こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第117弾「キングキャメル」の登場です。
今では当たり前となった「アノ機能」を初搭載されたのが本機。
当時、かなり「斬新」だったのは間違いないのだが、人気の方はどうだったのだろうか?
個人的な印象は、正直「評判倒れ」だったと思うのだが・・・。
だが、色んな意味で、振り返り甲斐のある機種。
では、振り返っていきましょう。
基本情報
■メーカー
サミー
■発売時期
2003年9月
KB | MB | CC | 機械割 | |
---|---|---|---|---|
設定1 | 1/1900 | 1/1150 | 1/227 | 94.4% |
設定2 | 1/1670 | 1/1080 | 1/199 | 97.8% |
設定3 | 1/1270 | 1/1060 | 1/173 | 102.2% |
設定4 | 1/1000 | 1/1040 | 1/155 | 106.0% |
設定5 | 1/960 | 1/980 | 1/141 | 109.3% |
設定6 | 1/1000 | 1/680 | 1/126 | 119.9% |
タイプ
本機は、BIGとREGを搭載していない。
あるのはATのみ。
このブログで登場した機種で言えば、スーパービンゴやミリオンゴッドと同じ区分となる。
タイプとしては「Cタイプ」となる。
リール
本機最大の特徴の一つが「リール」
今では珍しくも何ともないのだが、本機は、通常の位置にあるリールが「サブリール」となり、演出専用。
ちなみに「ドリームリール」という名前がついてる。
このドリームリールは演出用だけあって自由自在。
ブルブル震えてみたり。
4コマ以上スベッてみたり。
挙句の果てには逆回転してみたりと、初めて見た時には、それはビックリした記憶がある。
キャッチコピーの一つに「21コマスベリ」と言うものがあったが、それはもう、スベリじゃねぇよ。
内部システム
最初に書いた通り、本機は「評判倒れ」だったと思っているのだが、その最大の要因が、複雑過ぎる内部システムにあったと思っている。
なるべく簡潔に、分かり易く書くつもりだが、書いているうちに、自分自身が迷子になってしまった場合は、ご容赦頂きたい。
①本機はシングルボーナスが搭載されている
②そのシングルボーナスが10倍UPする、シングルの「集中」がある。
③「集中」は毎ゲーム抽選される(設定差があるが、6以外はほぼ一緒)
④「集中」に突入してもコインは増えないが、現状維持程度にまでコインが良くなる
⑤「集中」中は、毎ゲーム1/87.3でパンク抽選が行われる(パンクすれば、当然終了)
⑥「集中」中の、13枚役成立時に「AT抽選」が行われる
⑦「AT抽選」は「集中」中にしか行われない
⑧AT当選確率は、設定及び、滞在モードにより異なる
⑨モードは全部で4つ
はぁはぁ。
ここまででも、若干迷子気味である。
本当は、モードの説明や、チャンスゾーンの説明も必要かと思うが、自分が読み手だったら、恐らく最後まで読まないので、ここは割愛させ頂く。
凄~く簡単に言えば、まずは集中に当選(1/236~1/152)し、集中にAT抽選に当選しなければならない、
「二段階抽選」のAT機と言う事である。
AT
めでたくATに当選した場合、突入するATは3種類ある。
「3種類のAT」は、任意で決める事は出来ず、内部的に決められる。
なので、猛獣王タイプではなく、野獣タイプ。
キャメルチャンス(CC)
最低5ゲーム継続。
ATパンクフラグ(1/8.82or1/85.33)を引くか、集中がパンクするまで継続する。
パンクフラグは、
1/8.82 = 93.75%
1/85.33 = 6.25%
と、ほぼ1/8.82なので、いとも簡単に終わる確率が高い。
ミドルボーナス(MB)
AT継続数20ゲーム。
平均獲得枚数は、約160枚。
REG的役割。
キングボーナス(KB)
AT継続数50ゲーム。
平均獲得枚数は、約400枚。
BIG的役割。
立ち回り
上記の説明を字面で追うと「どうやって勝つん?」と、思われるだろうが、その感覚は「正解」
機械割も高くなく、技術介入要素も低く、ハイエナも出来やしない。
だが、設定6だけは別で、安定的に高い勝率を誇っている。
本機の「肝」となる、集中の突入率が1/152と抜けて高い事がその要因。
機械割も高いので、設定6が「ある」と分かっている時や、自信がある時「のみ」狙える。
正直、それ以外では、打てる要素が見当たらない。