初めての予約　パチスロ専業者編　第61話

 

 

こんにちは！銀猿です。

六ヶ月目に突入したパチスロ専業者編。

ネグラ替えをした最初の月となる5月を、+443Kと順調に乗り切り、二ヶ月目となるこの6月も、昨日、一昨日の連勝で、前半戦を良い形でクリア。

ここまでは、想定以上に順調にきている。

このまま快調に収支を伸ばしてイケるだろうか？

では、第61話をご覧ください。

 

 

初めての予約

 

6月10日

今日も朝からファースト店。

そして今日も朝から花火のシマへ。

狙いは前日設定5だった台。

自身が止めた後も出続けたようで、最終的に差枚数は客側の+5,500枚程。

結構出ているので設定変更の可能性は十分あるが、クロスを仕込めていないので、BIGを引いて減算値判別を行う。

が、結果は残念ながら不合格。

「まぁ仕方ない」

気を取り直して、他の花火の判別を数台試みたものの、結果は全滅。

「しからばっ」

と、朝イチ設定変更挙動を目視確認していた、ここ数日凹み台のドン2へ。

こっちのドンちゃんは少々頑張りを見せたものの、今イチ「パッ」としない感じ。

持ちコインの間はそのまま続行でも良かったのだが、今日は稼働以外に大事なミッションがある。

それは「明日のイベントの予約」である。

ファースト店はスロットイベントを滅多に行わないが、いざイベントとなると、対象機種全10台が設定5or6という熱いモノ。

その「予約」を前日の夕方に取る事が可能なのである。

予約の条件は、

 

と、コレだけ。

希望者が3名以上でなければ、ポイントを持っていれば無条件で予約が可能。

上限の2名に達していなければ、営業時間内であればいつでも予約出来るが、大体はすぐ埋まる事が多かった。

予約開始時刻は16時前後が一番多く、この時間に店舗にいる事が必要となる場合がほとんどだった。

予約さえ取れれば、翌日、朝イチから設定5or6（と、謳っている）台を確実に打つ事が出来るのだから、可能であれば、その権利は取りに行くべき。

唯一のウイークポイントは「対象機種が分からない」事。（この後ややルールが変わる時期がくる）

コレは、通っていくうちにある程度「予想」する事が可能で、まだ通い始めてそれ程日は経っていなかったが、この時の僕の予想は「ガメラ」。

答え合わせは、明日の朝。

長々と説明してきたが、この日は最大の目的である「イベントの予約」を無事完了出来た事に満足。

負けていない状況に納得して、早々の帰宅とあいなった。

 

 

店舗	機種	収支
ファースト	花火	-4K
	ドン2	+4K

 

 

 

 

まさかの巨額投資の末

 

 

6月11日

朝からファースト店。

今日は、イベント台を打つ「権利」を持っているので、悠々と「出勤」。

前日予想は「ガメラ」。

運命の答え合わせは・・・大ハズレ！

イベント対象機種は「ルパン」だった。（もう一つの機種は忘れました）

まぁ、ルパンが悪い訳では全然ないのだが、勝手にガメラだと思っていただけに、ややテンションが下がる。

10時開店。

気を取り直してルパンとの勝負を挑む。

ルパンは大好きな機種であり、朝イチから5or6確定台を打てる機会は多くないので「楽しみながら打とう！」と、ポジティブに打ち始める。

が・・・、この大泥棒は、こちらの財布からお金を盗むばかりで、一向に返してくれる気配がない。

朝イチは全台ベルが落ちていたし、自身の台以外は概ね快調に出玉を伸ばしているので、ガセは考え難い。

そもそも、ファースト店は、自分の中で最大級に信頼出来る店だ。

駄目なのは「自らの右手」だと言い聞かせ、左手でレバーを叩いたり、普段はしない、下からレバーを叩くなど「少しでも、取る乱数のパターンを変える」という、オカルトな努力を試みてみる。

そんな、無駄だと思われる努力が報われたのか、巨額投資が止まってからは、徐々に追い上げを見せる。

正直、夕方の段階では「惨敗」も覚悟していたが、最終的には7.6枚で36Kという大きな負債を捲って終了。

「負けなくて良かった・・・」

 

 

店舗	機種	収支
ファースト	ルパン三世	+3K

 

 

 

 

第62話に続く