こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第24弾、「デュエルドラゴン2&R」の登場です。
本編にも書きましたが、個人的超ラブマシーンとなるデュエル。
本当に大好きな台で、専業になってからも、何かと理由をつけて打ってました。
正直なところ、世間的な評価はそれ程でもなかったと思いますが、銀猿と、その周りの友人の間では、大盛り上がりしていた台です。
ご覧頂いている方々との温度差が大きいかもしれませんが、もし、一緒に盛り上がって頂けるなら、こんな嬉しい事はありません。
スペック
■メーカー
アルゼ(当時)
■発売時期
2000年2月
※デュエルドラゴン2
BIG | REG | 機械割 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/292.6 | 1/468.1 | 98% |
設定2 | 1/282.5 | 1/455.1 | 99.5% |
設定3 | 1/264.3 | 1/442.8 | 102.1% |
設定4 | 1/252.1 | 1/442.8 | 103.9% |
設定5 | 1/240.9 | 1/420.1 | 106.4% |
設定6 | 1/240.9 | 1/364.1 | 107.6% |
※デュエルドラゴンR
BIG | REG | 機械割 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/390.1 | 1/496.5 | 97.4% |
設定2 | 1/356.2 | 1/455.1 | 99.6% |
設定3 | 1/327.7 | 1/442.8 | 102.9% |
設定4 | 1/297.9 | 1/442.8 | 106.1% |
設定5 | 1/268.6 | 1/409.6 | 110.4% |
設定6 | 1/240.9 | 1/364.1 | 112% |
出典 777@Nifty様
基本仕様
アルゼ初の液晶搭載機としてリリースされたデュエルドラゴン。
本機には、オーソドックスなA-400タイプの「2」と、大量獲得仕様でA-500の「R」という二つのスペックがありました。
基本的なゲーム性や演出は同じで、相違点はボーナス確率と、BIG時の獲得枚数だけでした。
ちなみに「2」と「R」の見分け方は、筐体が銀色の方が「2」で、金色の方が「R」です。
三つの理由
同時期に、先日出てきたグランシエルがいたのですが、個人的に人気面では、グランシエルの方が圧倒していたと思います。
銀猿は両機種ともに大好きなんですが、デュエルは今イチ人気になりきれませんでした。
液晶搭載が敬遠された事もあったと思うのですが、それ以外にも三つのつの大きな理由があったと思います。
【一つ目はスペック】
クランキーコンドル以降のアルゼの各機種は、スペック的に甘い台が多く「設定1でも目押しが出来れば勝てる」機種や、そうでなくても、目押しと立ち回りで十分勝算が立つ台が多かったのですが、デュエルはそこまで甘くはなかった。
と、言うか「2」はそこまで甘くはなかったが正解で、「R」の方は十分甘い機種に分類されていたと思います。
ですが、「中段リプレイテンパイは外せない」という、大量獲得機として致命的な欠点がありました。
ですので、運が悪いと3回続けて中段リプレイを引いてしまい、大量獲得機なのにBIG一回360枚とかもあった訳です。
テンパイラインは制御で振り分けられる為、避けようがありませんでした。
当然、全ており込み済みでボーナス確率が設定されている訳ですが、自分の技術で勝ってきた自負がある世代には、理不尽に映った可能性が高いです。
【二つ目は操作性】
当然ですが、まだ液晶に慣れていないユーザーばかりでしたし、筐体写真で伝わるか分かりませんが、今と比べれば驚く程小さい液晶がボタン上部に配置されていますので、今までの筐体に慣れているユーザーにとっては非常に打ちにくい。
しかも、液晶を見てからリールを見てボタン止める行為にも慣れていないので、益々打ちにくい。
慣れれば全然問題ないのですが、その辺りの操作性の悪さも支持されなかった要因だったと思います。
【三つ目は演出】
アルゼ初の液晶搭載機でしたが、正直少し打った程度ではこの機種の面白さは伝わり辛かったと思います。
今まで、リール制御による多彩なリーチ目や、スベリ等がパチスロの「王道」として評価されてきた時代。
音やフラッシュによる演出が評価を得てきたと言っても、その歴史はまだまだ浅く、やっと市場に浸透し始めたところで、今度は液晶ですから、打つ前から敬遠されていた方もいらっしゃったでしょう。
また、興味を持って打った方でも、上記の操作性の違和感と、液晶演出とリール出目との意味が分からない時は、その面白さを掴み切れなかったと思います。
かく言う僕も、すぐにはその面白さを理解出来ず、初打ちから暫くは打つことがありませんでした。
面白さを教えてくれた
そんなデュエルドラゴンの面白さを教えてくれたのが、以前アステカの回に少し書いた、漫画「ダイオヘッド」でした。
パチスロパニック7に連載されていたこの漫画を読んでから、俄然デュエルドラゴンが面白くて仕方なくなりました。
一見しただけでは気づきにくい0確の存在。
液晶に停止する、何気ないアルファベットの色の意味。
Mr.Do(ミスタードゥと読みます)がモンスターと繰り広げるバトル発生時の対応役。
予告音の有無で変わる期待感(予告音が無い方が熱い場合があったりする!)
第2・第3停止で発生するフラッシュ。
液晶に停止する真ん中図柄のDo!の意味。
BIG成立ゲームにだけ停止する、変態的なリーチ目。
そして問答無用のレインボー!
多くは「法則崩れ」によるシンプルなものなんですが、コレがあの小さな液晶内で地味~に繰り広げられて、リール出目と絡む事で、飽きが来ないゲーム性を作り出していたんですよ!
※動画内ではしっかり小役狙いをしていませんが、液晶の場所や雰囲気を確認して頂ければと思います。
え~、長々と書いた割には、肝心要のデュエルの面白さを全然伝えれてないですが、今回は概要という事でご容赦願いたい。
・・・で、続きます。
僕がデュエルを語るのに一度じゃ無理です。
ご覧頂いてる方が、ついてきてくれるか大いに不安ですが、時代を彩った名機達デュエルドラゴン編#2に続きます!!