こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第80弾「ネオプラネット」の演出編です。
前回は、ストック解除の仕組みや、モード移行について説明しましたが、今回は、ネオプラのもう一つの特徴である、演出について書いていこうと思います。
二日続けてのネオプラで申し訳ありませんが、お時間があれば、ご覧下さいませ。
ELビジョン
ネオプラの演出とくれば、何を置いても真っ先に思い付くのが「ELビジョン」を搭載した事。
今でこそ、全面液晶なんて珍しくも何ともない時代ですが、当時としては画期的。
本来のリールの前に配置されたこのELビジョンで、様々な演出が繰り広げられます。
僕が初めてパチスロを打ったのが2号機。
その時の事を思えば、こんなパチスロが誕生するとは夢にも思いませんでした。
4号機初頭にはチェリーバーが登場し、センターラインに光が横切るだけで「おおっ!」って、言ってたのですから、テクノロジーの進化には、凄まじいモノがありますね。
テクノロジーの進化をパチスロで感じる人種なのが、自分自身、少々切なさを感じますが・・・。
リールを邪魔しない
ここからは、主観満載でネオプラの演出の良さについて語ります。
「小さい土星が出てきて~」
「縦より横の方が熱くて~」
「疑似7と、リールの7が揃ってもリーチ目で~」
などは、他のサイトにお任せです。
「演出の良さ」と言いながら、初っ端から何ですが、個人的に一番良かったのは「リールを殺さなかった」事です。
業界初のELビジョン搭載となれば、この液晶をガンガン生かして作りたくなるモノですが、そこは「リーチ目の山佐」
リール制御による美麗リーチ目と、液晶によるプラスαを融合させ、見事なバランスで遊技させてくれました。
この「バランス」が、ネオプラの良さの根底にあると思います。
選択可能
ネオプラには、演出の「頻度」を選択する機能が搭載されていました。
サンダーV2のように「カスタマイズ」出来るレベルではありませんでしたが、それでも、打ち手が任意に選べる余地を残してくれた事は、山佐のファインプレーだと思います。
演出頻度は「High・Middle・Low」の3種類から選択が可能。
メーカーの推奨は、バランス良く遊べるMiddle。
程よく演出が出て、パチスロ本来の楽しみを残しつつ、ELビジョンの演出も楽しめるのは確か。
初めてネオプラを打つ人や、パチスロ初心者にはお薦め。
僕が打っていたのはLowモード。
リーチ目でボーナスを察知する事が多く、スープラの後継機だと考えれば、コレが一番シックリくる。
しかも、Lowモードだと本当に演出が出ないので、左リールに土星が「ピュ~」と落ちてきただけで熱い!
横に土星が流れようものなら、気分的には「確定」となる。(確定な訳はない)
ELビジョンを満喫するモードではないが、演出が、本当に「スパイス」になってゲーム性を盛り上げてくれるので、本当に面白い。
ちなみに「小役ナビ」の演出が当然あるが、ここで「チェリー」が出ると激熱!
ナビがハズレる事を期待するより、チェリー解除の可能性が激高になる事が熱い!
この時ばかりは、角チェでも期待してしまう。
中段チェリーなら、気分的には「確定」となる。(確定な訳はない)
最後にHighモード。
あまり使っている人を見かけなかったが、僕の、中高の唯一の友人で、この後登場する事になるであろう友人Kがよく使っていた。
彼いわく「3ゲームぐらい何も演出がないと熱い」らしい。
Highモードの場合、演出があるのが「当たり前」なので、逆説的に、演出が無いゲームが続くと熱くなる。
しかも、Lowモードで演出が起こった場合は、間違いなく気付くが、Highモードで演出が起こらないのは、見逃す事が多い。
よって「アレ?なんか静かじゃね?」と、思った後「何も出るなっ!」と祈りながらレバーを叩く、少々変態チックな楽しみ方が可能なモード。
名誉の為に書くが、彼が変態な訳では決してない。
ノッカー音
最後に、忘れてはならない「ノッカー音」について。
前身機にあたる3号機スーパープラネットの音が再現されている、感涙ものの演出で、BIG確定。
あのレトロなサウンドに痺れる事が出来るのは、スープラを打った事がある人だけだろうが、グランシエルのコンチ音と違い(素晴らしい演出だが、本家3号機コンチと異なり、重低音に欠けるのがチョッピリ不満)、当時と同じサウンドが再現されているので、スープラを知らない方にも、スープラを感じて貰えるのが、また良い。
初めて聞いた時には、本当に痺れた。
何も考えず、8枚交換のお店で空いている台に適当に座り、夕方から1~2時間スロットを打つと言う、最早、自殺行為としか言えないスロットを打ち続けていた「養分スロッター」だった自分を、鮮明に思い出せてくれた、思い出の演出である。
も~ろびと♪こぞりて~♪