こんばんは!銀猿です。
二年目に突入したパチスロ専業生活。
今回より、七ヶ月目となる2002年7月に突入。
半年を終えた時点で収支は、専業一年目となる昨年と比べ、106%と微増。
収支だけを見ればそれ程大きく変わらないように思えるが、中身は変わった。
7.6枚・ノーマルAタイプで、減算値判別を軸に、高設定を追う立ち回りが中心だったのが一年目。
二年目となり交換率は6~7枚へと変わり、打つ機種もAT機が増加し、ST機も徐々にではあるが増えてきている。
この頃のパチスロ業界は変化の流れが早く、矢継ぎ早に多くのメーカーが「個性的な台」を発表していた。
その中には、その後「流行」を作る台もあれば、発売された時は話題でも、すぐに市場から消えて無くなるような台もあった。
お店の考え方も変われば、台の特性も変わる。
こんな商売でも、変化への対応力が求められる。
では、第246話をご覧下さい。
不発
7月1日
今日はクレイン店に狙い台はあったが、朝イチはP・D店へ向かった。
すっかり、開店時の札台が鳴りを潜めていたが、また、チラホラ行う日があるとの事。
この情報を先輩から聞きつけた為、朝から自宅から遠いP・D店へ原付を飛ばす。
この日は少し時間がかかった為、到着したのは開店2分ほど前。
急いで並びの列に加わると、落ち着く暇もなく、即座に開店。
いつものシマから見て回るが、残念ながら今日も札台が無かった。
先輩はあると言っていたので、今日はハズレの日だったのだろう。
これは想定内。
すぐさま再度原付に跨り、今度はクレイン店を目指す。
無事クレイン店に到着し、慌てて入店。
お目当ての台に向かうと、運良く?空き台。
素早く台を抑えたところで、やっと一息。
朝から1ゲームも回していないのに、何だかバタついたな。
抑えた台は大花火。
狙った根拠は、前日札が刺さったにも関わらず、不発に終わっていた為。
札台が出ない事なんてそんなに珍しい訳ではないが、前日の札が割と強めだったので、ここは狙ってみた。
何度も書くが、大花火を打つ場合は、ボーナス確率以外に設定判別要素がない。
しかも、大量獲得機なので、そもそもの確率分母が大きい。
ブレる可能性が高い確率しか指標がなく、だが、その確率に判断基準を求めなければならない。
スペックが甘いからこそ成り立つ立ち回りだとは思うが、ここは7枚交換店。
そのスペックの高さも「無力化」されてしまう条件。
それでもこの台を打つのは、お店に対する「信用」(期待とも言う)があるから。
余程酷い展開にならない限りは、終日勝負を考えていたが、展開自体は厳しい。
「酷い」とは言わないが、常に「いつヤメようか?」が、頭から離れない。
半日打った程度では設定の「せの字」も分からないかもしれないが、そんな事を言っていたら、低設定を掴まされてしまっても、毎回閉店まで打たねばならない。
何か、台からの情報以外にヤメる根拠が見つかれば、すぐにでも撤退する気持ち。
そう思っていると、おあつらえ向きと言うか何と言うか、店内を巡回しているタイミングで、獣王に札が刺さった。
しかも、札の内容は「設定4以上確定」ときた。
コレはもう、今打っている大花火をブン投げるのに、何の躊躇もない。
すぐさま、幾ばくかのコインを流し、獣王へ移動。
「設定4以上確定」と謳っているが、設定6が捨てらる訳はないので(僕は捨てた事があるが・・・)、お店信じれば、設定4or5となる。
大花火で負けたとは言え、まだ逆転の可能性は十分に残されている。
ロング鯖なら一捲りである。
そんな夢を持って挑んだ獣王は、高確&低確で、それぞれ単発を一回引いただけで終了。
高確サバの時は「正夢か!?」と、思ったものだが、そんなに都合の良い事ばかりは起こらない。
結局は、完敗スタートとなってしまった。
店舗 | 機種 | 収支 |
---|---|---|
クレイン | 大花火 | -18K |
獣王 | -10K |
クレイン店で、昨日札が入って不発に終わった大花火狙いも、結果は出ず。
夕方から、設定4or5の獣王を打つも、こちらも不発に終わる。
小計 | 月間計 |
---|---|
-28K | -28K |