こんにちは!銀猿です。
今回は、少し前に取り上げた「減算値判別」の実際の手順を説明したいと思います。
今更何の役にも立たない事は理論編同様ですが、当時の専業者やパチスロ上級者は「こんな事をしてたのかぁ~」とか、何か見た事があったけど「アレが減算値判別だったのかぁ~」と、思って頂ければと思います。
BIGを引く
詳しい内容は前回の理論編をご覧頂くとして、まずは小役カウンターの位置を把握しなければなりません。
小役カウンターの数値は、常に上下していますが、必ず「0」になる時があります。
それが「設定変更後」と「BIG終了後」です。
設定変更後かどうかは、基本的に分からないですし、世に言う「ガックン」などで「設定変更濃厚」だと思えても「確証」は得られないので、僕は無視していましたが、「絶対」と言える状況であれば、朝イチから以下の判別手順を行う事は可能だったでしょう。
ただ、現実的なのは「BIG終了後」となりますから、まずはBIGを引く事から始まります。
手順
1.BIG終了後にクレジット(以下:CR)を落とす
2.コインを32枚投入=この時CR表示は29
3.そのまま1プレイ消化
4.コインを9枚手に持ち、「2枚手入れ+1枚BET」で4プレイ消化、最後に「1枚手入れ+2枚BET」で1プレイを消化。
5.コインを11枚手に持ち、「2枚手入れ+1枚BET」で5プレイ消化、最後に「1枚手入れ+2枚BET」で1プレイを消化。
6.以後手順5を繰り返す
7.24プレイ以降で、リール回転時のCR表示が30の時が判別プレイ。
また、60プレイ以降は、表示が29の時、90プレイ以降は、表示が28の時も判別プレイ。
※プレイ数は、全てリプレイを除く
判別対象小役は風鈴と氷(風鈴の方が価値が高い)で、対象小役の揃う確率が15%以上で設定5以上濃厚となり、5%以下で設定4以下濃厚となる。
成立小役 | 低確率 | 高確率 |
---|---|---|
風鈴(10枚) | 1/72 | 1/7.9 |
氷(15枚) | 1/71 | 1/25 |
以下、補足説明致します。
■1.クレジットを落とす
BIG終了後にクレジットを落とします。
特に難しくありません、左にある赤いボタンを押すだけです。
■2.コインを32枚投入
この枚数に特に決まりはありません。
この後、小役の枚数調整を行いながら打っていくのですが、その際「多過ぎず、少な過ぎない」枚数であれば何枚でもOKです。
雑誌に載っていたのが32枚だったので、ここでは32枚とします。
■4・5.手持ち
実際にコインを手に9枚持ちます。
そして、2枚コインを手で入れて、BETボタン(MAX BETでOK)を1回押します。(この時CR表示は28)
これを4回繰り返すと、最後手元に1枚コインが残るので(9-2×4=1)、最後の1枚を手で入れて、BETボタンを押します。
5.の11枚手持ちも同様で、「2枚入れてBETボタンを押す」が、4回ではなく5回に増えるだけです。
■7.判別プレイ
上記の通りですが、リール回転時=レバーを叩いた時と考えて貰ってもOKです。
その他
・判別結果の判断基準は人それぞれでしたが、僕は判別プレイ30回で、風鈴が3回以上揃えば合格としていました。
氷は補足程度に捉えており、あくまで風鈴の出現回数優先でした。
30回で風鈴1回・氷2回など、微妙な時はもう10回程度サンプルを増やすまで打ってました。
・減算値判別を行っている際は、わざと小役を外して枚数調整する必要があります。
上記手順であれば、30枚付近をウロウロする様に打ちます。
万が一クレジットがオーバーしても、続行は可能です。
・REGを引くとやや面倒ですが、続行可能です。
ややこしくなるので詳細は割愛しますが、減算値判別中においてREGは「15枚小役です」
・クレッジットを落とさなくても減算値判別は可能です。
スタート地点のやり方が少々変わりますが、途中からは同じ手順となります。
(僕は、落とさない方法を知ってからは、落とさなくなりました)
まとめ
如何だったでしょうか?
分かりにくい点もあったかと思いますが、上記の様な手順で設定判別が可能でした。
花火以外の機種でも基本的には同様の手順で行えます。
違うのは「手持ち枚数」と「判別対象小役」だけです。
初めは戸惑ったり、間違ったりする事もありますが、覚えてしまえば、コレ程強力な武器はありませんでした。
減算値判別は、目の前の台の設定を判別出来る事が最大の利点ですが、それ以外にも活用方法がありました。
その活用方法は、今後の稼働回顧録の方で順次紹介していこうと思います。
前回に引き続き、読みづらい箇所もあったかとは思いますが、最後までご覧頂きありがとうございました。