こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第107弾「野獣R」の登場です。
前回、マジックモンスターの登場で、マイナー機種シリーズに終止符を打ったかに思えたが、またもやマイナー機種の登場?なのかな?
個人的には完全にマイナー機種だと思っていたのだが、どうだろう?
仮にも、サミーグループであるロデオ製のAT機。
出玉性能が劣るとは言え、そこそこ認知されていたのだろうか?
では、振り返っていきましょう。
基本情報
■メーカー
ロデオ
■発売時期
2003年4月
BIG | REG | AT | 機械割 | |
---|---|---|---|---|
設定1 | 1/439 | 1/992 | 1/527 | 95.4% |
設定2 | 1/409 | 1/963 | 1/469 | 98.3% |
設定3 | 1/385 | 1/936 | 1/440 | 101.6% |
設定4 | 1/364 | 1/910 | 1/359 | 105.7% |
設定5 | 1/336 | 1/885 | 1/342 | 110.1% |
設定6 | 1/312 | 1/862 | 1/313 | 113.7% |
タイプ
本機にはBIGとREGが搭載。
BIGは、JACKゲームが3回あるパターンなのでAタイプ。
両ボーナスの他にAT機能を搭載、
なので、A+AT機となる。
ゲーム性
基本的にはよくあるAT機。
AT抽選状態に高低があり(超高確もあり)、高確状態の方が当選しやすい。
高確状態へは、BIG終了後がメインルートで、シングルボーナス時にも移行する。
このシングルボーナスは、
・高確から低確
・低確から高確
・高確から超高確
と、モード移行に常に影響及ぼす。
また、AT抽選役もよくあるパターンで、純ハズレorチェリーで抽選となる
チェリーは全設定共通1/1855なので、当たればラッキーたどして(一日打てば、5・6回は当たるが)、メインはやはり純ハズレ。
低確時は設定順に当選しやすいが、何故か高確時に偶数設定の方が当たり易いのが、特徴と言えば特徴。
三種のAT
本機最大の特徴は、ATが「三種類ある」事。
三種類あると言うと猛獣王をイメージするかもしれないが、猛獣王とは大きく異なる。
まず、任意に選択する事が出来ない。
また、三つのATそれぞれ、継続方法などが異なる。
ワニAT
低確当選時の約77%、高確当選時の約52%、超高確当選時の約4%で突入。
ワニATはシンプルで、シングルの押し順ナビが規定回数発生するまで継続される。
要は、陸奥一番星みた・・・例えにマイナー機種出してはどうするっ!
サラリーマン金太郎と同じだと思って頂ければOK。
振り分けは「5回(約20%)or10回(約75%)or30回(約5%)」
1セット平均獲得枚数は約170枚。
ご多分に漏れず、連チャン性も備えている。
低確当選時は、奇数設定なら3連まで期待出来るが、偶数設定はほぼ単発。
この辺りは、他のAT機とは逆になっている。
高確当選時は、奇数設定なら7連程度まで期待出来るが、偶数設定だと、4or5連程度までが常識の範囲内となる。
ヘビAT
低確当選時の約20%、高確当選時の約44%、超高確当選時の約87%で突入。
少々ややこしいのが、このヘビAT。
1セット10プレイ固定だが、継続抽選に当選すれば、再度も10プレイ、もう10プレイと続いていく事がある。
仕様は事なるが、イメージだけで言えば、猛獣王のダチョウATに近い。
高低問わず、継続抽選の鍵を握るのはリプレイ。
10プレイの間に、何度リプレイを引いたかによって、継続確率が決まる。
また、継続率は、低確ATか高確ATによっても異なる。
低確率時
リプレイ回数 | 継続率 |
---|---|
0回 | 25.0% |
1回 | 75.0% |
2回以上 | 100.0% |
超高確率・高確率時
リプレイ回数 | 継続率 |
---|---|
0回 | 54.98% |
1回 | 84.96% |
2回以上 | 100.0% |
状態問わず、2回以上リプレイを引けば継続率が100%。
1回でも引ければ、かなり高確率で継続してくれるが、0回だとピンチ。
と、なっている。
どうだろうか?
文字で伝わるかどうか分からないが、結構面白くないですか?
特に、継続ゲーム数が決まっているタイプのATでは、リプレイは「丸損」なのに、このヘビATでは熱くなるポイントになるんです。
10プレイのATを、毎回ワクワクドキドキしながら消化出来る。
なかなか面白い発想だと思う。
ゴリラAT
低確当選時の約2%、高確当選時の約4%、超高確当選時の約8%で突入。
当選確率をご覧頂ければ分かる通り、3つのATの中で、断トツで突入率が低いのが、このゴリラAT。
入りにくいだけあって、出玉性能はピカイチ。
ワニAT同様、シングルの押し順ナビが規定回数発生するまで継続されるが、その回数は最低でも70回。
一撃で大量の出玉が獲得出来る。
通常時からも突入はするが、BIG中のリーチ目が出る強ハズレや、AT中にAT当選などのルートも存在する。
大きく勝つ為には、このゴリラATへの突入がカギとなるだろう。
立ち回り
ヒラで立ち回るには、少々難しい機種。
ATの突入率で判断する以外ないが、設定6が丸分かりというタイプではない。
設定看破で注目するならば、
「低確率時のAT突入率」
だろう。
ここが設定順に綺麗に並んでおり「上の方か下の方」の判断なら、ある程度は可能かな?
早い段階で低確からATに突入すれば、それは、追う価値が出てくる。