こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第97弾「巨人の星」の特訓モード編です。
前回は、基本仕様やストック解除の仕組み、僕の壮大な勘違いについて書きましたが、今回は、本機最大の特徴である、特訓モードについて書いていきます。
二日続けての巨人の星で申し訳ありませんが、お時間があれば、ご覧下さいませ。
特訓モード
本機の最大の特徴は「特訓モード」と呼ばれる、ナビシステム。
上記したように、RT解除条件の一つに「リプレイ四連」があるのだが、この特訓モードは、そのリプレイが四連するまで押し順をナビしてくれる。
即ち「特訓モード=ボーナス放出」となる。
※本機のリプレイには、押し順の概念がある為、押し順が正解しないと揃わない(押し順不問のリプレイもあり)
では、詳細を確認していこう。
◆抽選契機
特訓モードの抽選契機は「リプレイ三連」
リプレイが三連すると、筐体上部のナイターライトが点灯する。
このナイターライトが消灯するまでは、特訓モード突入のチャンス。
リプレイ四連でボーナス確定なのは上記したが、リプレイ四連の場合「特訓の抽選を受けた上で、ボーナス確定」となる。
つまり、通常時にリプレイが三連すれば、必ず特訓突入の抽選を受けられる事になる。
◆突入率
特訓モードへの突入率には設定差がある。
突入率は以下の通り。
設定1 | 1/4.0 |
---|---|
設定2 | 1/3.7 |
設定3 | 1/3.4 |
設定4 | 1/3.2 |
設定5 | 1/3.0 |
設定6 | 1/2.6 |
確かに設定差はあるのだが、ジャグラーのブドウのように、毎プレイ抽選してくれるならいざ知らず、抽選回数を考えるとこの差は小さい。
記憶が曖昧だが、通常時にリプレイが揃う確率は1/7.2程度。
それが三連なので、約1/373。
4,000ゲーム回して、10~11回の抽選が受けらる計算。
仮に10回抽選を受けて、3回特訓に突入すれば、突入率約1/3.3。
それで、設定3or4と予想・・・いや、この設定推測はアテにならないだろう。
◆連チャン回数
特訓モードは「一回の当選=ボーナス一個放出」ではない。
一度の当選で、連チャンする可能性がある。
リプレイ三連を引いた場合の当選確率(非当選を0回とした場合)は下記の通り。
特訓0 | 特訓1回 | 特訓3回 | 特訓5回 | |
---|---|---|---|---|
設定1 | 75% | 24.4% | 0.49% | 0.1% |
設定2 | 72.9% | 25.1% | 1.6% | 0.2% |
設定3 | 70.5% | 3.7% | 0.4% | |
設定4 | 68.7% | 23.1% | 7.1% | 0.9% |
設定5 | 66.6% | 22.1% | 9.8% | 1.3% |
設定6 | 61% | 21% | 17% | 0% |
この表から見て取れるのは、
①三連すれば高設定(設定4以上)の可能性が高い
②五連は稀
③五連した時点で設定6の可能性はなし
と、言ったところ。
突入率、連チャン数ともに、高設定になればなる程優遇されているのは間違いない。
と、言うか、特訓モード以外に明確に設定を推察出来る要素がない。(設定6の天井以外)
特訓モード発動条件
ここで、少々ややこしい事実を一つ。
特訓モードが内部的に成立していても、発動しない場合がある。
それは、
「RT解除ゲーム数が、65ゲーム以内」の時。
なので、
①例えば、800ゲームからハイエナを始める。
②運良く850ゲーム目にリプ三連を引く。
③特訓が発動せずにゲームが進行していくが、900ゲーム目にRT解除でボーナス放出。
④ボーナス終了後、30・42・56ゲームで3連チャン炸裂!
⑤4連チャン目を期待していたら、突然特訓発動!
みたいな事が普通に起こる。
勿論、リプ三連させても、何も起こらない事は多いし。
運良く特訓に入っても「ボーナス一つでハイ終了」と、言う場合も多々ある。
だが、RT解除ゲームとの絡みで、一撃大爆発の可能性があったのもまた事実。
特に、やりおった!(リプ四連)後は、爆発の可能性がグンッと高まる。
立ち回り
恥ずかしながら、機械割を勘違いしていたので高設定狙いはしていなかったが、設定5、6は狙えるレベル。
特に設定6は狙って取りに行く価値があるだろう。
でも、今の僕が立ち回るなら、やはりハイエナ一本でいく。
そして、ハイエナした台が高設定の挙動(特訓三連)を見せれば、そのまま「追う」と言う選択をする可能性がある。
そんな感じだろうか?
ハイエナに関しては、800ゲーム程度を目安に打っていたが、700後半からイケる。
しかも、その程度の台は結構落ちていた。
それと、もっと良いのが「宵越し」狙い。
と、言うのも、本機はキンパルなどは違い「設定変更でRT解除ゲーム数が変更とならない」為である。
その為、リセットは無いのだが、その分宵越しが効く。
特に、データ機器が充実していないホールでは、前日の下見が相当活きる。
前日400ゲーム程度で終わっている台が、当日400程度回されている台とか。
そもそも、前日1,000ハマリで悲しみの閉店を喰らっている台とか。
打てる台が結構拾い易かった。
「朝からハイエナ」が出来る。
そんな所も、巨人の星が勝ち易かった機種であった要因の一つだった。