こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第12弾、「アレックス」の登場です。
アルゼ(当時)全盛期に登場した金色の始祖鳥。
存在感ある筐体はユーザーの目を引き、ホールでも一際目立つ派手な機種でした。
機械割自体は、当時の技術介入系マシンとしてはそれほど高い部類ではありませんでしたが、
完成度の高いゲーム性でファンを魅了した名機です。
僕も大好きな機種で、まだ収支表をつける前に、電車40分+徒歩20分のホールまで、
わざわざ打ちに行った記憶があります。
語りどころ満載だと思うアレックス。
皆さんのこだわりを語りあって、
夜通し盛り上がって下さい!
スペック
■メーカー
アルゼ
■発売時期
1999年2月
BIG | REG | 機械割
(フル攻略時) |
|
---|---|---|---|
設定1 | 1/297.9 | 1/468.1 | 98.7% |
設定2 | 1/297.9 | 1/364.1 | 100.9% |
設定3 | 1/282.5 | 1/364.1 | 103.4% |
設定4 | 1/264.3 | 1/364.1 | 106.6% |
設定5 | 1/252.1 | 1/364.1 | 109.7% |
設定6 | 1/240.9 | 1/364.1 | 112.8% |
出典 777@Nifty様
ビジュアル
上にも書きましたが、まず最初に目につくのは、金色に輝く眩い筐体と、その金色に映える何とも言えない格好良さを炸裂させるブラックリールでしょう。
あくまで個人的ですが、ここまで格好良いスロットは他にはないんじゃない?
って位にこの筐体が好きでした。
筐体に描かれている始祖鳥の目つき以外は完璧です!
それとこの機種は「鳥・鳥・7」でBIGなんですが、
コンチネンタル大好き少年だった銀猿くんとしては、
この輝く筐体に「鳥・鳥・7」中段揃いは、
ご飯3杯は軽くイケる大好物です(笑)
特徴
大量リーチ目、多彩なフラッシュ演出、通常時の小役狙い、リプレイ外し、減算値判別と、当時の人気になる要素をふんだんに盛り込んでいた本機ですが、その中でも「アレックスならでは」の人気のポイントは、
「変則消灯」でしょう!
つーか、僕はコレが見たくて打ってた様なモンでした。
普通に左リールから打った場合、左・中・右と消灯するのが一般的で、
1消灯なら~・2消灯なら~・3消灯なら~と、消灯する「数」で熱さや小役を示唆する機種が多かったのですが、このアレックスは「中リールだけ消灯」とか「右リールだけ消灯」とかするんですモノ!
勿論、変則消灯時はボーナス確定で(中のみREG、中+右共通、右のみBIG確定・・・だったハズ)悶絶間違い無しの激熱演出でした。
効果音と共に消灯するブラックリールが、これまた格好良くて、ご飯3杯食べた後でも、ケーキ5つはイケる程大好物です(笑)
技術介入の難易度は高く、リプレイ外しは中段・下段受けの場合はビタ押しが要求されます。
(上段受けの場合は、7コマ余裕あり)
テンパイラインに「7」図柄をビタ押しなんですが、左リールには7が二つあり、あまり目押しが得意でない人の場合、そもそも「7図柄」を見分ける事が難しい方もいました。
大花火の様にアシスト外しも無かった為、打ち手に高い技術を要求する台でした。
アレックスあるある
※アレックスはBIG・REG共に「払い出しがない」為、
・ボーナス揃える⇒MAXボタン押す⇒反応しない(クレジット0)⇒MAXボタン連打or怪訝な表情で台を舐める様に見る。
・リーチ目出現⇒手持ちコイン0⇒見知らぬ方に1枚借りる⇒ボーナス揃える⇒⇒MAXボタン押す⇒反応しない(クレジット0)⇒申し訳なさそうにもう一度コインを借りる。
・残り数枚⇒リーチ目出現⇒3枚残してBIGスタート⇒最初の小役ゲームでハズレを引くorリプレイ揃う(JACKIN時も払い出し無し!)⇒嫌々サンドへ夏目漱石(まだ夏目の時代だよ)
・「鳥・鳥・鳥」揃える⇒暫くフリーズ⇒リーチ目だと気づく
※8分過ぎに変則消灯があります。
書き忘れてましたが、アレックスのもう一つの特徴が「JACKゲームが8回ピッタリしかない」事です。
通常、JACKゲームは12ゲーム消化or8回入賞なんですが、アレックスは8/8なので、
JACKハズレは、完全に引き損です。
上記の熱とは裏腹に
僕はアレックスが好きだったので、個人的お気に入りポイントを長々と書き連ねましたが、
当時の人気はソレほどでもなかった様に思います。
だって人気があれば、一時間もかけて打ちに行く必要なんてないですもんね。
同じくアルゼから、サンダー・バーサス・花火など、もっと打ち手に優しく(サンダーは割と難しいですが)、機械割も高く、勝ち易い機種も元気に稼働中でしたし、同時期にはアステカや大花火といった大HIT機種もありました。
そして何より、リール配列が全く同じでゲーム性が全然異なる(ここが当時のアルゼの開発陣の凄い所!)A-600のB-MAXが先に発売されてしまったが故に、諸々辛い面が目につくアレックスは、「B-MAXの劣化版」と、認識される事が多くなりがちでした。
何か最後にきて若干切なくなってしまいましたが、アレックス好きな方がいらっしゃれば、機会があれば銀猿とアレックス談義で盛り上がって下さいませ。