自分に負けた　パチスロ専業者編　第79話

 

 

こんにちは！銀猿です。

八ヶ月目に突入したパチスロ専業生活。

先月より、花火に特化した立ち回りとなり、そこから収支が安定。

それに伴い精神面も落ち着き、無理のないパチスロライフが送れている。

しかし前回は、花火の設定5の実践において、過去ワーストとなる-47Kという大敗を喫してしまった。

「一日単位の勝ち負けは時の運」

と、思っていても、正直凹んでしまう。

今回最大のミッションは、その花火でのリベンジだが・・・。

では、第79話をご覧ください。

 

今日こそはっ！

 

8月5日

朝からファースト店へ。

当然狙いは、前日自己ワースト記録となる、-47Kと大敗を喰らった花火の据え置き。

過去の傾向から、間違いなく据え置かれるハズだが、勿論そんな保証はどこにもない。

この日は日曜日だったので、万が一にも他の人に狙い台を取られないよう、この店で打つには珍しく、15分前に並ぶ。

開店後、一目散に狙い台に走り、無事台を確保。

設定を変更されるとは、ほんの少しも思っていなかったが、最初の1Kで50回転以上回り、ほぼ据え置きが確定する。

昨日の事があるので、初期投資が膨らむ事を危惧していたが、常識の範囲内でBIGを引き一安心。

確認の為の減算値判別も当然合格し、全ての準備が整った。

しかし、昨日からこの台で何回判別しているのだろうか・・・。

丸々二日フル稼働したところで、回せるゲーム数は16,000プレイ程。

その程度で、分母が244もあるBIG確率の「収束」がなされるとは思っていないが、多少なりとも期待してしまうのは、人間の性だろう。

「昨日の分もまとめてお願いしますっ！」

と、気合いを込めて打ち続けるも、今日もあまり調子は上がって来ない。

昨日と比べれば全然「マシ」ではあるが「快調」とは呼べず、やや苦戦傾向が続く。

途中からは、

「せめて今日は確率通りにお願いしますっ！」

と、お願いを「下方修正」したものの、その願いも叶えられず、連日の欠損計上で稼働終了。

勝つには勝ったが、今日もまたまた消化不良の一日となってしまった。

 

 

店舗	機種	収支
ファースト	花火	+25.5K

 

 

 

 

 

 

自分に負けた

 

8月6日

今日も朝からファースト店へ。

狙いは、ここ二日間打ち続けている例の花火。

昨日は勝ったとは言え、ボーナス確率は設定値を下回っているし、二日間トータルでは負けている。

「もう一丁」があっても何ら不思議はないハズ。

ただ、通いつめて分かってきた事だが、ファースト店の花火の設定5は「二日連続まで」が基本である。

その二日目の「差枚数」が客側のプラスで終わっている場合、据え置かれる事は殆ど無い。

逆に言えば「上げた初日」はいくら出ても、翌日据え置かれる場合が殆ど。

なので、今回の場合、昨日は「差枚数が客側のプラス」なので、設定は「変更される」と予想される。

それでも据え置きの期待を持ったのは、この二日間の自身の「収支」と「ボーナス確率」からの「淡い期待」から。

予定通り、三日連続となる同じ花火に着席し、打ち始めると、最初の1Kの回転数は30回チョイ・

「・・・変更ですか」

まぁ、いつものパターンからすれば変更されても不思議ではないのだが、「淡い」とは言え、期待していただけに、結構ショックがデカい。

振られた女性にしつこく食い下がる、男らしくないダメ男のように、未練がましくBIGを一度引き減算値判別を行ってみたものの、結果はやはり不合格。

残念ながら、設定4以下が確定した。

と、なれば、他の連日凹み台の中から、新たな設定5を探すのみ。

食指が動く3台を、順番に判別していく。

一台、また一台と打っていくが、結果は全滅。

この時点で、心の中で「ポキッ」という音が聞こえた気がした。

今月に入り、早くも4度花火の設定5を打っているが、まともに出たのは3日の一度だけ。

この程度で心が折れてしまうのは、この時点での僕の「実力不足」なのだが、この日は少々やけくそ気味になってしまった。

花火に打てる台がなくなったのなら、真っ直ぐ家に帰れば良いものを、無駄打ちをして、負債をわざわざ増やしてからでないと帰る事が出来ない、三流勝負師がここにいた。

「簡単に自分に負けてんじゃね～よっ！」

 

 

店舗	機種	収支
ファースト	花火	-4K
	ナナシー	-8K
	デカドンちゃん	+2K

 

 

 

 

 

第80話に続く