こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第87弾「六地蔵X」の登場です!
「登場ですっ!」
何て書いてみたものの、恐ろしい程に記憶にない。
ゴールド&ゴールドなんて比ではない。
ノートを見ても、打った事を思い出せない程。
ゲーム性はおろか、メーカーも、顔(筐体)も、全くもって記憶にない。
それでも書くのが機種名鑑。
大丈夫かな(汗)
では、どうなるか分かりませんが、取り敢えず参りましょう。
スペック
■メーカー
エレコ
■発売時期
2002年10月
BIG | REG | 機械割 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/348 | 1/862 | 不明 |
設定2 | 1/321 | 1/862 | |
設定3 | 1/297 | 1/862 | |
設定4 | 1/273 | 1/819 | |
設定5 | 1/256 | 1/780 | |
設定6 | 1/240 | 1/744 |
タイプ
本機は、BIGとREGにプラス、AT機能が搭載されているA+AT機。
「AT機」とは言え、いわゆる「爆裂AT機」とは全く異なり、マイルドで緩いAT機だった模様。
機械割は不明。
色々と見て回った結果、どうやら、遊びやすいスペックを目指していたと思われる。
「う~ん」
全くもって歯切れが悪い。
六地蔵タイム
本機のATは「六地蔵タイム」と言う、なかなか表現の難しい、独特なネーミング。
通常は押し順が合わないと揃える事が出来ない8枚役をナビする事で、出玉を増やす押し順ナビタイプ。
普通のAT機と違い、揃う小役が「8枚」と言うところが一つの個性。
下記するように、ATで獲得出来る枚数を減らす代わりに、突入率を上げる事で、AT突入へのハードルを下げています。
突入条件は「周期抽選」
150ゲーム周期で抽選が行われる。
今でも似たようなタイプは存在しますが、当時としてはは珍しかったのでは?
150ゲーム毎に抽選される上に、突入率は全設定共通で50%!
破格の突入率です。
単純に、300ゲームに一度はATに入る計算なので、1万円打てば、ATが引ける計算です。(このブログをご覧頂いている方は大丈夫だと思いますが、勿論、1,500ゲーム回しても突入しない可能性はある)
純増枚数は1ゲームあたり約2.5枚。
継続ゲーム数は最短で10ゲーム。
上乗せあり。
うん。
実にマイルドフラッシュやな。
コンセプト
本機のコンセプトは「ATへのハードルを下げる事」だったのでしょう。
市場で人気を博したAT機と言えば、獣王・サラ金・アラジンのサミー3兄弟や、アルゼのコンチ4Xなど、万枚は勿論、2万枚や3万枚の可能性すら秘めていた、爆裂機でした。
「爆裂に出る」と言う事は「鬼のようにハマる」と言う事でもあります。
それぞれ仕様は異なっていても、出玉を大きく増やす為には、ATへの突入が絶対条件。
しかしながら、そのATにはそんな簡単に突入する事出来ず、いくつものハードルが・・・。
そんな状況から「誰でも簡単にATを楽しめる」をコンセプトに作られたのが本機だと思われます。
万枚なんて遠い彼方。
それでも、お手軽にATの楽しさを味わいたい。
そんなユーザー向けに作られたか、そんな思いを軸に作られたと推察される訳ですが、結果としては・・失敗だったでしょうね。
マイルドなAT機というカテゴリー自体が、市場では受け入れられませんでした。
出玉をマイルドにするならば、ボーナスのバランスや、演出、AT以外での付加価値で、機種の魅力を上げなければ、この当時の目の肥えたユーザーからは見向きもされません。
別に、激しい出玉がある事だけがパチスロの魅力ではないので、コンセプトは間違っていないとは思うのですが、時代もあったかと思います。
でも、地蔵って(苦笑)
まとめ
いかがだったでしょうか?
正直に申し上げて、過去最強に筆が進まなかった機種名鑑となってしまいました。
どなたか「俺、六地蔵めっちゃ語れるでっ!」と、仰る方がおられましたら、是非とも、ご一報下さいませ。