こんにちは!銀猿です。
今回は機種名鑑第122弾「荒野のマンボウ」の登場です。
世間一般的には、有名機種でも人気機種でもないと思われるマンボウ。
自身も、たった9回しか打ってないマンボウ。
マッハGOGOGOの方が、余程ファンが多いであろうマンボウ。
でも、良いんですっ!
個人的思い入れが大きいのは、この荒野のマンボウなのだから!
「マッハ書けやコラッ!」
と、言う声を華麗にスルーして、早速、マンボウを振り返っていきましょう!
基本情報
■メーカー
オリンピア
■発売時期
2003年10月
BIG | REG | 機械割 | |
---|---|---|---|
設定1 | 1/302 | 1/471 | 94% |
設定2 | 1/286 | 1/455 | 96.2% |
設定3 | 1/265 | 1/442 | 99.3% |
設定4 | 1/245 | 1/442 | 103.1% |
設定5 | 1/224 | 1/385 | 107.8% |
設定6 | 1/200 | 1/324 | 114.9% |
特徴
・「BIGのみ」のストック機
・REGは基本的に即放出
・それ行け!マンボウのリメイク版
・決闘ステージ
基本
まずは基本的なポイントから。
本機はストック機なのだが、ストックされるのは「BIG」のみで、REGはストックされない。
ストックされたBIGは「決闘ステージ」という、BIG放出特化ゾーンで、放出条件を満たすと揃える事が出来るようになる。
ゲームフローとしては、通常時はほぼ決闘ステージ待ち。
≒REG or チャンス目待ちとなる為、少々単調さは否めない。
良く言えば、メリハリが効いているゲーム性と言えなくもないが、個人的にはあまり好きなタイプではない。
同じように特化ゾーンがあるサンダーバードが大好きな訳だが、アチラは「ゲーム数解除+特化ゾーン」なので、通常時の演出が死ににくい。
この違いは、と~っても大きい。
決闘ステージ・突入
本機の「肝」となるのは、当然ながら「決闘ステージ」
ここに入らないと、後は天井以外ではほぼBIGが出てこないのだから当たり前。
突入条件は、
・内部リプレイ成立時
・ボーナス終了後
ボーナス終了後は説明不要だろう。
内部リプレイ成立時は、外からは分からないが、チャンス目が出る場合が多い。
特に、決闘ステージに当選している時の方が、チャンス目がが出やすくなっている為、チャンス目出現は熱い瞬間の一つとなる。
また、内部リプレイ成立からの決闘ステージへの突入率には設定差あり。
下記通り、高設定程突入率が高くなっている。
設定1 | 1/228 |
---|---|
設定2 | 1/211 |
設定3 | 1/199 |
設定4 | 1/177 |
設定5 | 1/160 |
設定6 | 1/144 |
決闘ステージ・内容
決闘ステージは、文字通り、マンボウが「敵」と闘うステージ。
その敵を倒す事が出来れば、めでたくBIG確定となる。
勝敗は、相手のHP(ヒットポイント)を先に0にした方が勝ちとなる。
マンボウからの攻撃は、リプレイ以外の「役成立」でダメージを与える事が出来る。
ベル→1ポイント
スイカ→3ポイント
チェリー→5ポイント
REG→5ポイント
純ハズレ→5ポイント
レア役になる程相手に与えるダメージが大きくなる。
相手からの攻撃は単純に逆で、何も引けない時の1/5でダメージを受ける事になる。
決闘ステージ・HP
決闘ステージにおいて、敵のHPが最初から少ない場合がある。(基本は5ポイント)
当然、HPが少なければ、勝つ確率が高くなる=BIG放出の可能性が高くなる訳だから、熱くなる。
1.REG後
REGを引いた後の決闘ステージでは、敵のHPが少ない状態でスタートする。
残り4 90.0%
残り3 8.8%
残り2 1.1%
殆どの場合はHP4からだが、HP3は、一日打てば2回程度はお目にかかれるレベル。
2.バットタンゴに勝利
敵キャラの中に「バットタンゴ」なるキャラがいる。
このバットタンゴに勝利する事が出来ると、次回から「決闘に負けるまで」ずっと、敵のHPが2からスタートする!
HP2だからね!
ベル2回で勝利確定!
激熱なのは間違いないが、このバットタンゴ。
そもそも出現率が低い。
まず、ボーナス終了後の決闘ステージにしか出てこないので、チャンス目経由からはノーチャンス。
そして、出現率自体も、設定1で1/9.36。
設定6で1/7.28と、他のキャラより低くなっている。
「バットタンゴに勝利」すれば「次回から」敵のHPが2になる訳なので、バットタンゴ自体のHPは5ポイント満タン出てくる。
なので、千載一遇のチャンスを、モノに出来るかどうかが、運命の別れ道となる。
立ち回り
設定狙い・・・は、厳しいだろう。
バットタンゴの出現率は、頻度が低い上に、差も大きくないので使えない。
後は、通常時からの決闘ステージへの突入率だが、コレは「上か下か」の判断程度には使える。
なので、その他の要素と絡めて判断する必要がるのだが、そもそもの機械割もそれ程高くない。
と、言う事で、ハイエナに活路を見出したいのだが、天井が1,400と深い。
しかも、決闘ステージ中のゲーム数がカウントされないときたもんだ。
なかなか、狙いどころが難しい機種だった。
思い出
それ程好きなゲーム性でもなく、狙いどころがない機種にも関わらず強く印象に残っているのは、ハイエナ一撃で万枚近くを出したからなのだが、この時の出方もなかなかドラマティック。
天井ハイエナで打ち始めたのだが、程なくREG。
REG後の決闘ステージで運良くBIGを射止めると、何と、BIG後の決闘ステージでバットタンゴが登場!
テンションだだ上がりでレバー叩いていくが、何も引けずに、自身のHPが残り後1つに。
「やっぱり簡単には勝てないかぁ~」
と、諦めかけていると、左リールにチェリーがドスンっ!
一撃でバットタンゴを倒してしまった。
バットタンゴを逆転で倒した事も凄かったのだが、その後の連チャンも凄かった。
理論値5連のところ、20連超える連チャンを炸裂させたのである!
北斗の20連でも凄いのに、Aタイプで20連以上だからね!
そりゃあ、深く、強く印象に残って当然でしょ?
ガチだからだが、初BIGまでが遠い。
それは仕方ないにしても、スイカをこぼすのは勘弁して欲しい。