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前回。

キンパルでまさかの万枚を達成。

BIG50回の大台を記録し、12,000枚オーバーの爆勝。

狙った台が設定6だった上、万枚到達とあらば、言う事なしの一日であった。

そんな「完璧」な稼働の翌日。

ここで緩んでしまうと、勝利の女神様にソッポを向かれてしまう気がする。

淡々と期待値を積む、専業者らしいスロットを打たねばならない。

では、第523話をご覧ください。

 

 

テル

 

 

8月14日

万枚明けの今日の稼働は、以前のマイホであるファースト店から。

当然ながらイベント開催日。

昨日は昨日。

今日は今日として、コツコツ期待値を求めに行く。

少しの間やってきていた「軍団」はすっかり姿を見せなくなった。

お陰で、花火に漏れる事はない。

この日も花火は余裕で座れる状況。

但し、昨日閉店時間までラッキー店で打っていた為、下見が出来ていない。

ナンバーランプをパッパッと確認して一台を選び、データ機器本体を確認しに向かう。

データを確認したところ、設定5が入ると予想される候補台は三台。

うち一台は自分が既に抑えている台だが、本命と思われる台は別の台。

急いで花火のシマへ戻り、本命台を抑えに行く。

が。

残念ながら本命と目される台は、既に取られてしまっていた。

仕方あるまい。

最初に抑えた台も十分可能性はあるので、まずはこの台から打診してみる。

打ち始めて3K。

早速BIGが降臨。

少々顔が歪む。

何故なら、当たったのは取り損ねた本命台の方だから。

勿論、自分が打っていた場合、3KでBIGが引けたとは限らない。

そんな事が言いたい訳ではない。

「早いBIG ≒ 高設定」の図式が、脳に浮かんだからである。

本命台を打っているのは、恐らくは同業者であり、減算値判別の使い手。

台をヤメなければ、アチラが当たりだろう。

背中の本命台の動向を気にしていると・・・ヤメたっ!

BIG終了後200ゲーム程で席を離れ、別の台に移動した。

コレはもう、設定4以下濃厚だ。

だとすれば、俄然、自分の台に期待が高まる。

だが。

なかなかBIGが引けない。

昨日、終日128ゲームを一度も超えなかったせいか、初ボーナスであるREGを200ゲーム過ぎに引いているのに、随分ハマッている感覚になっている。

人間の感覚とは恐ろしい。

初BIGは、都合400ゲームを超えた辺り。

朝イチからハマると、判別の落ちる確率が著しく低下する(銀猿調べ)のだが、それは「ストレート」でハマッた場合。

今日のように、REGを三発も引いている時は、例外として考えられる。

そんな、自身の経験上とは言え、自分勝手な「感覚」を持ちながら判別してみると・・・。

ホラッ!

揃うじゃんっ!

風鈴がっ!

勿の論判別プレイでっ!

何と何と。

朝イチの運にも恵まれ、いともアッサリ設定5をゲットである。

昨日は一台目でキンパルの設定6。

今日は一台目で花火の設定5。

いやはや文句なしである。

「この勢いに乗って、今日は花火で万枚かぁ~」

と、BE-BOP HIGHSCHOLに出てくる、城東工業のテルのような口調になり調子に乗っていると、何て事はない。

この日のドンちゃんはご機嫌ナナメ。

朝イチのBIG間400ハマリを皮切りに、中ハマリのオンパレード。

一応は、ハマリ明けに少し連チャンしれくる為、追い銭はせずに済んでいるが、厳しい展開。

昨日とは打って変わって、ヒキの弱さに苦しめられる事になる。

当然、どんなに苦しくても、途中で投げ出したりはしない訳だが、しんどい事はしんどい。

結局、最終最後までギアは上がらずじまいのまま閉店終了。

何とか負けは免れはしたが、超絶消化不良に終わってしまった。

まぁ、高設定をツモって終日回した事に意味がある訳で、結果は致し方ないところ。

今日は、連日高設定を奪取出来た事に満足しておく事にする。

 

 

店舗 機種 収支
ファースト 花火 +5K

 

 

小計 月間計
+5K +303K

 

 

第524話に続く

 

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