こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第110弾「ファイヤードリフト」の登場です。
既にトップメーカーとして君臨していたサミーより発売されたファイヤードリフト。
設置台数は多く、どのホールでも見かけた機種でしたが、ユーザーからの支持はどれ程だったのでしょうか?
個人的には、旋風の用心棒同様、あまり好みの台ではなかったのですが・・・。
のっけからネガティブな発言はイケませんね。
少々ゲーム性がややこしかった本機。
早速振り返って参りましょう!
目次
基本情報
■メーカー
サミー
■発売時期
2003年7月
BIG | REG | 機械割 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/312.2 | 1/390.3 | 96.0% |
設定2 | 1/286.8 | 1/358.4 | 99.9% |
設定3 | 1/267.2 | 1/334 | 103.8% |
設定4 | 1/255.7 | 1/319.6 | 106.0% |
設定5 | 1/246.3 | 1/307.9 | 110.0% |
設定6 | 1/235.8 | 1/294.7 | 113.7% |
タイプ
本機は、BIG&REGを搭載。
BIGのJACKゲームが3回なのでAタイプ。
内部的に成立したボーナスは、全て一旦ストックされる為、A-400+STタイプ。
放出条件
上記通り本機はストック機ですが、ボーナスの放出方法が少々難しい機種。
まぁ、全体的にストック機は、内部システムが難しい機種が多いのですが・・。
放出条件は、以下の4つ。
①純ハズレ成立時
純ハズレ成立時は、問答無用で100%ボーナスを放出。
特徴的なのは、状態により純ハズレ自体の確率が事なる事。
後述する、チャンスゾーン高確時が一番高く約1/270。
通常時が二番目で1/490。
最も低いのがチャンスゾーン中で、約1/880。
②リプレイ4連
リプレイが4連すれば、こちらも問答無用で100%ボーナスを放出。
出現率は、およそ1/2837
③天井
天井に到達すれば、勿論、問答無用で100%ボーナスを放出。
ストックがあれば、900ゲームで到達。
④チャンスゾーンで特定小役成立
本機で最も特徴的であり、ややこしい部分。
ここは、別で詳しく。
ミッションムービー
上述のチャンスゾーンの事を、本機では「ミッションムービー(以下MM)」と言い、ボーナス放出の特化ゾーンとなっている。
通常時に発生する連続演出中に特定小役を引く事で、ボーナスが放出(RT解除)される。
①発生条件
MM発生抽選に当選すれば発生される。
②モード
MMの抽選には、通常と高確の二つのモードがあり、通常ならば約1/150。
高確ならば、約1/10で当選となる。
高確へのモードUPは、チェリーの50%、ボーナスの100%で抽選が行われる。(あくまで抽選)
細かい数値は割愛するが、4チェより2チェの方が熱いし、REGよりBIGの方が熱い。
チェリーの場合は、単純に設定が高い方が突入し易いが、BIGの場合は、設定が低い方が突入しやすい。(REGは設定差なし)
2チェ+設定6の場合は、100%高確に突入する。
③高確継続ゲーム数
高確に突入すると、振り分けられたゲーム数の間、1/10でMMの抽選を行い続ける。
突入した契機及び、設定により差があり、必ずしも高設定程継続ゲーム数が長くなる訳ではない。
高確ゲーム数の長さの平均は「チェリー<BIG<REG」の順となり、REG後が最も長いゲーム数期待出来る。(その分、突入率が低い)
また、この高確ゲーム数には上乗せがある為、一気の連チャンが炸裂する場合もある。
④MM継続ゲーム数
めでたくMMに当選すると連続演出が発生するが、その継続ゲーム数は「1~3」ゲームと、超短い。
MM発生時のボーナス放出(ミッションクリア)率は、
※設定1 通常モード時
1G 7.44%
2G 14.89%
3G 22.33%
基本的に、設定が高くなる&高確モードになる程、ミッションクリア率は上がる。
このゲーム数の振り分けに設定差はないが、モード差は存在。
通常モードの時は、単純に各1/3となるが、高確時は「1P=10.8%・2P=43.7%・3P=45.6%」となる。
⑤対象小役
MM中に対象小役を引けば、ボーナス放出の可能性があるが、対象小役とその放出確率は以下の通り。
スイカ=100%
ベル=100%
リプレイ=50%
チェリー=0%(解除抽選なし)
設定推測
本機には、設定推測要素が随所に散りばめられている。
特に有効となるのが、以下の3つ。
通常時のスイカ確率
設定1 | 1/199.8 |
---|---|
設定2 | 1/188.3 |
設定3 | 1/178.5 |
設定4 | 1/165.4 |
設定5 | 1/150.3 |
設定6 | 1/118.9 |
設定6は抜けているので、十分判別要素となる。
設定5はピンポイントで見抜くのは難しいが「奇数設定」などの条件が分かっていれば、実用範囲。
BIG中ハズレ確率
設定1 | 1/4.8 |
---|---|
設定2 | |
設定3 | |
設定4 | |
設定5 | 1/6.4 |
設定6 | 1/9.8 |
設定6は抜けているので、十分判別要素となる。
設定5も判別可能かもしれないが、試行回数がそれ程得られないので、他の要素と複合で判断する必要がある。
4チェからのMM高確モード移行率
設定1 | 1/12.00 |
---|---|
設定2 | 1/10.00 |
設定3 | 1/12.00 |
設定4 | 1/6.00 |
設定5 | 1/5.33 |
設定6 | 1/4.00 |
全てを見抜く事が出来ないので、判断が難しいが「上か下」かの判断程度は可能。
上記二つの要素と合わせれば、実用範囲。
立ち回り
天井が浅いので狙えない事もないが、高設定狙いが基本。
設定6は、上記設定推測要素をしっかり見れば、2,000ゲームも打てば十分看破可能なので狙ってイケる。
設定5は、イベントと展開次第と言ったところか。