二流を通り越して　パチスロ専業者編　第184話

こんにちは！銀猿です。

二年目に突入したパチスロ専業生活も、早三ヶ月目に突入。

苦戦が続く3月。

マイナス収支に転落した後、花火の判別合格台で負けを喰らってしまい、意気消沈していたのだが、前回「コレでもかっ」と、言うぐらいのラッキーパンチが炸裂して、収支が一気にプラス圏に復活。

立ち回りもクソもないスロットで大勝をおさめ、普段なら「勝ち方がぁ～」などと、専業者っぽい事を言うのだが、今の状況を考えると「勝った事」が何よりも嬉しい。

取り敢えずは、ホッと一息と言いたいところだが、危険水域にいる事に変わりはない。

ラッキーを次に繋げていかなければ。

では、第184話をご覧ください。

コレで良いのか？

3月15日

朝からクレイン店へ。

今日は、新台入替＆5周年記念イベント。

狙いは新台として導入される「アラジンＡ」。

巷で騒がれている話題の新機種。

珍しくそんな台を狙って、開店一時間前（僕としては、相当早く行っているつもり）にお店に到着するも、前には40名ばかり先客がいる状態。

「ダメだこりゃ」

と、思ったものの、獣王かガメラを打つつもりで、そのまま開店の列に並んだ。

三月も中旬に差し掛かり、寒さは随分マシになってきたとは言え、長時間の並びはいつまでたっても慣れない。

今か、今かと10時を待ち焦がれ、やっとこさ開店。

この程度の並びに耐える事が出来ないから、この時代の専業者としては、収支が著しく低かったんだろうな、僕は。

一目散にアラジンのシマへ向かうも、当然事ながら満席。

「ならばっ！」と、踵を返して獣王のシマへ向かうも、やはりこちらも満席。

「しからばっ！」と、ガメラのシマを目指してみたものの、やはり満席。

「う～ん」

元々、箱が小さい店なので、70名近くが入店すると打てる台が殆ど無い。

それなら、何も打たずに帰ればよいものを「折角並んだのだから・・・」と、およそ専業者とは思えない発想で空き台を探し「何となく」空いていたトリックモンスターに着席。

初打ちとなるトリックモンスター。

あまり中身は知らないが、雑誌で一応は見ていたし、困った時は隣のコンビニで立ち読みすれば何とかなるでしょ。

そんな、根拠もやる気もない状態で打ち始めたモノだから、少し揉まれた挙句に飲まれてしまう展開に陥ってしまえば、当然の事ながら「追う」気力は全くない。

結局、よく分からないまま、10K献上して退散。

そして、クレイン店からも撤退。

こんな事なら、初めから何も打たなければいいのに。

この時点では、最早二流を通り越して、三流専業者だな。

クレイン店を後にし、向かった先はラッキー店。

最近よくあるパターン。

狙いは花火。

やる気満々時のファースト店と比べる訳にはいかないが、時折、判別合格台を設置してくれる。

そんな淡い期待を込めて、都合4台判別してみたものの、結果は全滅とどうしようもない結果。

ただし、どうしようもなかったのは設定だけ。

昨日に続いて、何故か鬼のようなヒキを見せ、設定4以下の花火を4台打って、収支は+30K！

二日続けての運だけ番長だが、何とでも言ってくれ。

今は内容よりも、勝つ事が何よりも大切。

と、ここまでは「運が良くて良かったね」と言う話なのだが、ここからが三流スロッターの本領発揮。

運だけ花火で逆転したのだから、それに満足して真っ直ぐ帰れば良いものを、昨日行ったC・T店を少し覗きに寄り道。

まぁ、覗くだけなら全く問題ないのだが、こんな閑古鳥が鳴くような店で、イベント対象だからと、7.6枚交換のゴルゴに5K使っているのはどういう事だ？？？

T・I店で初打ちしたゴルゴ+昨日勝たせて貰ったC・T店＝ちょっと打ってみる・・・って、意味が分からんっ！

本当に専業者なのか？君は？

第185話に続く