パチスロ人生最初で最後　パチスロ専業者編　第110話

 

 

こんにちは！銀猿です。

十ヶ月目に突入したパチスロ専業生活。

設定状況の変化に伴い、花火を中心とした立ち回りから、獣王をはじめとした、AT機や大量獲得機をメインに立ち回り始めた2001年10月。

序盤の攻勢により、収支の方は問題なし。

ただし、立ち回りの方はまだまだ手探り状態。

一応、基本的に打つ台や、開店からの「流れ」は出来ているが、コレとて正解かどうかは分からない。

収支をそれ程気にしなくて良い今の時点で、早く「コレッ」と言ったスタイルを確立したいのだが・・・。

では、第110話をご覧ください。

 

 

虚弱が幸い？

 

10月21日

今日も朝からファースト店へ。

いつも通り原付に乗って店には向かったのだが、どうも体調が芳しくない。

寒気を感じるし、少々熱っぽさも感じる。

それでも「大丈夫でしょ」と、ファースト店へやってきた。

10時開店。

まずは最近定番の獣王から。

設定6は掴めなかったし（そもそも存在しなかった）、サバにも突入しなかったが、BIGのヒキのお陰で負けは免れた。

さてお次・・・といきたいところだったが、この時、朝感じていた悪寒が激しくなってきた。

最早、確実に熱も出ているだろう。

こうなるとパチスロどころではない。

自身の虚弱ぶりに呆れながら、僅か30分程で帰宅となった。

16時半。

再度ファースト店に舞い戻った、若き日の銀猿。

家に帰って薬を飲み、3時間程爆睡したら「ケロッ」と治ってしまった。

朝はあんなに体調が悪く「パチスロどころではない」と言っていたのに、元気になった途端、またぞろパチスロが打ちたくなってくる。

専業者としては駄目な事ではないだろうが、人としては・・・。

ともかく、再度出勤し店内の様子を確認。

すると、ダブチャレに気になる台を発見。

ボーナス確率が抜けて良い。

設定が変更されているかどうかは確認出来ていないが、このボーナス確率は少し無視出来ない。

何故空き台かは分からないが、ここは騙されるつもりで打ってみる。

すると、騙されるどころか、打ち手が変わってもボーナスのヒキは衰えず「もしや設定6？」と思わせる勢い。

最終的には設定6ではなかっであろうが、高設定濃厚の数値を刻んで閉店終了。

実質夕方からだけの稼働にも関わらず、満足のいく結果を得られた。

 

 

店舗	機種	収支
ファースト	獣王	+0.7K
	ダブルチャレンジ	+31.3K

 

 

 

 

 

三度T兄に救われる

 

10月22日

朝からファースト店へ。

今日は恒例の、対象機種全台設定5or6の日。

不安定な立ち回りが続いているので、是が非でも抽選を突破し「安心して」高設定を満喫したいところだったが、残念ながら抽選はハズレ。

仕方のない事だったが、この日はいつもと違う点が一つ。

過去に二度登場しているT兄が同じく抽選に参加し、見事当たりを射止めたのだ。

しかも、T兄は夕方から仕事ので終日打つ事が出来ない為「途中からで良ければ銀猿さん打たないですか？」と、何とも嬉しい申し出。

これで、T兄に高設定台を譲って貰うの3度目となる。

一度目は、専業に成り立ての頃に花火の設定6、二度目が先日のアラベスクの設定6、そして今回はガメラの設定5or6である。

ダブチャレに一台気になる台があったので、ドットの確認の為1Kだけ打ったが、それが悪魔だった時点で稼働はストップ。

後は、交代の時間まで待機の一手。

ただし、今回は丸々貰い受けるのは少々気がひける。

T兄が自力で抽選に当選したものだし、機種がガメラでもある。

なので、僕からの申し出として、

①交代までの勝ち分は、全てT兄のもの

②交代後の勝ち分は折半

③交代後、もし負けた場合は、全て銀猿が背負う

以上の条件で、台を譲って貰った。

交代前のT兄の収支は上々。

BIG中のハズレ確率も、高設定のソレとの事。

もう後は、ガメラのポテンシャルを最大限に引き出すべく、最速かつ丁寧に打つだけ。

交代後、喰い付くまでに少々時間を要し「もしかしてヤバイ？」と一瞬不安になったものの、一度喰い付いてからは怒涛のBIGラッシュ！

終わってみれば、15時過ぎからで6,000枚オーバーと、見事代打の重責を果たせた。

今回のやり取りを「ノリ打ち」と言うか「代打ち」と言うか微妙なところだが、一応「ノリ打ち」と位置付けるのなら、これが僕にとって、パチスロ人生最初で最後のノリ打ちである。

 

 

店舗	機種	収支
ファースト	ダブルチャレンジ	-1K
	ガメラ	+41.9K

 

 

 

 

 

第111話に続く