こんばんは!銀猿です。
先週の高松宮記念は、1~3番人気が全て馬券圏外に飛んで、三連単278万馬券と大荒れになりましたね!
今週は春の芝中距離路線の王道、大阪杯が行われます。
今週も極上の謎解きゲームを楽しみましょう!
傾向
「大阪杯」というレース名自体での施行は昔からありますが、GⅠに昇格したのは2017年から。
ここでは過去5年の結果から、顕著に表れている傾向がないか探っていきます。
銀猿が特に顕著だな?と感じた傾向は以下の三つ。
・馬齢
・血統
・GⅠ実績
一つずつ見ていきましょう!
馬齢
先週の高松宮記念でも同じデータを挙げ、ものの見事に7歳馬キルロードに激走されてしまいましたが、今週も懲りずに同じことを言います。
7歳以上の馬は馬券圏内に走ったことは一度もなく(0-0-0-5)、6歳馬も馬券圏内に入ったのは2017年2着のステファノス一頭だけ(0-1-0-10)
先週のことがあるので強気なことは言えませんが、割り引いて考えたくなるデータです。
血統
とにかくサンデー系を持つ馬に相性が良いレースです。
その中でもディープインパクトを持つ馬が多く馬券になっています。
6月に行われる宝塚記念とは200mしか違いませんが、その違いは顕著です。
父・母父ともにサンデーの血を持たない馬で馬券になったのは、2020年クロノジェネシスと、2017年のヤマカツエースのみ。
1~3番人気に支持された馬の中でも、2020年・2019年ブラストワンピース。
2017年サトノクラウンが馬券圏外に消えています。
勿論、ディープインパクトを持つ人気馬でも、グランアレグリア・サトノダイヤモンド。マカヒキと馬券圏外に飛んだ馬はいますが、過去5年、3着以内に入った馬15頭のうち13頭がサンデーの血を持っているという結果は、顕著な傾向だと言えます。
GⅠ実績
馬券になった15頭のうち、大阪杯までにGⅠで3着以内に入ったことがなく馬券になったのは、昨年のモズベッロと、2017年のヤマカツエースの二頭のみ。
内回りとは言え2,000mという主流距離で行われる古馬GⅠだけに、GⅠ実績はあるに越したことはないと言えそうです。
その他気になったデータ
上記以外で気になったデータは、
関東馬 0-0-1-17 単勝回収率0% 複勝回収率7%
馬券になったのは2020年 1番人気で3着のダノンキングリーのみ。
1~3番人気で馬券圏外に飛んだのは、グランアレグリア・サリオス・ブラストワンピース・サトノクラウン。
上の3つと違いたまたま感を若干感じるので、別枠としました。
ブラストワンピースとサトノクラウンは血統で触れた通りなので、その影響が強いかと。
グランアレグリアとサリオスに関しては、昨年のレースでのもの。
昨年のレースは重馬場で行われており、例年と傾向が大きく異なる可能性が高いと考えています。
勝ったレイパパレにケチをつける気はありません。
2着に走ったモズベッロを馬鹿にする気は毛頭ありません。
ですが、通常の馬場で行われる芝・2,000mのGⅠレースで、コントレイルが何度もモズベッロの後塵を拝するシーンが想像出来るでしょうか?
競馬に絶対はないのは勿論承知していますが、昨年はそれだけ特殊な条件下で行われたレースだったと捉えています。
まとめ
・今週もデータ上は高齢馬(6歳以上)は苦戦!
アフリカンゴールド(7歳)・キングオブコージ(6歳)・ショウナンバルディ(6歳)・スカーフェイス(6歳)・ヒシイグアス(6歳)・ヒュミドール(6歳)・マカヒキ(9歳)
・サンデーの血を持たない馬は苦戦!
アリーヴォ・ウインマリリン・キングオブコージ・ショウナンバルディ・ジャックドール
・GⅠで馬券圏内に入ったことがない馬は苦戦!
アフリカンゴールド・アリーヴォ・キングオブコージ・ショウナンバルディ・ジャックドール・スカーフェイス・ヒュミドール・ポタジェ・レッドジェネシス
・関東馬は苦戦!
ウインマリリン・エフフォーリア・ヒシイグアス・ヒュミドール
明日は全頭診断をしてみたいと思います!