価値ある連勝　パチスロ専業者編　第162話

 

 

こんにちは！銀猿です。

二年目に突入したパチスロ専業生活。

苦戦を強いられた一月を乗り切り、前回より二月に突入。

二ヶ月目のスタートは、6枚交換へと変更になった、マイホであるファースト店から。

スペック頼みではあったものの、ガメラの恐らくは設定3であろう台を二日間打ち切って、結果は+85Kと上々の出だしとなった。

手探り状態の中なので、最初からまずまずの収支を叩き出せた事は、精神的に少し楽になった。

早く、新たな「型」を見いだせれば良いのだが・・・。

では、第162話をご覧ください。

 

 

ドンピシャ

 

2月3日

今朝もファースト店へ。

狙いはガメラ・・・ではなく、今日は花火。

その根拠は、昨日、設定5らしき台の存在を確認した為である。

昨日は土曜日だったので、全体的に稼働が良かった。

その花火も、6,000ゲーム以上回った結果、BIG・REG共に設定5以上の確率で終えていた。

お店としては、6枚交換になったからと言って、極端に設定が下がっている印象を持たれない為に、まずは「撒き餌」をしていく考えなのだろうか？

ここは、リスクの少ない確認作業となるので、花火判別の旅に出る事にした。

台の選び方は今まで通り、連日凹みが続いている台の上げ狙い。

最も確率が高そうな台を確保し、いざ旅へ出る。

今日は日曜日。

あまり一台に時間を掛け過ぎると、他の台への移動が難しくなる為、早めの決着を望んでいると、初BIGは6Kとまずまずのタイミング。

6枚交換になったからか、普段の日曜日より、2割増しでお客さんが多い気がする。

少し、気持ちが焦り気味となるが、焦ったところで判別が早く終わる訳ではないので、いつも通り、手慣れな手つきで判別を進めていくと・・・落ちたっ！

何とっ！一発目で見事設定5をGETである。

拍子抜けするぐらいアッサリ判別が落ちたものだから、念の為、次のBIGの後も判別してみるが、やはり間違いなく設定5のようだ。

勿論、期待をして打っている訳だが、こうも簡単に結果が伴うとは思ってもみなかった。

ともかく、コレで早くも終日勝負が決まった。

経験の無い方には分からないかもしれないが、長らく7.6枚や8枚交換でしかパチスロを打ってきた事がない者にとっては、6枚交換でも、かなり「良い」交換率だと感じられる。

その為、いつも以上に「絶対に出さなきゃ」という、競馬で言うと完全に「かかった」状態になってしまう。

この日の僕がそう。

鼻息荒く「チャンスを活かさなきゃ！」とレバーを叩き続ける。

競馬であれば、それが勝負に悪影響を及ぼすところだが、相手は機械。

パチスロ機である。

その日のヒキ程度は、完全に確率の範囲内でおこる「ブレ」である。

この日は、掛かり通しの駄馬と化した銀猿の鼻息も華麗にスルーし、しっかりと確率通りに出てくれた。

朝から狙った台が設定5で、確率通りにボーナスを引き、キチンと勝利。

うん。

文句のない勝ち方です。

 

 

店舗	機種	収支
ファースト	花火	+51K

 

 

 

 

バッチリ

 

2月4日

今日も朝からファースト店へ。

狙いは昨日の花火。

以前通りなら、設定5に上げてきた花火の場合、二日目は据え置く事が圧倒的に多かった。

この日はその例にならって、まずは据え置きかどうかの確認をしてから、変更されていれば、判別の旅に出る予定。

その昨日は最後に、クロスカウンターを仕込んでいるので、変更判別はすぐ済むし、今日は月曜日なので他の台への移動も、それ程慌てなくて済むハズ。

落ち着いて、無駄な動きや予定にない行動は取らず、自分が「最良」と考えた立ち回りに徹する。

台取りは楽勝。

予定通り昨日の花火を確保し、まずは変更判別から。

クロスを仕込んでいるので、確認するのは最初の1Kの回転数。

この回転数が通常の30ゲーム強を大きく上回るようなら、超高確率で据え置き濃厚となる。

緊張の回転数は・・・50ゲーム超え！

「きたっ！」

この時点で、据え置きの設定5がほぼ確定。

後はBIGを引き、確認の減算値判別を行うだけだが、その初BIGも投資僅か3KでGET。

確認の判別結果は、勿論、無事合格。

ここまで、流れるような展開で、気持ち良く高設定を手にする事が出来た。

やはりファースト店としても、交換率交換による、設定低下のイメージを持たれたくないのだろう。

特に、最初にそのイメージがついてしまうと、巻き返すのは相当難しくなる。

それならば、初めから「良いイメージ」を植え付ける為に、多少の振る舞い（投資）は必要だと考えたのかもしれない。

もしそうならば、店舗の運営方針としては「正解」だろう。

なんて事を偉そうにド素人が語っても仕方がない。

こちらは所詮しがない専業スロッター。

出来る事は、ツモった高設定台を1ゲームでも多く、正確に回す事だけだ。

22時半。

最初のBIGから順調に伸びた花火は、終日ご機嫌モードを保ったまま閉店。

昨日の出玉を超えるコインを吐き出してくれて、見事な連勝をおさめる事が出来た。

内容も結果も、文句なし。

価値ある連勝とあいなった。

 

 

店舗	機種	収支
ファースト	花火	+79K

 

 

 

 

 

第163話に続く