勝ちの再現を狙って出陣。

昨日の段階で狙いは絞れている。

最近は設定師さんとのシンクロ率が絶賛急上昇中なので、色気たっぷりで勝負に出る。

無事に狙い台を確保して打ち始めるも、どうも「パッ」としない流れ。

それ程酷い展開ではないが、チビチビと追い銭を強いられ、どうもお尻がモゾモゾするよう感覚。

ヤメるだけの決定的な理由がみつからず、ずるずると夕方まで打ち続けていたが、他に突き抜け始めた台が出現。

しかも、このタイミングで大花火の空き台に札が刺さった為「動くタイミングだろう」と、判断して、ジリジリしていたデストロイヤーに別れを告げ、赤ドンちゃんに移動。

が、結果論だが、この判断が裏目。

人が変わると、台も変わるのか。

僕が捨てた台を他の人が打ち始めると、アレよアレよと出玉を伸ばしていく。

自分がヤメる判断材料の一つとなった、夕方時点で突き抜けていた台は、突然の特大ハマリで撃沈。

結局は、自分が朝から打っていた台が、シマ一番の出玉となってしまった。

設定自体は分からないが、翌日データを確認すると、BIG確率が設定5の近似値だった。

恐らくは、高設定を捨ててしまったのだろう。

自分の読みを信じ切れなかったのが敗因。

誰のせいでもないから仕方ない。

自分の「パチスロ力」が足らなかったと言う事。

失意の銀猿だったが、最後の最後に、ネオプラで759ゲームで捨てられている台をGET。

ここ、パチスロ専門店だよ？

ヌルいにも程がないかい？

運良くBIGで、ほんの少しだけ気分を良くして帰宅となった。

第286話に続く