前回の非常にショボい勝利のお陰で、勝率は五分に。
勝率自体が低くても、収支が上がれば問題ない。
しかしながら、勝率は高いに越した事はない。
基本的に、収支と勝率はリンクする事が多い。
僕のように、あまりブンブン振り回さないタイプの専業者は、特にだ。
「万馬券で一発」
が、ないのだから、最低限、3勝2敗のペースには乗せないと苦しくなる。
では、第521話をご覧ください。
だったさ~
8月12日
昨日は体調不良の為、朝イチにキンパルを少し打っただけで帰宅。
少し前にも、猛獣王を少し触っただけで帰った日もあった。
体調管理は「何事においても基本」のハズなのだが、この当時の僕は、全くケアが出来ていなかった。
サラリーマンの方も勿論だが、日銭を稼ぐ稼業のパチスロ専業者なら、普通の方以上に気をつけなければならないのだが・・・。
一日休んで幾分回復したが、まだスッキリしない。
なので、今日は昼過ぎまでグッスリ爆睡。
14時頃にのそっと起き上がり、目が覚めてからもチンタラ。
そのまま休む選択肢もあったのだが、明日のラッキー店のイベントには朝から参戦したい。
ならば、どの道、夜には下見に行かなかればならない。
そう考え、ハイエナがてら、17時過ぎに家を出た。
重い腰を上げ、ようやくパチ屋に到着。
普段の1/2程度の速度で、ダラダラと店内を見て回る。
だが、残念ながら打てそうな台は見当たらない。
当然、帰る訳にはいかないので、常連さんとお話ししながら、打てる台が空くのを待つ。
すると、二時間ほど経過したところで、札台の発表が始まった。
この頃には体調も殆ど回復していた為、ムクムクとパチスロ打ちたいモードになっている。
「札台でも打つか」
そう思っていると、珍しい台に札がズブリ。
反射的に台を抑えてしまった。
タバコを投げ入れた台は、スーパービンゴ。
自分が知る限り、この機種に札が入ったのは初めて。
普段は、ハイエナ専門機種であり、設定を求めて打つ事はない。
そして、17年の時を経た今振り返ってみても、札台と言う理由だけで、この時間からこの機種を打つのは「間違い」だと思う。
だが。
この時の銀猿くんにその思考はない。
「滅多に打てないビンゴの高設定かもしれない台だ、ヒャッホーイ!」
てなもんである。
最早、パチスロ専業者を名乗る資格のない考え方である。
例え勝ったとしても、運に非常に強く左右される台。
次に繋がる要素がない。
「高設定の挙動を知る」
という、最もらしい説明も成り立たない。
どうせ、これからもハイエナでしか打たないのだから・・・。
22時。
明日の狙い台を確認し、ラッキー店を後にする。
ビンゴはどうだったかって?
面白いぐらい、見事な負けっぷりだったさ~。
大ハマリの挙句、AT33単発。
その少ない出玉を飲ませて、サクッと短時間で大敗だったさ~。
店舗 | 機種 | 収支 |
---|---|---|
ラッキー | スーパービンゴ | -46K |
小計 | 月間計 |
---|---|
-46K | +118K |