こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第112弾「スーパーリノ」の登場です。
「リノ」と言う名前、このブログの読者の方なら、最初に思い浮かぶのは、本機ではないでしょうね。
僕もそうです「リノ」と聞くと、今は亡き、あのメーカーの3号機が思い浮かびます。
その、悪名高き?3号機時代の機種を、爆発力は遠く及ばないものの、そのゲーム性を見事なまでに再現したスーパーリノ。
早速振り返って参りましょう!
目次
基本情報
■メーカー
山佐
■発売時期
2001年9月
BIG | REG | 機械割 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/303.4 | 1/606.8 | 94% |
設定2 | 1/282.5 | 1/565 | 97.5% |
設定3 | 1/264.3 | 1/528.5 | 101.9% |
設定4 | 1/248.2 | 1/496.5 | 106.4% |
設定5 | 1/240.9 | 1/442.8 | 109.4% |
設定6 | 1/240.9 | 1/364.1 | 112.7% |
タイプ
本機は、BIG&REGを搭載。
BIGのJACKゲームが3回なのでAタイプ。
内部的に成立したボーナスは全て一旦ストックされる為、STタイプ。
BIG時の平均出玉が400程度なので、A-400+STとなる。
ストック機
上記通り、ストック機である訳だが、実は本機が、いわゆる「ストック機」の元祖だったりする。
巷では「サイレントストック機」と呼ばれていた。
本機以前に発売されたストック機は、このブログでも登場した機種で言うと、ブラックジャック777やハードボイルド2のように、
「今からストックが始まりま~す」
と、お知らせがあり、ユーザーも「ストックさている(可能性がある)」と、認識して打っていく訳だが、本機はそうではない。
表面上は、ジャグラーや花火のように、ノーマルAタイプを打っている感覚。
今現在から振り返れば、
「ストック機って、そういうもんでしょ?」
と、思う訳だが、その最初が本機であった。
なので、当時は、解析が出るまで意味が分からず、
「やたら連チャンする(特に5ゲーム以内)」
「何かハマッた後連チャン」
「波が荒い機種だね」
「山佐独特の乱数形成が・・・」
などと、言われていた。
リメイク
本機はいわゆる「リメイク」機種。
元は、ニイガタ電子から発売された3号機の「リノ」である。
3号機と言えば「注射」と呼ばれるドーピングが全盛で、本来のゲーム性と大きく異なり、異様なまでの連チャンとハマリを見せる機種が多かった訳だが、リノはその中でも最も激しかった機種の代表格。
特に、ボーナス終了後に「コインが払い出される=クレジットオーバー」すると、連チャンするverが主流で、5ゲーム以内にガンガン連チャンするタイプが有名。
それに付随して、攻略法も数多く発見されており、何かといわくつきの機種であった。
その「5ゲーム以内が熱い!」
を、合法的に再現したのが、この4号機スーパーリノと言う訳である。
この当時の山佐の発想力と技術力、そして開発力は凄かった。
キンパルだって、元は、自社のニューパルサーにて噂されていた「奇数は波が荒い」を、合法的に具現化したものである。
いやはや、素晴らしいの一言である。
システム
ストック機としてのシステムは割と単純で、ボーナスが成立すると、一旦ボーナスをストック。
その時点でRT終了ゲーム(ボーナス放出ゲーム)を決定。
決められたゲーム数が来るまでor純ハズレを引くまでボーナスは揃えられず、その間に引いたボーナスフラグは、全て内部にストックされる。
RT終了後、再度RT終了ゲーム(ボーナス放出ゲーム)を取得。
この際、5ゲーム以内(特に5ゲーム目)を選択する確率が高くなっている為、3号機にあったような、5ゲーム以内の連チャンが炸裂しやすいと言う仕組み。
特徴
本機の特徴をダダッと。
1.完全告知
ジャグラーと一緒。
安心の完全告知。
2.設定変更でストック全消滅
コレは恐ろしいが、いくらストックが貯まっていようと、設定変更で「全て」消えてしまう。
朝イチからは、怖くて打てない。
3.ストックの有無をある程度判別
特定箇所をビタ押し。
この時に「スベリ発生⇒小役揃わず」の頻度をチェックする事で、ある程度ストックの有無が判別可能。
発生率が「少ない方」がストックされている可能性が高くなる。
4.ヤメ時は57ゲーム
5ゲーム以内が熱い事は間違いないが、57ゲームまでは期待が持てる確率。
その為、ボーナス終了後のヤメ時は、57ゲーム。
天井は、ストックがある場合は、全設定共通で857ゲーム。
5.ストック切れ
仕様上、ストック切れを起こしやすい。
朝イチは当然ながら、通常時でも、頻繁にストック切れを起こす可能性がある。
まとまった連チャン後は特に要注意。
立ち回り
ハイエナ一本だろう。
本編でも書いたが、僕が打っていたお店にはことごとく設置されていなかった為、打つ機会が全くなかったが、自分が打つならハイエナ専用機だったハズ。
浅めの天井や、完全告知からくる客層の甘さなどを突けば、立ち回りやすかったと思われる。
ちなみに、一番最初にあたかも「名機だったよねぇ~」的な雰囲気を醸し出して書いているが「一度しか打ってないシリーズ対象機種」だったりする(汗)
もっと打ってみたかった。