こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第64弾「ラスベガス」の登場です。
名機の「復刻版」ともいえる本機ですが、案外マイナー機種なんでしょうか?
確かに、当時も設置しているお店はそれ程多くなかったのですが、皆さんあまりご存知ないんですかね?
個人的には、
「あぁっ!あったよなそんな台」
と、変なテンションの上がり方をするのに「丁度良い機種」だと思うのですが、如何でしょうか?
もし、全く知らない方がいらっしゃいましたら、折角ですので、どんな台だったか「チラッ」と見ていってやって下さい。
では、振り返っていきましょう。
スペック
■メーカー
オリンピア
■発売時期
2001年11月
BIG | REG | AT | 機械割 | |
---|---|---|---|---|
設定1 | 1/358 | 1/655 | 1/309 | 96.5% |
設定2 | 1/327 | 1/655 | 1/304 | 99.9% |
設定3 | 1/297 | 1/655 | 1/298 | 104.1% |
設定4 | 1/276 | 1/585 | 1/293 | 107.9% |
設定5 | 1/254 | 1/512 | 1/286 | 112.6% |
設定6 | 1/238 | 1/468 | 1/194 | 119.9% |
タイプ
本機はタイプで言うとA+ATという区分。
ノーマルタイプ同様、BIGとREGを持ち、それにプラスしてATが搭載さているタイプ。
ここまでの説明だけだと、獣王やサラ金と同タイプのようだが、そうではない。
まず、BIGは「ツインBIG」を搭載しており、ノーマルとスーパーの二種類。
スーパーの場合は、ベルの押し順をナビしてくれるので、ベルを取りこぼす事なく奪取出来る。
ノーマルなら平均390枚程度だが、スーパーの場合平均約550枚と、一気に獲得枚数が跳ね上がる。
そしてもう一つの特徴であるATだが、こちらは「爆裂AT」と言う訳ではなく、2号機の「小役の集中」を4号機で再現した「マイルドなAT」である。
この「マイルドなAT」と言うのが、当時の他のAT機と異なるポイントであった。
後継機
本機は、オリンピアの2号機である「バニーガール」の後継機と言える機種。
上記の通り、本機のATはバニーガールの「小役の集中」を再現したものだし、もう一つ、バニーガールの特徴であった「ズレ目」も継承している。
現在のパチスロユーザーにとって「ズレ目」は馴染みの薄い存在だろうが、往年のファンにとっては「熱い」存在である。
ズレ目の説明は、ホットロッドクイーンのページをご参照頂きたい。
ATの特徴
本機のATは、フルーツゲーム(以下FG)と呼ばれる。
実際に揃う小役は「ベル」なので、全く持って「フルーツ」ではないのだが、これも、バニーガールを継承しての事。
バニーガール(と、言うか、当時の2号機)の小役図柄は、フルーツで構成されていた場合が多かった為「フルーツの集中」と呼ばれていた。
そこから、本機のATはFGと命名されたのであろう。
FGは5Gと60Gの二種類から構成され、5Gの場合はおよそ14枚、60Gの場合はおよそ160枚程度が獲得出来る。
この「5Gと60G」という振り分けも、バニーガールからそのまま引き継いだモノになる。
FGの抽選は「スーパーハズレ」と言うハズレを引いた?時に抽選され、その当選確率には当然設定差が設けられており、単純に高設定の方が当選しやすいのだが、設定6は別にしても、設定1~5までは、それ程大きな設定差がある訳でなく、この辺りにも「マイルド」な印象を受ける。
スーパーハズレ確率
設定1 | 1/118.7 |
設定2 | 1/118.9 |
設定3 | 1/119.1 |
設定4 | 1/119.4 |
設定5 | 1/119.7 |
設定6 | 1/120.0 |
FG当選確率
設定1 | 1/2.60 |
設定2 | 1/2.56 |
設定3 | 1/2.51 |
設定4 | 1/2.47 |
設定5 | 1/2.41 |
設定6 | 1/1.64 |
後、FGの最大の特徴として「FG中に引いたBIGは全てスーパーBIG」と、言う点がある。
上記の通り、ノーマルとスーパーでは獲得枚数に大きな差があるので「いかにFG中にBIGを引くか?」で、トータルの出玉は大きく変わった。
トータルのゲーム性
本機は「AT機」という括りではあるものの、トータルのゲーム性としては「バランス重視」の機種だと認識している。
AT機にしては高いBIG確率と、二種類のBIGが搭載されている点。
そして、爆発力はないものの、低設定でもそれなりに突入するFG。
しかし、FGとBIGの連打が絡めば、大きく出玉を伸ばす事が出来る瞬発力。
何かに大きく偏るではなく、ある程度バランスを取りながら、リーチ目やFG、そしてサウンドや演出でユーザーを楽しませる、バランスの取れた台だったと思う。
しかしながら、時代は爆裂AT時代。
その完成度の割には、人気がそれ程出なかったのは残念だった。
まとめ
いかがだったでしょうか?
機種の説明うんぬんの前に、文体がいつもと異なり、読みにくかったのではないでしょうか?
誠に申し訳ない。
別に、普段の書き方が読みやすい訳ではないでしょうが、同じ人間が書いているのに、突然普段と異なる書き方をされると、読みにくく感じられたかもしれません。
個人的に読書が好きなのですが、最近読んだ著者の影響を、瞬間的ですが、モロに受けている文体となってしまいました。
ただ、今更書き直すのも手間なので、そのまま投稿させて頂きました。
ちなみにですが、個人的にラスベガスは「まぁまぁ面白い台」という評価でした。