こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第36弾「バーサス」の登場です!
本文にも書きましたが「今頃バーサス?」って感は否めませんが、何せ初めて打ったのがこのタイミングなんだから仕方ない。
5号機のバーサスも巷での評判は良い様ですが、やはり4号機の方が何倍も面白かったですよね?
花火と比べると設置店舗数は少なかったですが、花火よりも好きだった人も多かった本機。
5号機のバーサスしか知らない若者にも読んで貰いたいです。
スペック
■メーカー
アルゼ(社名変更後第一弾)
■発売時期
1998年6月
BIG | REG | 機械割(フル攻略時) | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/287.4 | 1/585.1 | 99.6% |
設定2 | 1/273.1 | 1/528.5 | 103.1% |
設定3 | 1/260.1 | 1/481.9 | 106.6% |
設定4 | 1/248.2 | 1/442.8 | 110.1% |
設定5 | 1/240.9 | 1/409.6 | 112.4% |
設定6 | 1/240.9 | 1/364.1 | 113.5% |
出典 777@Nifty様
兄弟機
本機は、その演出と図柄から分かる様に、サンダーの後継機です。
レバー予告音・リール消灯・リールフラッシュと言ったサンダーで好評だった演出を踏襲し、ベル・スイカと言った小役図柄は勿論、存在感抜群の三連Vも継承しているのだから、サンダーの後継機=弟分と言って差し支えは全くない。
だが、世の中的に「兄弟機」と言われていたのは本機より二ヶ月後に発売された「花火」でした。
理由は皆さんご存知「リール配列が全く一緒だから」なのですが、その昔「ウインクル(高砂電器)とベンハー(大東音響)」の様に、メーカーが違っても同じリール配列の機種を「兄弟機」と言った名残というか風習なのでしょう。
サンダーにしろ、花火にしろ、稀代の名機と比べられた本機は、銀猿の目には少~しだけマイナーな印象に映っていました。
※コレが基本形
引用元 まのブログ様
歴代一番好きなフラッシュ
本機の打ち方は、花火と同じで全く構いません。
通常時は、左リール上段にBARor単独Vを狙い、中リールベル&スイカフォローの打ち方でOK。
BIG中も、基本的に花火と同じ。
本機が花火と比べて、人気面で若干劣ったのには、三つ程理由があると個人的には思っています。
以下、異論はあるでしょうが、私見として読んで下さい。
①ガセ予告音とガセフラッシュの存在
共にサンダーにもあるのだから問題なさそうですが、花火に予告音はないし、ハズレフラッシュも「不発」という如何にも「ハズレ」と分かるモノしか無かった為、それと比べると、「無駄な演出過多」という印象を持つユーザーもいたでしょう。
②遅れがない
花火にあってバーサスにないもの、それが「遅れ」。
遅れの存在がゲーム性を飛躍的にアップさせ、大人気になった花火。
その存在を知った後で本機を打つと「物足りなさ」を感じてしまうのは、致し方ない感情でしょ?
③斜めスイカの確率
花火では斜め氷が揃う確率は、氷成立時の1/32と平行揃いの確率とは比べものにならないぐらい低く、滅多に出なませんが、バーサスの斜めスイカは結構揃ってしまいます。(確率を失念してしまいました、誰かご教授下さい)
その為、通常時に右リール「BAR・リプ・V」が停止しても「はいはいスイカね」感が漂ってしまう。
逆に花火と同じ感覚で打つと「激熱!」と思っても平気で揃ってしまうので、ガッカリ感を持つユーザーも多かった。
以上三点、あくまでも「花火と比較した場合」のマイナスポイントとして、銀猿が思う点だですが、その反対もあります。
バーサスにあって花火にないもの、それが「UNIVフラッシュ!」(ユニバフラッシュ!)
画面上に、U・N・I・Vのアルファベットをフラッシュで表す派手な演出ですが、個人的に歴代フラッシュの中で一番好きなのが、このユニバフラッシュです。
ビッグバンフラッシュも素敵ですが、やはり一番はこちら。
何より、BIGorスイカと、ボーナス時にはBIGが確定するのが良い。
極稀にスイカで出た時は、もの凄~く損した気分になりますが・・・。
※問答無用のゲチェナ!
※Vテン!
引用元 まのブログ様
花火より優秀
本機が、花火より優れている最も大きな点は「設定4判別が可能」だと言う事。
正確に言うと「設定4以上判別が可能」。
以前書かせて貰った減算値判別が本機では可能で、花火の場合1~4か5か6の判別が可能ですが、本機の場合「1か2か3か4以上」の判別が可能でした。
1か2の判別はあまり意味を成さないと思うし(等価なら2でも打てますが)、3判別は等価専用でしょう。
リーマンスロッター編をご覧頂いている方はご存知でしょうが、銀猿が打っていた地域では、この頃7.6枚交換が主流の為、機械割106%では打てません。
ですが、110%あるなら打てる。(専業になってから個人的に決めていた一つのライン)
特に7.6枚交換の地域では高設定=5or6が暗黙の了解であり、設定4は「中間設定」扱いされる事が多かった。
その為、バーサスの4は花火の5より余程見つけ易い(ハズ)。
手順も、一部手持ち枚数が異なるだけで、花火の判別が出来る者なら問題なく本機の判別は可能でした。
設定4の機械割が花火より高く、かつ、その設定が減算値判別可能な点は、対花火において十分過ぎるアドバンテージと言えました。
※三連V!
引用元 まのブログ様
「花火と比べて~」と色々と書きましたが、本機はゲーム性も優れており、何より「勝ち易い機種」でしたので、個人的にも好きな機種でしたし、世の中的にも「名機」に挙げられる方も多くいらっしゃいます。
「花火よりバーサスだせっ!」と言う方は、是非、お友達と花火vsバーサス(真ん中のvsは、ここではブイエスと読んでね)談義に花を咲かせて下さい!