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こんにちは!銀猿です。

十二ヶ月目に突入したパチスロ専業生活。

2001年元日よりスタートしたパチスロ専業者も、後4日で一年目が終わる。

「月間収支が一度でもマイナスを刻めば、即引退」

という、マイルールを掲げて始めたこの生活。

何とか、一年目は無事?クリア出来そうだ。

この一年、反省すべき点も多々あるが、それは、来年「二年生」になってから、活かしていこう。

とりあえずは、残り4日間をしっかり立ち回って、来年に繋がる「良いパチスロ」を打ちたい。

では、第143話をご覧ください。

 

 

正解なのか?

 

12月28日

今日も朝からファースト店。

昨日は完全に「やらかした」だけに、今日はキチンと立ち回らなければならない。

まずは花火。

クリスマスイブに、設定5をプレゼントされて以来。

この日は、二台食指が動く台がある。

4日前の事があるので、期待を持って打ってみたが、結果は両台とも設定4以下が確定。

少し自信があっただけに、多少凹んだものの、収支がプラスで終えられた事は、不幸中の幸い。

お次・・・といきたいところだが、目ぼしい台がない。

昨日の事があるので「軽く打つ」のは少々はばかれる。

自信を持って打てるのは、この日開催のパチンコイベント「マジカルランプ」だけだが、流石にこの時間ではまだ空き台が出ない。

午前中から、ベンチに座ってパチンコのシマをガン見しながら待つのは、自分的に受け付けないので、ここは一旦帰宅する事にした。

15時。

お馬さんをひとしきり鍛え上げたので、再度出勤する。

まずは、ファースト店に戻る前に、昨日行ったM・T店を覗く。

昨日は、自分がフラフラと適当に座って負けてしまったが、お店の状況はやはり良い。

若者集団と争って勝てる気は全くしないが、隙間を狙いながら、多少なり勝負する事は出来ないだろうか?

タイミングが合えば、打てる台にも巡り会えるハズ。

そんな気持ちで店内を巡回してみると、大花火の悪くない確率の台が空き台になっている。

「ワナか?」

と、一瞬躊躇したが、昨日打ったコンチ4Xと違い、大花火は「まだ」ボーナス確率がアテになる。

と、言うか。

ボーナス確率以外に、拠り所はない。

3,000回近く回って、REGを2回しか引いていない所は非常に気になるが、コレは一勝負してみても良いだろう。

初BIGは投資6Kと早め。

ビタ押しも無難にこなし、上々のスタート切った。

ここから割と順調にBIGを重ねる事が出来たが、全くREGを引かない。

自分が打ち始めてからは「0」。

すなわち、朝からまだ2回しかREGを引いていない。

いくらなんでも、コレは高設定の期待度が下がるだろう。

中間設定すら怪しい。

何より、前任者の動向は不明ながら、他の若者に無視されていた事が、この状況になると色々と勘繰りたくなってくる。

ちなみに、このM・T店も7.6枚交換。

持ちコインである以上、機械割が100%を超えるなら「続行」が正解だろう。

だが「低設定かも?」と、思いながら打つのは、結構厳しいものがある。

ひとしきり考えた末、出した答えは「休憩を取ってファースト店を見に行く」であった。

もう夜を迎える時間帯。

そろそろ、イベント台に空きが出ていてもおかしくない。

そんな気持ちでお店に入ると、二台程空きがある。

ここは一瞬も迷う事なく、片方の台にタバコを投げ入れ、台を確保する。

そして、返す刀でM・T店へダッシュで戻り、急いでメダルを流し、交換を終え、またもやダッシュでファースト店へ舞い戻ってきた。

今なら、こんな行動もチンタラやってしまうのだろうが、この時は若かった。

素早く、手際よく「パッパッパッ」と一連の動きを行い「シュッ」と、マジカルランプに着席した。

現在同じ事をしようと思えば、コインを落としたり、レシートを交換し忘れたり、途中でコケたり・・・何かしらヤラかしてしまう姿が、安易に想像出来る。

ともあれ、やっと辿り着いたマジカルランプ。

42玉交換を考えれば、今から打つのが必ずしも「正解」ではないかもしれないが、大花火を止める理由にはなる。

後は、収支の上乗せが出来れば言う事がなかったのだが、魔人に願いが届いたのか、42玉交換の短時間勝負としては、望外な勝ちをおさめる事に成功。

正直、立ち回りとしては「?」な部分も多少残るが、決して「悪くはなかった」と思う。

ただ、結果は出来すぎではある。

 

 

店舗 機種 収支
ファースト 花火 +9.3K
マジカルランプ +20K
M・T店 大花火 +21.3K

 

 

※一言コメントなし

 

 

小計 月間計
+50.6K +256K

 

 

第144話に続く

 

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