こんにちは!銀猿です。
十ヶ月目に突入したパチスロ専業生活。
苦戦した印象が強かった9月も、終わってみれば収支的には満足のいく結果。
その9月を乗り切り、10月は4戦3勝、+183.5Kと正にロケットダッシュ。
「月間収支がマイナスを刻んだら即引退」
と、自分に課したルールを考えると、前半戦でこの貯金は、精神衛生面において非常に好ましい。
とは言え、10月は始まったばかり。
花火をメインに立ち回っている時より、収支が「暴れる」のは必須。
今後はコレまでよりも、よりメンタル面が重要になってくる。
では、第105話をご覧ください。
キタぁぁぁ!
10月8日
朝からファースト店へ。
前日は、自信のあった花火の据え置き予想がハズレてしまい、その後の立ち回りも甘く、10月初の敗北を喫してしまった。
負け方が悪かっただけに「嫌な連敗」は避けたい。
一日単位の勝ち負けは「時の運」の部分も大きいので、単に負けるだけなら問題はないのだが、その「内容」は大切になってくる。
勝負事に「100%」や「必勝」はない。
負けても良い。
ただ、納得のいく「負け」でなくてはならない。
今日の狙いは「獣王」。
巷の人気もさる事ながら、マイホであるファースト店でも大人気である。
実際、出玉感も相当だし、設定6が使われている事も確認出来ている。
しかも、この店のイベントは「対象機種全台5or6」という「一つだけ」しか行わない。
即ち、過去の設定6が使われていた日は、表面上「通常営業日」という事になる。
その宣伝効果は絶大で、如実に朝並ぶ人数が増えた。
今日もそれなりの人数が並ぶ事を想定して、9時過ぎに店に到着した。
先客は5人。
とりあえず獣王に座る事は出来るが(10台設置)、明確な狙い台がある為、その台が取れるかどうかは先客の動向次第となる。
10時の開店時間まで、パチスロ攻略雑誌を読みながら待つ事一時間弱。
運命の扉が開き、脱兎のごとく獣王のシマへ向かう。
先客も全員獣王のシマへ向かった為、一瞬狙い台の確保を諦めかけたが、上手い具合に狙い台は誰にも取られておらず、何とか台を確保する事が出来た。
1K分のコインを下皿に置いて、まずは冷静に開店チェック。
一通り確認した後、他のお客さんから遅れる事数分。
まずは、恒例の高確確認からスタート。
無事、デモランプフラッシュで高確を確認し、
「高確ハズレ3回までは黙って全ツッパ!」
と、心に決めて実践開始。
この設定変更後の高確はスルー。
しかし、200ゲームを超えた付近でBIG。
だが、このBIG後の高確中もハズレを引けず。
そのBIGの出玉はアッサリ飲まれてしまったが、ここは当然まだまだ追い銭。
その後、もう一度BIGを引くも、この高確もスルー。
このBIGの出玉がなくなる前にREGを2発。
「そんな薄いとこはいいから、早く純ハズレを引けよ!」
と、チョッピリ苛立つも、ボーナスを引いて怒ってはイケない。
現金投資を遅らせてくれるのだから、REGだって有難い存在である。
で、持ちコインの状態で三度目のBIG。
ここまで純ハズレを一度も引いていないので「そろそろ」の期待が高まる中、遂に純ハズレ降臨!
ランプを確認すると、まだ高確状態。
ここは運命の分かれ道となる。
ドキドキしながらドットに注目していると、何やら騒がしくなり、期待感がMAXに近づいた中、マングース登場でテンションが上がりきり、見事にサバチャンに突入!
「最初の高確ハズレでサバに入った!」
コレは俄然、高設定の期待が高まる。
この高確サバは単発で終了。
奇数設定でも単発の確率が一番高いので、ここは若干口惜しいが、高確ハズレ一発でサバに入った事に納得して、次のチャンスを待つ。
すると、次の「ハズレ」は割と早く、数十ゲーム後に訪れた。
しかしながら、フラッシュを確認すると既に低確に落ちており「もう少し早く引けよ!」と、恐らく日本国中の多くのスロッターが一度は思った事と、同じ気持ちになっていた。
ところが、このハズレから数ゲーム後、ドットが騒がしくなり始める。
「まさか」
と、思いながらゲームを進めていると、ドットに小役ナビが出現。
「マジっすか!?」
と、コレまた多くのスロッターが行ったであろう「気合いを入れてMAXボタンを叩く」という、最早、スロッターの性とも言える行動を取ると、点灯するサバチャンランプと共に、あの軽快なメロディーが流れてきた!
低確ハズレから、サバ突入である。
しかも、最初の純ハズレが高確からサバ突入で単発。
このサバが単発でも十分熱いが、3連すれば相当熱い!
勿論、2や4の可能性も十分あるが、設定6の可能性が相当高まる。
一発目のサバを消化し、緊張しながら打っていると、またもやドットが賑やかになり、二発目に突入。
二発目終了後は、割と短いゲーム数で三発目が降臨!
そして、その後ドットは静けさを取り戻し、低確ハズレからのサバは、三連で終了となった。
「ツモッたかも」
この時そう思った。
ここまでの状況からは、設定6の可能性が一番高い。
次のハズレでサバに突入し(特に低確で)、単発か三連なら、ほぼ「間違いない」だろう。
高鳴る気持ちを抑えながら、バクバクする鼓動がバレないよう、努めて冷静な表情を保とうとする若き日の銀猿。
そして、二度目の純ハズレから250ゲーム程回した時、三度目の純ハズレを引く。
慌てず騒がずフラッシュを確認すると、状態は低確。
ここは、正真正銘の正念場。
コレでサバに突入した時点で、ほぼ設定6。
それが三連でもしようものなら「確定」と言って差し支えないだろう。
ドットを凝視していると、またも色めき立つ獣たち。
そして最後は、祝福するかのようにオールキャストから見事サバに突入!
「貰った!」
コレは、まごう事無く設定6だ!
こうなれば、ブン回すのみ!
打った事がある方なら分かると思うが、獣王の設定6は本当に面白い。
「何処まで続くの!?」と、言った「ドキドキ感」こそないが、それはそれは安定して「出続ける」。
自身初となる獣王の設定6も、終日順調に出玉を増やし続け、本当に至福の13時間となった。
ここまで二度「万枚」を経験しているが、共にポイントを集めて打った大花火。
世に言う「ヒラ」で万枚を達成したのは、この時が初めてとなった。
獲得枚数は18,700枚!
文句なしの、自己最高記録達成となった。
店舗 | 機種 | 収支 |
---|---|---|
ファースト | 獣王 | +243.2K |
13時間ブン回して、自己新記録の18,700枚!
小計 | 月間計 |
---|---|
+243.2K | +426.7K |