こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第25弾、「ルパン三世」の登場です。
このブログ初の平和の台となりますね。
個人的にこの時期のパチスロ市場は、クランキーコンドルから始まった、目押し至上主義による「設定1でも勝てるスペック」が流行し、まさにアルゼ帝国と言った様相を呈していたと思います。
これまで取り上げてきた機種も、アルゼ率が圧倒的に高いですしね。
若き日の銀猿も、アルゼ系の機種を好んで打っていた時期でしたが、そんな中、圧倒的な回数を打つ事になるのが、このルパン三世です。
誰もが知っている超人気漫画を使った本機。
懐かしさに酔いしれながら、自分的灼熱ポイントを語り合って下さい!
スペック
■メーカー
平和
■発売時期
2000年3月
BIG | REG | 機械割 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/303.4 | 1/655.3 | 93.8% |
設定2 | 1/275.3 | 1/655.3 | 97.7% |
設定3 | 1/256 | 1/655.3 | 101% |
設定4 | 1/238.3 | 1/655.3 | 104.3% |
設定5 | 1/238.3 | 1/468.1 | 106.4% |
設定6 | 1/238.3 | 1/358.1 | 108.8% |
出典 777@Nifty様
基本仕様
BIGとREGの両ボーナスで出玉を増やしていくオーソドックスなA-450タイプ。
特徴的なのは、そのボーナス確率。
設定4~6のBIG確率が同じで、設定1~4までのREG確率が同じだという事。
この台の設定推測要素はボーナス確率しかなかったバズなので、設定推測が難しい機種でした。
BIG偏重型のボーナス確率、BIG一回で平均450枚程度を獲得出来るなど、以前出てきた、グランシエルに近いイメージの機種でした。
機械割
上記機械割はメーカー発表値なので、そこまで辛い機種ではなく、通常時の小役狙いもある程度効きましたし、特にBIG中のリプレイ外しが約+50枚と効果が高かったので、記憶がかなり曖昧ですが、設定4でも、107~109%程度はあったと思います。
設定4でも他の機種の設定6と同等のBIG確率の上、BIGの獲得枚数も多かったですから、BIGの連打に遭遇する機会も少なくはなく、一気に出玉を増やす場面も多かった機種です。
「目押しが出来れば設定1でも勝てる」みたいな機種ではありませんでしたが、低設定ではキチンと抜けるし、高設定ではしっかり出す事が出来る機種だったので、ホールとしては使い勝手が良い機種だったと思います。
リプレイ外し
本機は「ツインBIG」を搭載しており、7がダブルラインで揃うか、シングルラインで揃うかで、リプレイ外しの余裕コマ数が全然異なりました。
ダブルかシングル(2:1)かは制御で振り分けられる為、狙い打ちは出来ません。
ダブルラインで入賞出来た際には、安心の6コマハズシとなりますので、まずミスる事はありませんが、シングルラインで揃ってしまうと、ビタ押し必須!となってしまいます。
狙う図柄は「リプ・ベル・リプ」のベルを、下段にビタ押しなんですが、そもそもこの図柄が見えない方も多く、ビタ押しの中でも、難易度は高い部類だったと思います。
ただ、何故か銀猿はこのリプレイ外しは結構得意な方で、大花火のビタ押しより、精度は高かった様に思います(単にプレッシャーに弱いだけとも言う)
演出
先日出てきたデュエルドラゴンの様な、複雑に絡み合った演出などはなく、シンプルな予告にリール制御で面白さを作り出していた名機です。
まず、筐体中央上部にルパンの役物がありますが、完全無視でOKです。
僕は二回目から完全に無視して打ってましたが、それでも全然問題なく面白いです。
小役ナビを行う予告音が、下記の4種類用意されてます。
・「ファンファン」というパトカー(銭形)の音=ハズレorリプレイorボーナス
・「バンッ!」という拳銃(次元)の音=ハズレorプラムorボーナス
・「ジャキンッ!」という斬鉄剣(五右衛門)の音=ベルorボーナス
・「タラッタラ・ラッタラー」というスペシャル音=ハズレorボーナス
この中で、五右衛門の斬鉄剣の音は結構熱いですが、状況(下記)によります。
断トツで激熱なのは、スペシャル音です!出現率低めですので、出ただけで悶絶級です。
銀猿的には、スペシャル音が出た場合は二パターンの対応があったのですが、一つは「空回し」⇒トイレorコーヒーを買いに行くです。
ボーナスなら必ずブルーフラッシュをしていましたので、席を離れて、少し遠くから自分の台を確認して・・・一人でドキドキするのを楽しんでました(やや他人に迷惑)
打ち方&リール制御
通常時の打ち方は「上に不二子が付いているチェリーを枠内に狙う」のが基本的な打ち方で、不二子が枠下に逃げていき、上段or下段にベルが停止した場合のみベルを狙います。(中段ベルの場合は、ベルの可能性無し)
この打ち方の場合、不二子が枠下に逃げた時点で小役orボーナスとなります。
上記の通り、上段or下段にベルが停止した場合はベル、中段にベル(上段に7)が停止した場合はプラムがそれぞれ揃うのですが、コレらがハズレ場合は、問答無用でBIG確定となります!
