こんばんは!銀猿です。
昨日は、調教師と生産者について考察しました。
今日は、血統について考察していきたいと思います。
血統
近10年でダービーを勝った種牡馬は、
ディープインパクト(6勝)
ハーツクライ(2勝)
キングカメハメハ(2勝)
の、3頭。
ディープインパクトが圧倒的な存在なのも凄いですが、その他にも、ハーツとキンカメしかいないのもまた凄い。
この3頭はまさに近年の日本競馬のトップサイヤー。
ダービー馬を出すに相応しい種牡馬たちです。
しかしながら、今年のダービー出走メンバー中、上記を種牡馬に持つのは、ハーツコンチェルト一頭だけ。
では、ハーツコンチェルトで決まりっ!・・・と言われると、なかなか断言は出来ない。
ハーツ×米国血統なので、血統面からは確かに有力ながら、前日の該当馬8頭には入っていません。
ディープ・キンカメ亡き今、今年は、ダービー勝ち馬の新しい種牡馬世代の始まりとなりそうです。
サンデーorキングマンボ
では、どの種牡馬がダービー馬を誕生させるに相応しいのか?
可能性のありそうな馬を、今年の出走馬の種牡馬の中だけで考えてみたいと思います。
まず特徴的なのが、当然ながらサンデーサイレンスを持っている馬が強いこと。
次いで、キングマンボを持っている馬が強いこと
ダービーを勝っている種牡馬を、20年前まで遡ってみても、サンデーorキングマンボを持っていないのは、オペラハウスとタニノギムレットのみ。
近10年なら、当たり前ですが例外はなしです。
近10年に限れば、母父にもサンデーを持っていなかったのはレイデオロだけ。(ドゥラメンテは母父サンデー)
これは強烈な特徴と捉えて、父方にサンデーorキングマンボを持たない種牡馬は対象外としたいと思います。
サトノクラウン(タスティエーラ)
デクラレーションオブウォー(トップナイフ)
モーリス(ノッキングポイント)
ハービンジャー(ファントムシーフ)
マインドユアビスケッツ(ホウオウビスケッツ)
実績1
続いては、種牡馬としての実績に注目します。
ディープもハーツもキンカメも、ダービー以外にも沢山のGⅠ馬を輩出してきています。
騎手同様、初GⅠ制覇がダービーというのは、なかなかハードルが高いのではないでしょうか?
少なくとも、複数の重賞ウイナーを出している程度の実績は求めたいところです。
ラブリーデイ(グリューネグリーン)
シルバーステート(ショウナンバシット・メタルスピード)
※サトノダイヤモンドとヴァンキッシュランは、産駒数が少なすぎるので選考外
実績2
次に、ここまでで残っている種牡馬の中で、GⅠ馬は輩出しているものの、その産駒数とGⅠ実績が比例していない馬を除きたいと思います。
それが、ヴィクトワールピサとルーラシップ。
ヴィクトワールピサは、産駒をこれまでにGⅠに延べ36回出走させ、勝ったのは2016年桜花賞のジュエラーのみ。
産駒数が多い種牡馬にしては、かなり物足りない成績。
ディープ・ハーツ・キンカメに取って代わるイメージは湧きません。
ルーラシップは、産駒をこれまでにGⅠに延べ88回出走させ、勝ったのは2017年菊花賞のキセキと、昨年の朝日杯FSのドルチェモアのみ。
産駒数がかなり多い種牡馬にしては、かなり物足りない成績。
ディープ・ハーツ・キンカメに取って代わるイメージは湧きません。
ここまでの該当馬
前日の時点で残っていた8頭から、今日の血統で消えた馬を除くと、
馬名 | 騎手 | 調教師 | 生産牧場 |
サトノグランツ | 川田 | 友道 | ノーザンファーム |
シーズンリッチ | 戸崎 | 久保田 | ノーザンファーム |
スキルヴィング | ルメール | 木村 | ノーザンファーム |
ソールオリエンス | 横山武史 | 手塚 | 社台ファーム |
以上、4頭。
この4頭の中から、今年のダービーを勝つ馬が出るという前提で、最終予想をしたいと思います。
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