こんばんは、銀猿です。
5回目となる負け組救済プロジェクト。
今回は、負け組と勝ち組を分ける二大重要ポイントの一つを紹介します。
今までの内容が分かっている事を前提としますので、ここまでで不明瞭な点があれば、もう一度過去記事に戻って下さい。
今回のお話しも「当たり前」の内容ですが、今までの記事以上に、今回の内容を理解して実践している方は少ないと思います。
今日から使える考え方ですので、是非、自身のパチンコ＆パチスロ生活に取り入れてみて下さい。
では、参りましょう。
どちらで遊ぶ？
ここに四角い箱があります。
箱の中には、白い玉が9個、赤い玉が1個入っています。
赤い玉を引けば「当たり」だとします。
そして、白い玉9個、赤い玉1個の中から白い玉を引いた場合、その白い玉を箱に戻し、再度箱から玉を引きます。
このルールで永遠と繰り返していきます。
さて、コレはここまで例題として使ってきた架空のゲームです。
では、このゲームで「賭け」をしましょう。
玉を引く為には、一回100円かかるとします。
A店では、赤い玉＝当たりを引いた場合、賞金として900円を払ってくれます。
B店では、赤い玉＝当たりを引いた場合、賞金として1,100円を払ってくれます。
あなたはどちらで遊びますか？
勿論B店で遊びますよね？
当然です。
条件が全て同じで、頂ける賞金が異なる訳ですから、賞金が多い方で遊ぶに決まってます。
どちらで遊ぶ？2
では、次。
下記両店も、玉を引く為には、一回100円かかるとします。
C店では、箱の中の白い玉が一つ少なく、白い玉が8個、赤い玉が1個で遊べます。
当たった場合の賞金は、A店と同じく900円です。
A店と比べると「当たり易く」なっています。
次にD店では、箱の中の玉はA・B両店と変わらず、白い玉が9個、赤い玉が1個入っています。
しかし、赤い玉を引いた場合の賞金は、1,010円です。
つまり、B店と比べると、当たった時の賞金が「少ない」です。
さて、あなたはC店とD店のどちらで遊びますか？
C店を選んだ方。
このゲームを続けると、負けませんが勝てません。
D店を選んだ方。
このゲームを続けると、続ければ続ける程勝てる事になります。
どちらで遊ぶ？3
では、次。
E店では、C店より更に当たり易く、白い玉が7個、赤い玉が1個で遊べます。
その代わり、赤い玉を引いた場合の賞金は、790円です。
次にF店では、赤い玉を引いた場合の賞金が、1,170円と高額です。
その代わり、箱の中には白い玉が11個、赤い玉が1個入っています。
さて、あなたはどちらで遊びますか？
この問いの正解は、
「どちらでも遊ばない」
です。
E店・F店、どちらで遊んでも、長い目で見た場合「負ける事」になります。
コレは計算してみましょう。
期待値がマイナスという事
まずはE店。
当たりを引く確率は1/8。
と、言う事は、玉を引くのに一回100円かかるので、800円使って一度当たる計算。
当たった時に貰える賞金は790円なので、やればやる程損をする事になる。
次にF店。
当たりを引く確率は1/12。
と、言う事は、玉を引くのに一回100円かかるので、1,200円使って一度当たる計算。
当たった時に貰える賞金は1,170円なので、やればやる程損をする事になる。
E店の方が「マシ」ですが、共に計算上「負ける」事になります。
コレが、期待値がマイナスという事です。
大切な質問
上記の遊びの場合、多くの方が「正解」を導き出せたのではないでしょうか？
「小学生ちゃうぞっ！」
「分かるに決まってるやんけっ！」
そんな声が聞こえてきそうですが、ここで質問です。
「あなたは、パチンコ＆パチスロを打つ時に、目の前の台の期待がプラスかマイナスか考えてから座っていますか？」
期待プラスが確定しているかどうか？ではありません。
考えてから座っているかどうか？です。
コレ。
多くの方が考えていないんですよ。
だから負けるんですよ。
だから、世の中のパチンコ屋さんは儲かるんですよ。
まず、座る時に考えて下さい。
それだけでも随分変わります。
まとめ
今回の内容は、非常～～～～～～に、大事です。
ここが、最初のターニングポイントになります。
上記のお店の中から、B店とD店を選択出来るかどうかが、勝ち組と負け組の差です。
負けない事を考えれば、最低でもC店を選びたい。
負ける額を「抑える」までハードルを下げれば、最低でもE店を選びたい。
この考え方を理解し、行動する事が出来れば、負け組からの脱出はもう目の前です。
ここでの「差」は、鬼のようにデカイですよ。
次回は、パチンコとパチスロの違いについて書きます。