「ボーナス」ではありません、「BIG確定」です!
不二子が枠下に逃げた時点で、REG否定(この機種のREGは、不二子・不二子・ルパン)の為、左がスベッてハズレたリーチ目は、全てBIG確定となります。
この制御と予告音が絡む事で、より熱さを演出します。
・パトカーの音が鳴って、左リール上段に7=BIG
・拳銃の音が鳴って、左リール上段にベル=BIG
・斬鉄剣の予告音が鳴って、左リール上段に7=BIG
・スペシャル音が鳴って左がスベる(何コマでもOK)=BIG
・斬鉄剣の予告音が鳴って、左スベらず(不二子枠内停止)=ボーナス
などなど、法則崩れからのBIG確定目が満載となります。
当然、予告音が鳴らなくても、スベッて小役ハズレ=BIG察知も多く見られます。
注意点として、パトカーの音が鳴って、左リール上段にベルからリプレイ揃いなど、普段揃う事がない小役の揃い方をした場合もボーナス確定ですが、「入ってました目」となりますので、この場合はREGの可能性があります。
リーチ目
スベリからの小役ハズレも素晴らしいのですが、左リール下段不二子停止からのリーチ目も、美しく素敵なモノが多かったです。
長くなってきたので、三つだけ紹介させて下さい。
一つ目は、「中リール中段ベル」です。
中リールにベルは三つありますが、どのベルが中段に止まっても、全て2確となります。
二つ目は、「プラム右下がりハズレ目」です。
中リール中段にプラムが停止し、右リール中段にもプラムが停止するというモノ。
ビーナスラインとかだと、プラム外れで即ボーナスですが、本機の場合は、右リール中段プラムが条件となります(一部外れるだけでOKなものもあり)
オリンピア(平和)お得意の形ですが、右リール中段プラム停止形が個人的美麗目なので、紹介させて頂きます。。
最後は、「右リール枠上ルパン」です。
先程、スペシャル音が鳴った時の対応に二パターンあると言った、もう一つの場合に狙っていく目です。
スペシャル音が鳴り、普段通り不二子を狙って、スベったら問答無用でBIGですが、枠内に不二子が止まった場合もまだ諦めません!
この時は「狙ってリーチ目を出すチャンス」と捉えて、右リール枠上にルパンを狙います。
狙い通り枠上にルパンが止まれば、逆転でBIG確定!もし、ルパンが上段に止まれば、そのままREGを揃えます。
・・・めっちゃ打ちたなってきた。
設定変更判別
この機種には小役のカウンターが付いており(小役カウンター及び減算値判別については、機会を設けて詳しく解説します)、設定変更後はカウンターがリセットされる為、ある程度ではあるが「設定変更判別」が可能でした。
高低差があったのはベルなので、朝イチ数プレイでベルが揃う様なら、設定変更の可能性が高まります。
※詳しい確率は忘れましたが、低確率時のベルが揃う確率は、ボーナスが揃う確率よりも低かったです・・・1/400ぐらいだったかな?
あくまで「推察」ですし、設定変更と言っても、1から1への打ち直しでも小役カウンターはリセットされますから、絶対的な信用をおいて勝負に出られる訳ではありませんが、お店のクセなどを考慮すれば、使える情報となり得ます。
また、「オール設定投入」の様なイベントで、仮にルパン10台中に全ての設定を投入!などと謳っているイベントがあった場合、朝イチの挙動である程度真意を測る事が可能です。
この様なイベントにも関わらず、朝から殆どの台でベルが揃わない状況なら、疑ってかかるべきでしょうし、閉店時のボーナス確率を合わせれば、「ガセかどうか」の判断は容易につけられました。
逆に、多くの台で朝イチからベルが揃い、閉店時のボーナス確率からも裏付けが取れる様なら、少なくてもその店のそのイベントは、超積極的に狙っていく価値が高くなります。
この様な使い方で、お店の信頼度を調べるのにはかなり有効でした。
※7分55秒付近に、ブルーフラッシュが見られます。
人気機種だったと思うので、お酒片手に、皆さんのお気に入りポイントを、熱く語って下さいね!