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こんにちは!銀猿です。

今回は、花火の回で少し書いた「減算値判別」を説明したいと思います。

減算値判別を、

・全く知らない方も

・言葉は知っているけど、詳しくは分からない方も

・手順は知っていて実際に判別をしていたが、理屈は今イチ良く理解していなかった方も

今となっては、知ったとしても何の得にもなりませんが、当時こんな凄い4号機最強の正攻攻略法があった事を、知って頂ければと思います。

 

小役確率

 

4号機時代には、小役の確率を変動させる事が許されている時期がありました。

花火を例にすると、以下の様な感じになります。

※各小役確率は、おおよそであり、正確な数値ではないかもしれませんが、ここでは「減算値判別を知る」為に必要なだけなので、細かい数値の差異はご容赦下さい。

 

成立小役 低確率 高確率
2枚チェリー 1/8.2 1/6.5
4枚チェリー 1/240
風鈴(10枚) 1/72 1/7.9
氷(15枚) 1/71 1/25

 

2枚チェリーはそれ程ではありませんが、風鈴と氷には結構な差がある事が分かります。

特に風鈴は、高低で約9倍もの差があります。

まずは、この様に「小役が高確率で抽選されている時と、低確率で抽選されている時」がある事を覚えておいて下さい。

 

小役カウンター

 

次に、その小役の抽選確率が高い時と低い時は、どの様にして決められているか?ですが、それは「小役カウンター」と呼ばれる数値で管理されています。

この小役カウンターは、毎ゲーム増減を繰り返し、カウンターの数値がプラスの時は「小役低確率状態」(揃いにくい)で、マイナスの時は「小役高確率状態」(揃いやすい)になります。

レバーを叩いた時の小役カウンターの数値が、プラスかマイナスかで、そのゲームの小役の抽選確率が決まる仕組みになっています。

 

加算値と減算値

 

では次に、その小役カウンターの数値はどの様に増減するか?ですが、ここで「加算値と減算値」という数値が使われます。

数値、数値うるさいですが、頑張ってついてきて下さいね。

加算値

 

読んて字のごとく「加える」値ですので、小役カウンターをプラスします。

「払い出し1枚に対して256を加算します」

これは、機種・設定問わず共通です。

花火を例にすると

 

成立小役 加算される値
2枚チェリー 256×2=512
4枚チェリー 256×4=1,024
風鈴(10枚) 256×10=2,560
氷(15枚) 256×15=3,840

 

上記の数値が「払い出されたら」加算されます。

ですので、取りこぼした場合は加算されません。

 

減算値

こちらも読んて字のごとく「減る」値ですので、小役カウンターをマイナスします。

「投入1枚に対して任意の数値を減算します」

これは機種や設定で異なります。

花火を例にすると

 

設定 減算される値
1~4 97
5 100
6 102

 

上記の数値が「1枚投入されたら」減算されます。

通常3枚掛けで消化しますので、実際は1ゲーム事に

 

設定 減算される値
1~4 97×3=291
5 100×3=300
6 102×3=306

 

上記数値が減算されます。

この様にして、小役カウンターの数値は毎ゲーム増減し(リプレイ成立時を除く)、その時点のカウンターの数値に準じて、小役の抽選確率を決定しています。

 

設定判別

 

では、どの様にして設定を判別するのか?

ここで注目するのが「減算値の設定差」です。

花火の場合、上記の様に設定1~4は同じですが、設定5と設定6には、減算値に差があります。

この「設定差」を使って設定4以下と設定5以上を判別します。

仮に、小役カウンターが現在「0」だと仮定します。

ここからスタートして、5ゲーム消化したとします。

1~4ゲーム目までは何も揃わず、5ゲーム目に風鈴が揃ったと仮定すると、設定1(減算値97)の場合と、設定5(減算値100)の場合だとカウンターの数値に「差」が生じるのはご理解頂けるでしょう。

設定1 256(加算値)×10(払い出し枚数)-97(減算値)×3(投入枚数)×5(ゲーム数)=1,105

設定5 256(加算値)×10(払い出し枚数)-100(減算値)×3(投入枚数)×5(ゲーム数)=1,060

この様に、カウンターの数値に差が生じます。

コレを繰り返していくと、「設定4以下(減算値97)の場合は小役カウンターがプラスだが、設定5以上の場合は小役カウンターがマイナス」という状態が現れます、そのゲームを「判別プレイ」と言い、この判別プレイでの小役の出現率を調べる事で、設定判別が可能となります。

花火の場合、風鈴と氷に大きな差がありましたよね?

極端ですが、判別プレイを30回程度こなして、風鈴が7回揃ったとすれば、それは1/72の鬼引きと考えるには無理があるので、これは1/7.9で抽選されていた、即ち「設定5以上だな」と判別する訳です。

この判別プレイは、試行回数を増やせば増やす程信頼度が上がります。

僕は勉強が出来ないので、どの程度の回数をこなし、どの様な結果の場合に統計的に「有意である・有意でない」と判断出来るのかは分かりませんが、おおよそ30回程度で判断していました。

 

判別手順

 

長くなったので、細かい判別手順は今日は割愛します。

もし、知りたい声が多くあれば、また書こうと思います。

一応ひとつだけ書いておくと、BIG終了後は小役カウンターが必ず「0」にリセットされる為、ここから判別を開始します。

花火の場合ですと、BIG一回分のコインがあれば、十分判別可能でした。

 

※手順編公開しました

 

判別出来る機種と出来ない機種

 

今まで登場した機種だと、

判別出来る機種=花火アレックスニューパルサー

判別出来ない機種Ⅰ=大花火⇒そもそも小役確率に差がない

判別出来ない機種Ⅱ=ルパン三世⇒小役確率に差はあるが、減算値に差がない

 

僕が、図や動画を使えればもっと分かり易くお伝え出来るのでしょうが、如何せんパソコンスキルが低レベルなので・・・。

文章も長く、読みづらかったと思いますが、最後まで読んて頂きありがとうございました。

 

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