快調な稼動を続けてきた2003年8月だったが、前回は目を覆いたくなるような惨敗。
「自己新がぁ~」
「+800Kがぁ~」
などとほざいていたが、とんだ戯言と化してしまった。
それでも、最終日をしっかり勝利で飾れば、700K台への復帰は可能。
せっかく良い稼働を続けてきたのだ。
最後はビシッ!と決めて貰いたい。
では、第538話をご覧ください。
かもしれない
8月31日
8月最後の稼動はラッキー店から。
昨日は惨敗を喫しているが、早速その敵を取りに行く。
狙い台も、リベンジ目的ではないが、昨日こっぴどくやられたファイヤードリフト。
かなり珍しい機種選択だが、勿論理由はある。
選択理由は、この店ではあまりやらない、機種別イベントの対象機種に指定されてきたから。
昨日はREG一発の後、ストレートで天井に連れていかれてしまった。
今日は、その借りを返しやる!
10時開店。
昨日打っているので、狙い台は決まっている。
一目散に台に向かい、本命台を抑える。
開店チェックを済ませ、いざ勝負開始。
機種名鑑にも書いたが、この機種は設定6ならまずまず見極められる。
設定5も射程圏だが、こちらは展開の助けが必要。
状況次第ではあるが、狙いは設定6一本に絞って打ち始める。
ペシペシ打っていくと、初ボーナスは7KでREG。
少々嫌な出だし。
僅かばかりの出玉はペロリと飲まれしまい、即追い銭。
待望の初BIGが降臨したのは、総投資11K目。
昨日のように天井まっしぐらじゃなくて良かった。
この機種の設定推測において、最も重要な数字がBIG中のハズレ確率。
分母が小さいにも関わらず、設定4以下(1/4.8)と、設定6(1/9.8)では、倍の差がついている。
ある意味最も緊張するのが、BIG中。
願いを込めながら消化していくと、初BIG中に出たハズレは2回。
うむ。
優秀だ。
コレなら、期待を持って打っていける。
そう思っていたのだが、このBIGの出玉もあえなくペロリ。
苦しいが、ここは追うしかない。
最初のBIG中のハズレ回数を頼りに、黙々と打つ。
が、しかし。
なかなか当たらない。
サンドと友達になる事数十分。
やっと当たったのは、総投資28K目。
出てきたボーナスがBIGだったのは良かったが、いきなり大きな負債を抱えてしまった。
2回目のBIG中に出てきたハズレは4発。
雲行きが怪しくなってきた。
まだ、設定5の近似値だが、当たりが遅いのが気になる。
それでも、持ちコインが出来たので、当然ながら続行を選択。
ここから、起死回生の逆転を目論んだのだが・・・。
事はそうは簡単に運ばない。
ストレートで飲まれる事はなかったが、下皿プレイを少々続けた後、最後はペロリと出玉を飲まれてしまった。
しかも、ハズレ確率は、BIGを重ねる度に悪化していく、分かりやすいパターン。
ぐうの音も出ない。
言い訳無用の完敗。
台選びの時点で負けていたのだろう。
悔しいが仕方ない。
遅めの昼食後、ハイエナ出来る台を少し待ってみたが、なかなか打てる台が空いてくれない。
店内の状況から、ジッと待っていても仕方ないと判断し、一旦ラッキー店を後にする。
タイミングが合えば、遅めの時間帯に再度来てみよう。
原付に跨り向かった先は、自宅近くのY・T店。
6枚交換の併設店だが、この日はスロッター金太郎も対象機種となっているイベントをやっている。
知ってはいたが、ラッキー店の機種別イベントが珍しいので、そちらを優先した次第。
帰りに様子を見て帰るつもりだったが、状況が変わったので、この時間に視察。
入店してみると、客付きはまずまず。
お目当てのスロ金にも、半分ぐらいお客さんがいる。
この機種にしては、少し珍しい光景。
空き台のデータを見ていくと、ピタッと足が止まった。
回転数2,000ゲーム強で、BIG確率1/290の台が空いているのだ。
下皿は勿論、台周辺を確認してみるが、やはり空き台だ。
「罠か?」
と、一瞬データ機器の見方を間違えているかと思ったが、どうやらそうではないらしい。
全くもって意味が分からないが、この確率の台は素通り出来ない。
罠でも何でも、とりあえずは打つ一手。
缶コーヒーを買い、一旦気持ちを落ち着けてから、本日の第二ラウンドの開始。
この時点で、28Kの負債を抱えている。
ここで初BIGに巨額投資を強いられると、昨日の悪夢が鮮明に蘇ってしまう。
是が非でも、早いBIGが欲しいところだったが、その願いは、あっさり叶えられる。
投資僅か3Kで、サクッとBIGが降臨。
このBIGは、結構嬉しかった。
そして、このBIGを皮切りに、銀猿大好きスロッター金太郎は、こちらの愛情に応えてくれる。
スロ金らしく、派手さはないし「一撃」なんてパワーはないが、コツコツと安定的に出玉を増やしていく。
時折見せる、ATとボーナスのコンビネーションのお陰で、ちょくちょく刺激があるのがまた良い。
結局このスロ金は、最後まで設定5付近の確率をキープ。
ATのヒキが少々弱く、ファイヤードリフトの負債を全て取り戻す事は出来なかったが、負債全体の3/4を回収する事に成功。
逆転はならなかったが、スロ金自体は良い仕事をしてくれた。
最終日を勝利で飾る事は出来なかったが、また一軒、使える店を発見したかもしれない。
店舗 | 機種 | 収支 |
---|---|---|
ラッキー | ファイヤードリフト | -28K |
Y・T店 | スロッター金太郎 | +21K |
小計 | 月間計 |
---|---|
-7K | +647K |