よもやの惨敗を喫してしまい、月間収支がマイナスに転落。
日付は19日。
どうにも笑えない状況になってきた。
二ヵ月前にも、同じように引退の危機に直面。
コレは、本当に根本から考え直さなければならない。
では、第472話をご覧ください。
危機感を持ち
6月19日
短期間で再び訪れた危機的状況に、流石に「ヤバさ」を感じ取ったのか、この日はいつもと異なる行動に出ている。
朝イチに向かった先はK・M店。
初めて訪れるお店である。
厳密に言えば、初めて「打ちに訪れる」お店である。
時折、新規開拓の為、色々なお店を見て回る事がある。
その時に目星をつけておいたお店の一つが、このK・M店。
選択理由は三つ。
①花火がある
②花火が対象のイベントがある
③7.6枚交換
相も変わらず花火頼りなのだが、新店の傾向を探るには、減算値判別が可能な花火が最適。
低交換率のお店を選択したのは、ライバルが少ない事と「余計な可能性」を残さない事。
「6枚交換でこの機種のこの設定なら打てなくもない」とか、無駄に追いかけたくなる状況を視野に入れない事で、スパッ!と判断する。
開店前に訪れたのは当然初めてだが、並びは20人程度とまずまず。
今日は全体が対象のイベント日。
まさか、殆どが花火に流れる事はないだろう。
10時開店。
列の最後尾から入店し、花火のシマへ。
シマに到着すると、先客は一人。
ライバルが少ない事は良い事だが、朝イチからお客さんが少な過ぎると、それはそれで嫌な感じがする。
四の五の言っても始まらないので、一応は王道の「凹み台の上げ狙い」で台を選択し、携帯を投げ入れる。
初めてのお店なので、開店直後の状況を入念にチェック。
ここに何かヒントが隠されている場合も・・あるかもしれない。
特に気になった点もなく、台に戻り、いざ勝負開始。
K・M店初となるボーナスは、投資7KでBIG。
可もなく不可もなくと言ったスタート。
出だしが普通でも、判別が落ちてくれれば、それで万事OKなのだが、残念ながら結果は×。
まぁ、一台目からツモれるとは思っていない。
気を取り直して、次の台に移動。
二台目も凹み台を選択したが、コチラもダメ。
う~ん。
仕方あるまい、初めて来るお店なので、ここは腹を括って全台面倒見る勢いで打っていく。
そう覚悟を決めて続行すると、何の事はない、本当に全7台。
全て判別させられるハメになってしまった。
全部判別したと言う事は、お察しの通り、全て設定4以下だったと言う事。
調査に訪れた時は、履歴のボーナス確率がまずまずだと思ったのだが、目の前の出来事が現実。
これでは全く使えない。
人生、最初で最後のK・M店での稼働を終えた。
この後はいつも通り、原付に跨りボギー店へ向かい、ハイエナ待ち。
少し待って、巨人の星を打つ事が出来たが、結果は-4Kと負債を増やす結果に終わる。
危機感を持ち、打開に向けて動いてみたが、結果は芳しくなかった。
これで月間収支は-45K。
終焉へのカウントダウンが止まらない。
店舗 | 機種 | 収支 |
---|---|---|
K・M店 | 花火 | -9K |
ボギー | 巨人の星 | -4K |
小計 | 月間計 |
---|---|
-13K | -45K |