どうにもチグハグ　パチスロ専業者編　第84話

 

 

こんにちは！銀猿です。

八ヶ月目に突入したパチスロ専業生活。

ここまで、なんやかんやと「泣き言」を並べてきた2001年8月の実践だが、気が付けば月中で+329Kと、過去にない好成績。

やはりパチスロは、高設定をどれだけ長く打てるかが、最大のポイントである。

とは言え、まだまだ油断は禁物。

現状の立ち回りで、この収支を半月で全て溶かしてしまうとは考えにくいが、勝負事は常に「油断大敵」だ。

営業的にはまだ「お盆営業」の時期。

勝ち負け以上に、キチンと立ち回る事が特に大切。

では、第84話をご覧ください。

 

前回の反省を活かして

 

8月17日

朝からファースト店へ。

今日の狙いは、いつもの花火ではなくデカドンちゃん。

三日前同様、一点読みで狙える状況。

その三日前は、朝イチに狙い台を抑えたにも関わらず、心変わりをしてしまい、別の台へ移動。

結果、その狙い台が大きく出玉を伸ばすという、見事なまでに裏目を引いてしまった。

今日はその時の反省を活かして、何が何でも朝イチは狙いのデカドンを打つ所存。

10時開店。

デカドンのシマに向かうお客さんは一人もおらず、無事狙い台をGET。

勿論、このまますぐさま実践開始。

この台は「上げ」狙いなので、まずは設定変更挙動がなければお話にならない。

その第一関門は・・・チェリーが降臨し無事にクリア。

コレで「打ち続ける」根拠が出来た。

後は、設定判断が出来るまで、レバーをひたすら叩くのみ。

・・・夕刻。

今日一番優秀なボーナス確率の花火に、タバコを投げ入れる銀猿。

一点狙いのデカドンだったが、初BIGに20Kを要する苦しい立ち上がり。

その後は一進一退を繰り返し、何とか粘っていたものの、つい先ほど全て飲まれたところ。

この時点で追い銭する選択肢はなく、タイミングよく空いた今日イチの花火に、活路を見出そうとしたという訳だ。

三日前の大失敗を取り戻すどころか、逆に大きめの負債を抱える展開となってしまったが、移動した花火は運良く2KでBIG。

減算値判別を行うと、コレが見事に一発合格！

「初めから花火を打っとけよ」は、結果論。

「今日はデカドンで勝負！」と決めたのは自分なのだから、四の五の言っても仕方ない。

で、この花火が夕方からだったにも関わらず、快調に出てくれて、デカドンの負債を回収し切ったところで閉店を迎えた。

立ち回りとしては悪くはなかったと思うが、どうにもここ数日は、チグハグさを感じるを得ない。

 

 

店舗	機種	収支
ファースト	デカドンちゃん	-20K
	花火	+23.5K

 

 

 

 

 

疲れたぁ

 

8月18日

今日も朝からファースト店。

狙いは通常モードの花火。

昨日最後に打った花火は「二日目」だと予想しているので、今日は新たな台の上げ狙い。

この日は土曜日でもあり、まだお盆期間でもあるので、大丈夫だとは思いながらも、15分前から並んで開店を待つ。

10時開店。

前に並んでいたお客さんが、何人か花火のシマへ走っていったが、幸いにも自身の狙い台は取られておらず、無事狙い台を確保。

一通り開店チェックを済ませた後、花火での稼働をスタート。

初BIGは常識の範囲内。

減算値判別を行うと、アッサリと判別合格。

人間の「慣れ」というものは恐ろしく、この頃になると、あまり喜ばなくなっている自分がいる。

勿論、高設定を求めてパチスロ店に行き、その高設定が手中に落ちた訳だから、嬉しくない訳ではないが、判別に合格する事も、それが一台目の狙い台で決まる事も、回数を重ねてくると、どうしても喜びが希薄になってくる。

そんな気持ちが台に伝わったのか、ご機嫌ナナメのドンちゃん。

追い銭が続く苦しい展開を強いられ、気付けば投資は30Kまで膨らんでいた。

当然、どんなに投資が膨らんでも「ヤメる」という選択肢はないので、我慢の続行。

淡々と打ち続けていると、後半からは徐々にペースが上がり、何とか負債を回収+αのところまで持ってきたところでフィニッシュ。

連日の「負債を取り返す展開」も、最後はキッチリ捲れている訳だから、結果としては問題ない。

ただ、体力的にも、精神的にも、非常に疲れた二日間ではあった。

 

 

店舗	機種	収支
ファースト	花火	+7.5K

 

 

 

 

 

第85話に続く