熱くなって　パチスロ専業者編　第254話

 

 

こんばんは！銀猿です。

二年目に突入したパチスロ専業生活も、七ヶ月目となる2002年7月に突入。

僕が稼働していた地域では、この当時等価のお店はなく、6枚～7.6枚交換店が殆ど。（主流は7枚）

そんな中、イベントや札台狙いと言った立ち回りをメインにパチスロを打つ毎日。

7月も中盤戦。

ここまで、勝率、収支ともに好調。

良い台が空くまで無駄な台で打つ事を避け、我慢が効いているのが好調の要因。

コレ自体は何ら問題ない。

但し、少々気がかりなのは、朝イチの台選択の読みが完全にズレでいる事。

高設定台は用意されているのだから、後は、朝イチに掴めさえすれば完璧である。

言うや易しだが、そう上手く事が運ぶだろうか？

では、第254話をご覧下さい。

 

 

熱くなって①

 

7月17日

今日も朝からクレイン店。

この日も、イベント台となっていた大花火から。

ここ最近収支は好調ながら、朝イチの台選択が上手くいっていない。

今日は、ソレが大きなダメージを残してしまった。

朝イチに選んだ台で、初BIGを引いたのが、投資32Kの時点。

勿論「絶対」とは言わないが、結果として高設定だった場合、朝イチからストレートでこんなにハマる事は稀。

20Kを超えたあたりで「ヤメようか？」とも一瞬考えたのだが、頭に血がのぼって熱くなっていたので、簡単にはヤメられなかった。

「まだ低設定だと決まった訳じゃない」

この考えが間違っている訳ではないだろうが、過去の経験からは・・・薄いよね。

そこで決断出来ないのは、無駄に熱くなっていた事も原因の一つ。

勝負事は、頭に血がのぼってしまうと、良い結果を生まない事の方が圧倒的の多い。

結局、32Kで引いたBIGの出玉を「ペロッ」と、飲まれたところでギブアップ。

この後、お得意の待機策に出るも、二台目に打った台でも、負債を増やす結果に終わる。

久々に、惨敗となってしまった。

 

店舗	機種	収支
クレイン	大花火	-40K

 

 

 

 

 

熱くなって②

 

 

7月18日

この日も、頭に血がのぼり、熱くなってしまった。

但し、昨日とは異なり、熱くなったのは開店前。

今日は、クレイン店が新台入替の為、12時開店。

メールでの煽りも強かったので、僕にしては珍しく、2時間前に並ぶという超気合いの入れよう。

狙いは獣王の設定6。

もし、獣王が取れなければ、バベルの6狙い。

そう考えて並んでいたのだが、この日は、どこから湧いてきたのか「クソジャリ」が大量発生。

勿論、普通に早くから並んでいれば、ジャリだろうが何だろうが文句はないのだが、平気な顔で横入りする連中が多数。

コレには当然、頭にきて、吠える一歩手前なのだが、元来が小心者の銀猿。

背は高いが、喧嘩は滅法弱い。

ざっと見積もって、10対1程の戦いが想定される状況では、文句の一つも言えない。

悔しいが泣き寝入りする他なかった。

そして、そんな自分に嫌悪感を感じつつ、頭には血がのぼっている状態。

分が良かろうが悪かろうが、勝とうが負けようが、キッパリと意志表示をするのが正解なのだろうか？

いずれにせよこの時の僕は、怒りを押し込みながら、無念の表情で入店。

多くの人間に横入りされた影響で、獣王はおろか、バベルにも座れず。

座れた台はサンダー。

サンダーに文句がある訳ではないが、2時間並んでサンダーとは・・・。

それでも、何かの縁で座った台なのだから、一応は打つ。

すると、結果オーライでこのサンダーが一応は当たり。

推定設定「5」の挙動を見せてくれた。

ボーナス確率はやや下回ったものの、BIG中のハズレと合わせて見れば、ほぼ「5」で間違いない。

収支の方も、日当勝利と文句はなかった。

でも、やっぱり今日は、ムカついて仕方のない一日だった。

 

 

店舗	機種	収支
クレイン	サンダー	+35K

 

 

 

 

第255話に続く