こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第121弾「サンダーバード3」の登場です。
タイアップものなのですが、元になってるのは、イギリスで製作された人形劇。
個人的には、名前は聞いた事はありましたが、一度も見た事がなかったし、どんな内容のお話しなのか全く存じませんでした。
が。
原作を知らなくとも「パチスロサンダーバード」は、とても面白い機種でした。
そして、勝ち易い機種でもありました。
結構「良い感じのラインの機種」だと思いますので、振り返り甲斐がありますね。
では早速、振り返っていきましょう!
基本情報
■メーカー
藤商事
■発売時期
2003年11月
BIG | REG | 機械割 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/339.8 | 1/339.8 | 95.7% |
設定2 | 1/319.1 | 1/319.1 | 98.2% |
設定3 | 1/300.7 | 1/300.7 | 102.3% |
設定4 | 1/280.5 | 1/280.5 | 106.5% |
設定5 | 1/257.6 | 1/257.6 | 110.1% |
設定6 | 1/203.4 | 1/203.4 | 119.9% |
特徴
・Bタイプ
・シフト持越し
・ストック機
・規定RT消化
・リプ4連
・サンダーチャンス
・BIG対REG 1:1
・設定6丸分かり
基本
まずは基本的なおさらい。
本機はストック機なので、成立したボーナスは全て一旦内部にストックされる。
放出条件は、規定RT数消化orリプレイ4連。
そして、後述するチャンスゾーンで条件を満たした場合に、放出される。
Bタイプなので出玉が少ないかと思いきや、シフト持越し機能を搭載している為、BIG時の出玉はノーマルAタイプに少々劣る程度。
但し、BIGとREGの比率が1:1の為、結構な確率でREG地獄に陥る事がある。
BIGとREGでは出玉が勿論違うが、RT解除プレイゲームの振り分けにも違いがあるので、特にハイエナ時には、どちらで「終わるか」で、収支に如実に影響が出る。
後、BIG中に小役を複合で取る技術介入もあるが「増やす」と言うよりは「出来なきゃ損する」レベル。
それでも苦手な人は一定数いたので、ベース設定アップに繋がっていた可能性はある。
サンダーチャンス
上記したチャンスゾーンの事を、本機では「サンダーチャンス(TC)」と呼ぶ。
TC中は、チャンスゾーンと言うだけあり、格段にボーナス放出の期待が出来る。
放出条件は、
「リプレイ3連」
通常は4連なので、それだけでも達成しやすいが、TC中は、リプレイ確率が1/2.5まで跳ね上がるので、3連達成率の高さが伺い知れるだろう。
TCの継続ゲーム数は、
20ゲーム 58.59%
50ゲーム 2.73%
100ゲーム 1.17%
の、4種類だが、個人的には、100ゲームはおろか、50ゲームを完走した事もない。
20ゲームを超えた事はあるが、50ゲーム到達前に、リプ3連を引いてしまった。
そして、肝心の突入条件は、いくつかあるのだが、メインルートは、
「チェリー成立」
チェリーが成立した際、各設定に準じた確率で抽選され、無事当選するとTC突入となる。
設定1 | 1/4.41 |
---|---|
設定2 | 1/5.02 |
設定3 | 1/2.61 |
設定4 | 1/2.67 |
設定5 | 1/1.64 |
設定6 | 1/1.08 |
チェリー成立以外からのTC突入契機は、
・REGの後
・TC中に放出したボーナスの後
が、ある。
なので、REG後は必ずTCから始まる事になる。
演出
本機は液晶搭載機。
液晶内で様々な演出が繰り広げられる。
特徴としては、ステージが4つあるのだが、そのステージが選べない事。
そして、各ステージがランダムに切り替わる事。
各ステージによって、チャンス予告や、完全告知など、演出方法が変わる事。
・・・うん。
でも、演出のバランスが結構良いからか、通常時もあまりダレずに打てた印象がある。
カウントダウン演出は激熱!
立ち回り
本機の長所の一つに「立ち回りの豊富さ」があると思う。
銀猿がやっていた立ち回りは以下の4つ。
①高設定狙い
シンプルに高設定を狙う立ち回り。
再度、上記のチェリーからのTC突入確率を見て欲しいのだが、設定6の突入率は1/1.08と、チェリー≒TC状態である。
コレはもう、懐かしの獣王設定6狙いと同じ立ち回りが効く。
チェリーを引いてTCに入らなければブン投げてカニ歩きでもOKだろう。
但し、この方法で獣王の設定6を捨てた専業者がいるので、細心の注意が必要だが・・・。(そのお話はコチラ)
そして、設定5も十分に狙える。
1/1.64なので「チェリー3回でTCに入らなければブン投げる」など、マイルールを決めておく事と、イベントやお店のクセ(読み)を合わせれば、結構上手くいく可能性が高い。
勿論、設定5以上がある可能性が高い時を狙うのは必須。
②天井ハイエナ
こちらもシンプル。
本機の天井は1,280ゲームなので、ハマッていればハマッいる程狙える。
詳しい数値は失念していまったが、700ゲームを超えていれば、設定1でも全然プラスだったハズ。
メインの足り回りはコレ。
③ゾーン狙い
個人的に、ゾーン狙いのハイエナはあまり好きではなかったのだが、本機のREG後は結構打っていた。
RT解除ゲームの振り分けにおいて、BIG後は全設定で128ゲーム以内を選択される確率が、約61%の為、128ゲーム止めが基本なのだが、REG後は異なる。
REG後は、128ゲームまでが12.5%。
そして、129~256ゲームが37.5%となっているのだ。
なので、129~256ゲームのゾーン狙いが有効であった。
「REG引く ⇒ TCスルー ⇒ 出玉飲まれる ⇒ ヤメ」
の、後を拾うのがゴールデンパターン。
頻繁に拾えたし、案外美味しい思いが出来る事が多かった。
④設定変更狙い
本機は設定を変更すると、RT解除ゲームが再選択される。
その際、BIG後のテーブルを参照するので、リセットボーナスが掛かる可能性は、約61%となる。
更に!
127/128の確率で、ボーナス放出前にチェリーを引くと、100%の確率でTCに突入するのである!
その為、瞬間的な機械割は激高!
イベント後や、設定変更濃厚台は、かなりの狙い目だった。
まとめ
正直、発売当初は、
「藤商事のパチスロやろぉ~」
と、ナメていたのだが、打ってビックリ!
ゲーム性も良いし、面白いし、何より、勝たせてくれる機種だった。
個人的に、大好きな機種の一つであった。