こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第26弾、「アラベスクR」の登場です。
山佐テトラリールシリーズ第4弾として発売された本機。
前作コングダムでは、個人的にやや辛口な評価をしてしまいましたが、その続編となる本機はどうだったのでしょうか?
目次
スペック
■メーカー
山佐
■発売時期
2000年3月
BIG | REG | 機械割 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/292.6 | 1/655.4 | 94.4% |
設定2 | 1/277.7 | 1/606.8 | 97.1% |
設定3 | 1/264.3 | 1/565 | 99.8% |
設定4 | 1/252.1 | 1/528.5 | 102.4% |
設定5 | 1/240.9 | 1/481.9 | 105.2% |
設定6 | 1/240.9 | 1/364.1 | 108% |
出典 777@Nifty様
変更点
テトラ第4弾にして最大の変更点が「テトラが毎ゲーム回る事」です。
基本的にメインの3本が停止後に、4本目のテトラが停止し、正に4本目の「リール」として活躍する様になりました。
今まで通り、小役ナビやチャンス予告の役割も果たしつつ、「4本目のリール」ですから、メイン+テトラの4本で形成するリーチ目や、中・右+テトラの3本(エクストラ3)で形成するリーチ目が追加された事で、ゲーム性の幅がグッと広がりました。
通常の3本のリールで形成されるリーチ目だけでも1,000を軽く超えるぐらいありましたから、4thリールを使ったリーチ目が追加された事で、そのバリエーションは格段に増加しました。
リーチ目
メイン3本からのリーチ目は割愛するとして、テトラ絡みの代表的なリーチ目を幾つか。
・小役ジグザグ
ベルやリプレイ、スイカがジグザグに並ぶ形。
一見するとよく分からない事が多く、見逃しがち。
写真は、スイカが中段と下段でジグザグになってますが、勿論上段と中段でもOKですし、「大ジグザグ」として、上段と下段でもOK。
メインリールにボーナス絵柄が無くても出るので、慣れなきゃ本当に気づかない形。
・エクストラ3小役並び
中・右リール+テトラで小役が一直線に並ぶ形。
こちらも一見するとよく分からない形で、見逃しがち。
・エクストラ3チェリー挟み
写真を見て貰うのが分かりやすい。
中リールを中段チェリー成立として見ると、テトラでチェリー成立時に対角線上にボーナス絵柄が停止している形でしょ?
メインの3本がバラけ目で、しかも右リールで「ゲチェナ」を否定しているだけに違和感半端ないですが、コレがアラベスクの醍醐味でもあります。
・ボーナス一直線
エクストラ3でボーナス絵柄が3つ並ぶ形。
それ様の演出も用意されており、目立つ形なので見逃さないが、メインリールがバラけて停止している事が多いので、初めは違和感があるかも?
異色揃いも勿論OK
※画像元 癒しのリーチ目様
演出
4本目の「リール」としての役割を持ちましたが、従来通り、演出用リールとしても活躍します。
・小役ナビ
通常と音が異なり、一旦小役図柄で停止して成立役を告知します。
当然、ナビされた小役ハズレでボーナス確定。
ただし、テトラにチェリー図柄はないので、チェリーのみ、レバー音変化で告知。
成立確率の低いスイカやチェリーの方が熱いですが、ベル・リプレイでも完全ノーチャンスって事はありませんでした。
小役ナビ+メインリールの停止形で、1確・2確が出来るのは当然なので、何処を狙って打つか?を考えるのも楽しみの一つ。
・魔人チャンス
レバーONと同時に、テトラに魔法のランプが出現する演出。
煙が出現し、第2停止まで消えなければ小役以上が確定で、第3リール停止時に「ワッハッハッ」という高笑いと共に、魔人の全身が現れるとボーナス確定。
ボーナス成立後に選ばれる確率が高かった印象があるので、魔人チャンス自体が、期待値高めだった気がします(銀猿記憶による)
・停止パターン変化
通常テトラは、メインリール3本目を停止すると、すぐに止まるのだが、時折すぐには止まらない時があります。
通称「ロング」と呼ばれていましたが、コレだけで結構期待度がUPします。
魔人チャンス同様、ボーナス成立後に選択率がUPしていた印象なので(銀猿記憶)、出ただけで結構熱いです。
※ボーナス成立後も、揃えずに回してくれるので、色々な演出を見る事が出来ます。
まとめ
テトラ搭載機種第4弾として市場に登場した本機ですが、個人的には、前3作より断然面白かったです。
捨てゲームや死に目が少なかった事もありますし、今までにない形でのボーナス察知が出来た事も面白かったです。
山佐の底力を感じた名機だと思います。