順調に思っていた2003年5月の稼働だったが、それも「先月と比べて」の事。
先月の結果があまりに酷かったので、今月が「マシ」に思えていただけ。
そろそろ後半戦に差し掛かろうと言うのに、+151Kでは、どうにも心許ない。
この程度の勝ちでは、マイナス収支が見え隠れしてしまう。
気を引き締めていかなくてはならない。
では、第446話をご覧ください。
ギリギリ足りないか
5月18日
今日も朝からラッキー&ボギー店・・・ではなく、今朝は王様店から稼働スタート。
長らく低迷していた王様店だが、そろそろ復活の気配だろうか?
前回の花火はたまたまなのか?
それとも本当に復活なのか?
今日は、その確認を兼ねた大事な稼働。
なので、他のお客さんとの兼ね合いはあるものの、全台判別するつもりで、数少ない入店待ちの列に並んだ。
10時開店。
前日の下見は出来ていないので、素早く花火の履歴を確認していく。
バタバタッと見た中で「コレッ!」と、ピンと来た台に携帯を投げ入れ、台を確保した。
花火は全台履歴を確認する事が出来たので、一応、店内の様子を軽く見てから、抑えた台に戻りいざ勝負開始。
開店間もなくなので、お客さんが少ない。
それ程稼働が上がるお店ではないが、お客さんが疎らなうちに、一台でも多く判別しおきたい気持ちがある。
そんな少し焦る気持ちを抱えていたが、初BIGは3Kと早かった。
ホッと胸をなでおろしたが、判別結果は不合格。
仕方あるまい、結果が早く分かった事に納得して、すぐさま二台目に移動。
当然、二台目も早いBIGを期待したが、先程のようにはいかず、こちらはREGを一度挟んで、投資7KでBIG。
常識の範囲内で当たったので、全くもって文句はない。
後は、判別が落ちてくれれば、してやったりだったのだが・・・落ちたね!
判別ゲームで風鈴が!
しかも何度も!
本当に「してやったり」の展開。
二台目にして、花火の設定5をゲットである!
設定5をツモれた事は勿論大きいが、それと同じぐらい「設定5があった」事が大きい。
古い付き合いとなる王様店が、復活の狼煙を上げてくれた。
勿論、明日以降、常に高設定を置いてくれ、それが自分の手に落ちる保障などあろうハズはないが、選択肢が増えた事は間違いない。
コレで立ち回りの幅が広がった。
先の話はさておき、まずは目の前勝負。
気持ち良く出して、月間収支を200Kに乗せたい。
17時過ぎ、そこには、息をハァハァ切らせるようにして、サンドにお金を突っ込む銀猿くんの姿が・・・。
久しぶりに喰らう「ダメなドンちゃん」である。
追い銭につぐ追い銭。
出ては飲まれての繰り返し。
それでも目の前の台は設定5。
機械割を信じて打つのみである。
結局、投資が止まったのは38K目。
時刻は19時過ぎ。
残された時間は3時間と少し。
「せめて半分は回収したい」
そんな気持ちでレバーを叩き続けると、ここからドンちゃんが一変。
「本当に同じ台?」
と、思える勢いでボーナスを重ねていく。
あれ程チェリーしか出なかった遅れも、今では殆どボーナスに繋がる。
「何とかまくれるか?」
そう思った所で閉店終了。
感覚的に「ギリギリ足りないかな?」と、思っていたが、コインを流してみると、3,000枚チョイと何とか届いていた。
一台目がチャラだったので、この日の収支は+5K。
負けなかった事は良かったが、折角のチャンスを活かせなかったのもまた事実。
収支表を見れば「王様店 花火 +5K」と、味気の無いものだが、何とも気持ちの浮き沈みが激しい一日だった
店舗 | 機種 | 収支 |
---|---|---|
王様 | 花火 | +5K |
小計 | 月間計 |
---|---|
+5K | +156K |