こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第22弾、「コングダム」の登場です。
山佐テトラリールシリーズ第3弾として発売された本機。
(ちなみに第2弾はおいちょカバ)
盤面に描かれた、「葉巻+グラサン+王冠」を身に纏ったコング(ゴリラ)?が機種名のイメージ通りで印象的でした。
テトラリール第3弾という事で、初代シーマスターXを超える、4thリールの新たな可能性を追及した機種でした。
設置台数は多く、人気もまずまずと言った印象が残ってますが、皆さんはどうでしょうか?
山佐はファンの多いメーカーですから、色々な所で盛り上がって頂けると嬉しいですね。
スペック
■メーカー
山佐
■発売時期
1999年11月
BIG | REG | 機械割 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/297 | 1/431 | 94.4% |
設定2 | 1/277 | 1/431 | 97% |
設定3 | 1/264 | 1/409 | 99.6% |
設定4 | 1/252 | 1/390 | 102.2% |
設定5 | 1/241 | 1/372 | 104.8% |
設定6 | 1/241 | 1/287 | 108.3% |
出典 777@Nifty様
バランス
まずシーマスターと比べると、断然テトラリールの回転する回数が増えました。
回転パターンも大幅に増え、「予告演出」といった意味合いでは、ユーザーの期待感を増す事は出来ていたと思います。
が、あまりにテトラの回転回数が増えた為に、「演出の期待感」という意味では、あまり良かった印象がありません。
個人的な好き嫌いではありますが、バランスが良くなかったと思っています。
確かにテトラ演出の中に熱いパターンも存在していたので、そこは熱くなれるポイントなのですが、如何せんその明らかに熱い時以外も頻繁に回転してしまう為「はいはい」っといった感じで、毎ゲームの期待感があまりなかった思い出があります。
テトラが回っても特定の演出でしか期待が持てないし、テトラが回らなかったら、それはそれで期待感が下がる・・・って感じでしたね。
普通に打っても
山佐の台らしく、リール制御やリーチ目の作りには余念がなく、普通に3本のリールで打っても面白さを感じる事は出来ていたと思うので、ノーマルで出すか、はたまた、テトラ搭載にしてもあくまで「サブ」的役割で、「ここぞ!」のタイミングで動く仕様だったら、もっともっと面白くなったと思います。
それだけに、「勿体ない」機種というイメージが残っています。
先に繋がる
少々酷評してしまいましたが、コレも「山佐ブランド」への期待感があったからです。
しかし、このバランスの悪さを逆転の発想で見事にクリアし、山佐テトラ搭載機史上最高の名機が後に誕生する事を思えば、コングダムのある種実験的なテトラの使い方も、計算づくだった可能性はあります。
名門山佐ですから、先に繋がる戦略があったと受け取っておきます。
※面白そうな動画を探していたら、〇モノしかありませんでした(汗)
まとめ
上記の文を作成してから動画を探したのですが、動画を見る限りそこまでバランスの悪い機種には見えないですね(焦)
僕の記憶違いか、〇モノだから演出のバランスが異なっているのか、それともこの時期のスロッターとしてのレベルが低くて、コングダムの面白さが分からなかったのか・・・。
コングダム好きな方がいらっしゃいましたら、「何にも分かってない銀猿がコングダムを語るなんて100年早いわっ!」と、周りのお友達に、コングダムの面白さを語ってやって下さいませ!