何もかもが裏目　パチスロ専業者編　第172話

 

 

こんにちは！銀猿です。

二年目に突入したパチスロ専業生活。

苦心の一月から一転、快調に飛ばしてきた二月だったが、前回は、今年一番の惨敗を喰らってしまった。

据え置き狙いの設定5を他のお客さんに取られたり、理由もなく夕方から獣王打ってみたりと、勝っているから目立たないが、どうも「緩んでいる」面が見え隠れする。

二月も残り一週間。

もう一度「締め直して」最後までシッカリとした立ち回りを行わなければならない。

では、第172話をご覧ください。

 

ナイスリカバリー

 

2月22日

休み明けの今日は、朝からラッキー店へ。

狙いは、新台入替初日の「サラリーマン金太郎」。

個人的な印象としては、なかなか設定狙いで手を出し難い機種。

この店の新台初日は「絶好の狙い目」とまでは言わないが、十分狙えるレベル。

人気機種なので、いつもより早めに並んだつもりだったが、残念ながら先客多数。

恐らくは、殆どの方がサラ金狙いだろうから、台が取れない可能性激高となった。

10時開店。

一応はサラ金のシマへ向かってみたものの、やはり空き台は無し。

仕方ないので、獣王の設定6＆リセット狙いに変更。

連日凹んでいる台を選択し、今日も獣と戯れる。

最初の純ハズレは、投資5Kで低確の時。

それ程大きな期待を寄せていた訳ではないが、やはり少しだけドキドキ感はある。

しかし、残念ながら当然のスルー。

そんな簡単に事は運ばない。

今日はお客さんが多く、獣王は売り切れ。

次に選んだのは花火。

こちらも連日凹んでいる台から台を選択。

サラ金を見ながら打てる位置ではないが、とりあえずは、ドンちゃんの判別に集中する。

ペシペシ打ち始めると、初BIGは少しだけ早めの6K。

2消灯右リール「ノ・リ・オ」から、中リール直BAR狙い。

BARが外れて、何故か三連花火が打ちあがる。

遅れていたのね（汗）

BIG終了後、いつも通り判別を開始すると、最初の判別プレイで氷。

「まぁまぁ、氷だからね」

と、思っていると、その後の判別プレイ20回中に、風鈴が3回。

「あっざーす！」

設定5以上が確定した。

この店ではそれ程花火を打たないのだが、こうも簡単に判別が落ちるとは思っていなかった。

ファースト店ではないので、6の可能性も考慮して、6判別もやろうかと思ったが、時間効率が落ちるだけなので、ここからはブン回しモード。

折角の高設定も、出せなきゃ意味がない。

気合い満点でブン回していくが、どうにもドンちゃんのご機嫌がよろしくない。

細かい追い銭が続く苦しい展開が続き「負けはヤメてや」と、少し焦りを感じる。

それでも、当然ながら最後まで打ち切るのが「仕事」なので、黙々と打ち続けていくと、夜になってやっとやる気モード。

最後は帳尻合わせの連チャンを炸裂させて、格好をつける形に。

新台は取れなかったが、良い勝ち方が出来たので、納得の勝利。

 

 

店舗	機種	収支
ラッキー	獣王	-5K
	花火	+34K

 

 

 

 

我慢が効かず

 

2月23日

今日も朝からラッキー店。

狙いは、昨日「設定5」の札が刺さったのに、恐ろしいぐらい客側が負けた「サラ金」。

機種全体で見れば赤字だったようだが、この台だけで考えれば5,000枚以上吸い込んでいるハズ。

据え置き狙いで勝負を挑む。

昨日打っていた方は複数いたので、誰が打っていたのか全ては把握出来ない。

記憶にある顔が並んでいれば譲るつもりでいたのだが、どうやら見当たらないので、遠慮なく打たせて貰う。

開店して一目散にサラ金のシマへ向かい、無事台を確保。

今日は、余程の事がない限り一日勝負と決めて勝負開始。

打ち始めると、10K程でBIGを引き、そこから持ちコインでボーナスが繋がる。

そして、高確ハズレを二度引き、その二発目で待望の金太郎チャンスに突入！

残念ながら、コレは単発のAT10で終わってしまったが、幸先の良いスタートに、据え置きの期待が高まる。

だが、この後はボーナスも遠く、高確ハズレも二連続でスルー。

追い銭も強いられ、苦しい展開。

二度目のチャンスは、投資17Kで迎えた、この日五度目の高確ハズレ。

まぁまぁ勝負所だと思っていると、竜太頻発から見事に金太郎チャンス発動！

土俵際で踏みとどまった！

「さぁ！ここからっ！」

と、思いきや、まさかの再度の単発AT10で終了。

「う～ん」

高確ハズレ5回中2回当選は良いのだが、展開は苦しい。

持ちコインの間は当然続行だが、この後高確ハズレをスルーされたらどうするか？

そう考えながら打っていくと、心配していた高確ハズレ連続スルーが再度炸裂。

この時点で、金太郎チャンス突入率が2/7。

設定5で1/2なので、やや弱いと言えば弱い。

朝の時点では「閉店まで全ツッパ」と、前のめりだったが、いざこの時点になると、心が揺らぐ。

そして、悩みに悩んだ末の結論は「ヤメ」であった。

一番の理由は、持ちコインが飲まれたタイミングで、キンパルの800ハマリが空き台になったからである。

要は「ヤメたいな」と、思っているところに、渡りに船の状況があったと言う事。

自分を納得させる条件が揃ったので、そそくさと台移動。

サラ金を捨てて移動してきたキンパル。

天井まで連れていかれる事は無かったが、全く連チャンせず、7K食べられただけに終わった。

もう一周追う事も出来るボーナス確率だったが「貯まっているハズ」で追うぐらいなら、サラ金を打っている方がマシ。

この時点でラッキー店に別れを告げて退店する。

向かった先はファースト店。

明日は日曜日なので、朝からファースト店へ行く予定。

なので、明日に繋がる材料を見つけるべく、花火とガメラを打ってみたものの、共に低設定を打たされただけに終わる。

こんな事なら、サラ金を最後まで打っていた方が良かった？

結果論でしかないが、この辺りの判断が、専業者としてのレベルが如実に表れるところだな。

 

 

店舗	機種	収支
ラッキー	サラリーマン金太郎	-17K
	キングパルサー	-7K
ファースト	花火	-11K
	ガメラ	-12K

 

 

 

第173話に続く