仕留め損なった！　パチスロ専業者編　第94話

 

 

こんにちは！銀猿です。

九ヶ月目に突入したパチスロ専業生活。

9月に入ってからと言うもの、立ち回りの軸である「花火」の状況が思わしくなく、苦しい戦いを強いられている。

やっとの思いで掴んだ設定5でも「欠損計上」で、思うように収支が上げられず、厳しい展開続く。

そんな中、帳尻を合わすかのように大花火でまぐれ一発を決め、収支「だけ」を考えれば、何とか格好がつく形にはなった。

苦しい状況の中、打開策は見つかるのだろうか？

では、第94話をご覧ください。

 

 

平行線

 

9月13日

昨日はファースト店が店休日の為、稼働の方もお休み。

一日まったり過ごし（ダビスタ三昧）、リフレッシュした今日は、いつも通り朝からファースト店へ。

馬鹿の一つ覚えで、まずは花火から。

「そのうち上向く」

この気持ちが、なかなか拭いきれない。

ファースト店にネグラを移しておよそ二ヵ月経った辺りの、6月下旬にも似たような状況に陥った期間があった。

今回ほど「長く」はなかったが、それでも、あるにはあった。

そして、そこから「元に戻った」経緯があるだけに、今回も「戻る」可能性に賭けてしまう。

ここまで、およそ五カ月間通い詰めているが、所詮は「五カ月」。

まだまだ、この店の全貌を把握出来ているとは言い難い。

他機種の状況も合わせて考えれば「見限る」のは、早計だと思う。

とりあえずはいつも通り、食指の動く台を一台ずつ潰していくが、やはり今日も設定5は見つけられず。

まだ、厳しい状況が続くようだ。

この日は、他機種に気になる台もなかったので、無理せずここで素直に退店。

判別は一台も合格しなかったが、収支的には浮いていた事もあり、少ない勝ちを守って勝ち逃げだ。

一旦自宅に帰り、夕方再出動。

行先はファースト店・・・ではなく、エル店。

およそ一ヶ月前に参戦したイベントが、明日また開催されるとあり、偵察すると共に、久しぶりに夕方からの札台狙いでもやってみようという魂胆。

到着すると、お店の雰囲気は以前通り、相変わらずお客さんが少なく、何とも居心地だけは良い（苦笑）

しばらく待つと、バーサスに札が刺さったので、とりあえず打って判別してみる事に。

簡単に考えて手を出してしまったが、初BIGは10Kと遅め。

そして、予想されていた事だが、判別は不合格。

コレでも「普通の事」と感じてしまうのがエル店。

こんなお店に、専業者が朝から参戦して良いのだろうか？

自身の判断に、若干の違和感を覚えながらも、下見を終えて帰宅の途に就いた。

 

店舗	機種	収支
ファースト	花火	+9K
エル	バーサス	-8K

 

 

 

 

滅多にないのに・・・

 

9月14日

今日はファースト店ではなく、予定通り朝からエル店へ。

イベント内容は忘れてしまったが、朝から「狙いが立つ」イベントだったハズ。

前回は同様のイベントにおいて、ハードボイルドで+83.5Kと完勝をおさめている。

今回は、二匹目のどじょうがいる事を祈っての参戦。

その前回は、大ガメラ狙いだったのに狙い台が取れなかった。

前回の反省を

生かし、この店にしては珍しく20分前に到着したが、やはり先客が10名程いる。

こうなると、大ガメラや大花火は厳しくなる可能性が高い。

しかし、このお店でコレだけ並ぶのだから本物？

10時開店。

皆が狙うであろう機種を避けて「裏の道」をいくべく、ノーマルAタイプのシマに走ると、イベント対象台のバーサスを発見。

とりあえず台を確保し、店内をグルッと確認。

このバーサスがハズレだった場合の行先を確認し、まずはバーサスの判別にかかる。

昨日は別のバーサスを打ったが、その際の初BIGは10Kとやや遅め。

しかし今日は、初期投資僅か3Kで幸先よくBIGを引く。

手持ち枚数を殆ど変えなくて良い花火と違い、手持ち枚数を交互に変えなければならないバーサスなので、いつも以上に慎重に、そして丁寧に判別した結果・・・見事判別合格！

エル店で判別が合格する台に遭遇するのはいつ以来だろうか？

そもそも数える程度しかない事は確か。

こうなれば、滅多にないこのチャンスを、しっかりモノにする他ない！

22時半。

いつもご覧頂いている方ならば、このパターンは結果が読めると思いますが、閉店直前にも関わらず、持ちコインは下皿に緩カチ程度。

投資が少ない為、勝ちは勝ちだが、はぐれメタルを仕留め損なってしまった。

 

 

店舗	機種	収支
エル	バーサス	+7K

 

 

 

 

第95話に続く