こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第48弾「ファウスト」の登場です!
最初に断っておきます。
本機は僕にとって「一度しか打ってないシリーズ」該当機です。
当然、殆ど記憶にありません。
が、絶妙な台だと思います。
何が絶妙かと言うと「あ~!あった、あったそんな台!」
って、変なテンションの上がり方をするのに、絶妙なんです。
僕自身、ノートを見ていて「あったなぁ~ファウスト!」
って、自分の部屋で声が出ましたから。
では「絶妙」な機種ファウスト。
どんな機種だったのか、皆で思い出していきましょう!
スペック
■メーカー
山佐
■発売時期
2000年11月
BIG | 機械割 | |
---|---|---|
設定1 | 1/240.9 | 93% |
設定2 | 1/230.8 | 95.2% |
設定3 | 1/218.5 | 97.7% |
設定4 | 1/204.8 | 100.7% |
設定5 | 1/190.5 | 104.4% |
設定6 | 1/170.7 | 110.3% |
出典 777@Nifty様
タイプ
本機最大の特徴としては、まずはJACKゲームが2回のBタイプである事。
上記ボーナス確率をご覧頂ければ分かる通り、REGがなく、BIG確率も通常のAタイプより軽い、いわゆる7ライン機でした。
もう一つの特徴が「ツインBIG」を搭載している事。
同社ではハイパーラッシュで初採用され、好評を得ていました。
単純に、BIGオンリーのBタイプの方が「ツインBIG」の特性をより反映させる事が出来ますから、ある種当然の選択とも言えます。
テトラ搭載
同社からは既に「タイムクロス」という液晶機が出ていましたが、本機は4thリールであるテトラ搭載機です。
ですので、位置付けとしては「ハイパーラッシュ」の後継機になります。
「液晶機が出ているのにまたテトラ?」
と、言う印象は、当時当然のようにありましたが、この辺りは開発の進捗度や、同社の戦略、他社との競争など、様々な要因があったように思います。
設置台数
本編にも書いたのですが、僕が打っていた地域では、なかなか設置店を見つける事が出来ませんでした。
全国的に見ても設置台数は伸び悩み「マイナー機種」という位置付けでした。
最大の要因は「機械割」だったと思います。
当時は、低設定でも勝ち易い機種や、高設定域の機械割が高い機種が多かった為、ゲーム性うんぬんの前に、機械割が低い機種は、最初からハンデを背負っている状況だったと言えます。
特に同社は、アルゼが引っ張る「技術介入で機械割大幅UP」の流れに敢然と立ち向かう姿勢を打ち出していましたので、当時若者から圧倒的支持を得ていたアルゼ系の攻勢を、まともに喰らう形となっており、設置台数が伸びませんでした。
評価は高かった
僕も一度しか打てていない訳ですが、打ちこんだユーザーからの評価は高かったようです。
洗練された出目とテトラの絡み。
Bタイプならではの、ボーナス連打とツインBIGが絡む出玉感。
特に評価の高いサウンド。
など「マイナー機種にするには勿体なかった!」と言う声も多々ありますので、「隠れた名機」と、言ったところでしょうか。