【打たせて貰えれば】2007年一月　第607話

 

 

 

乱気流の激しかった2006年を終え、今回から2007年に突入。

勝つには勝っているが、2006年最後の三ヶ月は、再現性が乏しい勝ち方だった。

年が明け、市場は徐々に、しかし確実に5号機時代へ移行していく。

そうなると、お店の体力がどんどん低下していく事は必至。

2007年。

何とか乗り切る事が出来るのだろうか？

では、2007年最初の稼働をご覧ください。

 

 

立ち回り

 

 

立ち回り的には、月の前半と後半で、違いが出ている。

月の前半部分は、お正月を含め、あまり普段パチスロを打たない人が多いのか、フグに打てる台が多かった。

ハマリ台、単発即ヤメ、トロピヤメなど、ハイエナ出来るチャンスに恵まれた。

その為、前半はハイエナが多かった。

しかし、月中を過ぎると、そんな美味しい状況は終了。

普段通りの状況となった為、ニューパルの減算値判別、ジャグラーのクレオフ、5号機の高設定狙いが基本と変わっていった。

 

 

新機種

 

今月打った新機種は、

 

「リプパン外し」なる、新たな技術介入要素を引っ提げ「5号機でも万枚が狙える機種」として、人気機種となったのが、スパイダーマン。

言わずと知れたアメコミをモチーフとした台だが、出玉性能のみならず、ゲーム性も面白かった。

5号機から認められた「重複抽選」の使い方や、演出、そして上記した技術介入。

「流石はサミー」と、思わせる、完成度の高いパチスロだったと思う。

アイムジャグラーの方は、良い意味で、5号機になっても「ジャグラーはジャグラー」だった機種。

こちらも重複抽選が可能になった事で「チェリーが揃ったゲームが熱い」と言う、新たな「ネジリポイント」を作るなど、メーカー側の工夫が見て取れた台。

但し、2020年の今ならいざ知らず、当時だと、断トツで低い機械割が相当ネックな機種だった。

 

 

展開

 

 

2007年一発目に打った台は、年頭を飾るに相応しい、ニュー島唄。

重役出勤した僕を「単発即ヤメ」と言う、素晴らしい状態で出迎えてくれた。

が。

このフグが、残念ながら毒持ち。

元日早々、いきなり痺れるハメになってしまい-60Kで、新たな一年の幕を明けた。

次の出勤は4日。

しかし、ここでも、花ロマン不発+再度フグの毒に侵され、-65Kと惨敗。

正月から、二日で-125Kも負けてしまった。

初日が出たのは5日。

ニューパルの設定5を掴み、+29kと2007年初勝利。

昨年末から、カエル君には世話になりっぱなしだ。

この初勝利が何かを呼び起こしたのか、ここから怒涛の連勝街道が始まる。

6日は島唄で+27K。

7日も島唄で+50K。

8日は大爆発が発生し、やはり島唄で+135K。

9日はニューパルの判別が落ち、+69K。

10日は、エノカナの大航海モードを引いたお店のクレオフイベントで、夢夢ワールドのオフ台をツモり+63K。

11日は超珍しく、ジャイパルと鬼浜のハイエナが決まり、+62K。

12日は、再度島唄で+68K。

13日も、やはり島唄で+60K。

15日は「コレでもかっ！」と、島唄で+62K。

何と、初勝利から一気に10連勝を飾る事が出来た。

その多くは島唄での勝利。

やはり、ヤツを打つ事さえ出来れば、恐ろしい程簡単に勝ててしまう。

この時点で、収支は早くも500Kジャストとなった。

しかし、上記した通り後半戦に入ると、その島唄が思うように打たせて貰えなくなる。

こうなると「楽な立ち回り」は出来ない。

地道に、高設定を丁寧に狙っていくしかない。

18日は、初打ちとなったスパイダーマンと、設定6狙いで打ったルーニーテューンズで、+25K。

20日は、偶然島唄を打たせて貰い、+48K。

22日は、ジャグラーのクレオフ台で+29K。

25日は、客が自分以外に3人しかいないお店で「ある訳ないよね？」と、思いながら打ったニューパルの判別が落ち、+57K。

ちなみに、この当時絶滅危惧種となっりかけていた、7.6枚交換のお店であった。

29日には、再度ジャグラーのオフ台を掴み+55K。

と、何とかかんとか、やりくりしながら収支を作ってきた。

途中、当然負けている日もあるのだが、-21Kと-30Kがある以外は、大きな負けはなく、コツコツ収支を積み上げる事が出来ていた。

が。

最終31日は、島唄＆めんそ～れの沖スロコンビに加え、苦手であり、あまり好きでもない秘宝伝にブン殴られてしまい、-88Kと大惨敗。

非常に後味の悪い終わり方になってしまった。

 

 

収支

 

 

18勝9敗　+600K

稼働日数、勝率、収支。

どれも文句ない。

収支の大半は島唄で叩き出したものだが、その他の機種もそれなり。

「これなら安泰」

と、言える状況ではないが「まだ戦えそう」と、感じさせる一ヵ月。

 

今月の機種別収支ベスト3は、

 

 

続いてはワースト機種。