こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第18弾、「タコスロ」の登場です。
「一回しか打ってないシリーズ」がまさかの4連投となってしまい、自分で書いていながら「大丈夫か?」と思っていました・・・が、やっと超メジャー機種の登場です。
正直へんな名前ではありますが(笑)そのポテンシャルは、喰える機種代表格のクランキーコンドルにも引けを取らない本機。
僕自身はそれほど打てた訳ではありませんが、そのゲーム性とスペックの甘さは多少なりとも経験する事が出来ました。
本編ではサラッと打っただけで、まだまだタコスロの事を分かっていませんでしたし、実はこの後タコスロが本編で登場するのは、一年以上後になります。
(2000年は、第9話で打った一度だけになります)
この機種を深く語れる方は沢山おられると思いますが、あまり打った事のない僕が書く事で、まずは思い出すキッカケとなり、
「何やねん銀猿!全然分かってへんやんけっ!」
もっとここがこう・・・と、皆さんの盛り上がりに繋がれば、嬉しく思います。
スペック
■メーカー
瑞穂製作所(当時)
■発売時期
1996年10月
BIG | REG | フル攻略時機械割 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/273 | 1/468.1 | 105.9% |
設定2 | 1/268.5 | 1/468.1 | 106.7% |
設定3 | 1/248.2 | 1/468.1 | 110.9% |
設定4 | 1/240.9 | 1/468.1 | 112.5% |
設定5 | 1/240.9 | 1/409.6 | 113.8% |
設定6 | 1/240.9 | 1/364 | 115.2% |
出典 777@Nifty様
沈黙を破って
本機タコスロは瑞穂製作所からリリースされた台。
この瑞穂製作所、3号機コンチネンタルⅠで検定取り消し処分を受け、しばらくの間遊技機の製造が出来なかったのですが、約5年の沈黙を経てリリースされたのが本機タコスロ。
コンチネンタルⅠの、あの何とも言えず格好良い漆黒の筐体と、重低音の効いた腹に響くサウンドから一転、かなりポップで、一瞬ふざけた印象すら受けた本機ですが、その中身は、回胴史上最も喰える機種の一つにあげらる程の名機でした。
甘い
いわゆるノーマルAタイプの本機。
取り敢えず上のボーナス確率を見て、「甘い」事を再認識。
設定4~6のBIG確率が同じ事に衝撃ですが、設定3でもBIG確率1/248.2ですからね。
この確率で千円辺り30ゲーム以上まわりますし、BIG一回で400枚以上取れる訳ですから、
「そりゃ甘いわ」
設定1のフル攻略時の機械割が105.9%ですから、喰えると言われる機種が多数存在した4号機の中でも、低設定域での勝ち易さでは1,2位を争う機種でしょう。
同じく喰える機種として双璧をなしたクランキーコンドルと、二強と言って過言ではないハズです。
技術介入
上記の「甘さ」を最大限引き出す為には、通常時の小役狙いと、BIG中のリプレイ外しが必須となります。
ライバル?コンドルのリプレイ外しは二コマでしたが、、タコスロはビタ押しが要求されますので、難易度は当然タコスロの方が上。
中級レベルでも太刀打ち出来るコンドルと違い、タコスロにはもう一段上の目押し力が求められ、より上級者向けと言って良いと思います。
正確な設定状況は勿論分かりませんが、上記の理由から、コンドルと比べ、タコスロの方が設定状況が良かった可能性は高く、高い技術力を持った方にとっては、神台的存在であった事は容易に想像出来ます。
リール制御
タコスロもう一つの特徴が、そのリール制御。
ずるずるスベるリールに悶絶された方は非常に多いハズで、僕もその一人です。
2号機のスーパーセブンや3号機のアラジンⅡの様に「とにかくスベる」機種も良いんでんすが、個人的には「リーチ目もあるし、スベリもあるし」と言ったバランスの取れた機種が好みだったので、このタコスロのリール制御は大好きでした。
音や光、液晶などを使った派手な演出も良いのですが、この何とも地味ながら奥深い「スベリ」によるボーナス察知も、それはそれはパチスロの醍醐味として、極上のモノの一つでした。
※良い動画です。タコスロに対する愛を感じます。
4コマスベリにリーチ目、おまけに入ってました目も見られます。
動画の最後の方でBIGを消化していますが、鬼の様に上手いので、ビタ押ししてる様にすら見えない(凄)