こんばんは!銀猿です。
今年のダービー勝ち馬を探すべく、騎手・調教師&生産者・血統を考察してきました。
これまでに残ったのは、くしくも前走を勝っている4頭。
今日は、この中から最終結論となる一頭を選びたいと思います。
サトノグランツ
50音順に一頭ずつ見ていきます。
まずは、サトノグランツから。
ここまでキャリア5戦3勝。
前走は京都新聞杯を1着。
現在3連勝中で、4走前から、メンバー中上がり3位以内の末脚を使えている状態。
大外18番枠も近年のダービーであれば一概に不利とは言えず、当然ながらチャンスは十分にある一頭。
ですが、銀猿の今年のダービー勝ち馬予想としては対象外とします。
理由は、前走の京都新聞杯で目一杯に走っている可能性が高い点を挙げます。
コレは、競馬予想TVに出演されているキムラヨウヘイさんがよく言われる、
「前哨戦のGⅡ戦を、川田騎手でしっかり勝ち切った馬の次走は不振」
というお話しを、支持するからです。
川田騎手は、全騎手の中でもかなりプロ意識が高い騎手であり、任された仕事に全力を尽くすタイプだと考えています。
ですので、ダービー出走の権利がなかったサトノグランツの前走においては、勝利が必須の状態。
ましてや、里見オーナーの持ち馬とくれば、何が何でもダービー出走を確定させるよう、強く言われていたと想像出来ます。
レースを見ても、最後、勝ち切るまで全力で追っていたと思いますので、本番であるここでは、お釣りが残っていないと状態だと判断します。
シーズンリッチ
ここまでキャリア5戦2勝。
前走は毎日杯を1着。
父馬は今をときめくドゥラメンテであり、鞍上は、先日ヴィクトリアマイルを制した戸崎騎手。
種牡馬と騎手の勢いから、ねらい目のある一頭だとは思います。
ですが、この馬も対象外とします。
理由としては、
「コレまでに負け過ぎているから」
過去10年のダービー勝ち馬の中で、ダービー出走までに3着以下に2回以上負けていた馬はワンアンドオンリーのみ。
そのワンアンドオンリーにしても、使いながら強くなっていき、皐月賞4着の実績がある状態でのダービー制覇でした。
毎日杯勝ち馬からは、一昨年勝ち馬のシャフリヤールがいますが、ローテション的にもプラス材料とは言えず、対象外とします。
スキルヴィング
ここまでキャリア4戦3勝+2着一回。
前走は青葉賞を1着。
父馬はこちらも今をときめくキタサンブラックであり、鞍上は、東京GⅠでは特に強いルメール騎手。
当然ながら十分狙える一頭です。
銀猿の今年のダービー勝ち馬予想の結論は、このスキルヴィングとします。
理由は、
・皐月賞を度外視したダービー一本のローテション
・見た目以上に余裕を残していたであろう青葉賞の勝利
・後述する横山武史と比べて、東京でのGⅠレースに滅法強いルメール騎手が鞍上
を、挙げます。
確かに、青葉賞組からダービー勝ち馬は出ていませんが、そのデータの分、単勝オッズが多少でもつくのであれば、それはそれでウエルカム。
今年のダービー勝ち馬は、スキルヴィングと予想します。
ソールオリエンス
ここまでキャリア3戦3勝。
前走は皐月賞を鬼脚で差し切り1着。
父馬はこちらもキタサンブラックであり、鞍上は、ここまでGⅠ実績十分で、今年の皐月賞も制している横山武史騎手。
抜けた一番人気になるのも納得の馬です。
ですが、銀猿の今年のダービー勝ち馬予想としては対象外とします。
理由は、
・重の中山であそこまでのパフォーマンスを出してしまうと、逆に良馬場の東京が合わない可能性を感じるから
・横山武史騎手の成績が、中山の方に良績が集まっているから(回収率ではなく、好走率において)
・サドラーズウェルズ系の血が入っているから
を、挙げます。
今年の皐月賞は、ダービーで求められている質とはかなり離れていると考えています。
競走馬はどんな条件でも同じように走れる訳ではないことを考えると、前走のパフォーマンスは、ダービーでの好走確率を下げるとも考えられます。
横山武史騎手の2018年からの芝のレースでの成績を見ると、勝率が10%を超えているのは、札幌・函館・中山。
複勝率が30%を超えているのも、同じ三つの競馬場。
直線の長い、東京・中京・阪神では、少し成績を落とします。
最後に「サドラーズウェルズ系の血を持つ」ですが、東京の長い直線の瞬発力勝負となるGⅠを勝つ為には、サドラーの血が入っていない方が良いと言われる事があります。
種牡馬戦国時代に突入した今、ダービーで走る血統の傾向も変わるかもしれませんが、断然の一番人気の馬にその血が入っているのであれば、それを理由に嫌ってみるのも、期待値的には悪くない判断だと思います。
結論
本命は、1枠2番のスキルヴィング。
馬券は、ここまで「勝ち馬」を探してきた訳ですから、当然ながら単勝です。
勿論、単勝だけでも良いのですが、狙ってみたい穴馬がいますので、その馬との組み合わせを買います。
それが2枠4番のトップナイフ。
GⅠホープフルステークスの好走を、みなさんはフロックだとは思っわなかった訳です。
だから、弥生賞は一番人気だったのです。
その弥生賞も、皐月賞2着馬となるタスティエーラと差のない2着でした。
前走皐月賞は、出遅れてこれまでと違う後方からのレースとなりながら、上がり2位の脚を使って7着。
前に行って粘れる馬が、後ろからいったとしても、必ず速い上がりが使える訳ではありません。
前に行って粘れるし、控えればGⅠで上がり2位の脚も使える。
コレは、この馬の能力を示しているのではないでしょうか?
GⅡを一番人気で2着に走り、GⅠでも2着に好走。
メンバーの中でも、実績は上位でしょう。
ダービーを「勝つ」イメージは全く湧きませんが、実績を考えると、あまりに人気がなさ過ぎると思いますので、首尾よくスキルヴィングが勝った時の「上乗せ馬券」の相手として、買いたいと思います。
※馬券
単勝 2番
三連単 2→4→総流し
2→総流し→4
では、今年の3歳牡馬の頂上決戦を、心ゆくまで楽しみましょう!
Good luck!!
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